きみといっしょに。〜死別。旦那が突然死にました〜

突然天国に行ってしまった旦那のまーくん、そして残された子供達と私の物語。

雨漏り

だいぶ前のコロナ自粛が始まる前の話です。(投稿の機会を無くしてしまって…)ある雨風の強い日ゆーくんが雨が入ってきてるよ!と教えてくれました。え!?窓開いてたかな!?と確認しに行くと窓はきっちりしまっていて窓の内側のサッシから水が滴り落ちてきてます。ポタッ ...

だいぶ前のコロナ自粛が始まる前の話です。
(投稿の機会を無くしてしまって…)

ある雨風の強い日
ゆーくんが雨が入ってきてるよ!
と教えてくれました


え!?
窓開いてたかな!?と
確認しに行くと

窓はきっちりしまっていて
窓の内側のサッシから水が滴り落ちてきてます。

ポタッポタッと一定のリズムで上から落ちてくる。



そう
それは

THE・A・MA・MO・RI〜!
 


ここで驚くのは
全然動揺しなくて、何とも思わなかったんですよね。


建てて6年のまだ新しい家

ローコスト住宅だから
手を抜かれたか?欠陥住宅か?
と思ったけど焦らなかった。

建っちゃったもんは仕方ない。
粛々と対処していくのみです。

20200528_1


そう自然と思った。
建てた会社への憤りとか
かかる費用とか
今後の不安とかを考えて
心臓バクバクなんて全くしなかった。


起こってしまったことは
起こってしまったことで

そこに文句や不満を抱いても
何も状況は変わらない。

大事なのはそこからどうするかってこと。



そしてやっぱり

命の問題に比べると
ほんの些細なことでしかない。


家に雨漏ってるんだよ?
決して些細なことじゃない。笑



数日後業者さんが来て
見てもらうと


「解決策はなく
仕方のないこと」


らしいです。



はぁぁあ!?

20200528_2



説明は難しいのでざっくり言うと
家の内部の問題ではなく

いわゆる外側とされる部分が
本来なら重力で水が落ちたり乾燥したりするものの
あまりの強風で圧力がかかって
水の行き場がなく溜まってしまい
そこから沁みてきたのだろうと。

沁み出た場所もサッシの外側の部分とされるところで
(たとえ窓の内側であろうと)
そこから水が出ても下部に水が逃げるところがあるから
問題ないと。

施工も問題ないし
サッシメーカーもそういう作りをしている。



いやいやいや!
理屈はわかるし、そういうもんなのかもしれないけど
台風来るごとに家に雨入ってきたら困るでしょ!

外側って言っても
完全に家の中でしょ。
と笑いながらツッコミます。

20200528_3



さぁ、この話が本当なのか嘘なのかもわからない素人の私。


救いを求めたのは
セカンドハウスを施工していただいた
木下工務店さんの現場監督さん。

完全に関係のない家の話だけど
ちゃんと聞いてくれるって確信してました。
そして施工には今や絶対の信頼を寄せてます。


少し前に来てやっていただいた
定期メンテナンス検査でも
私はまだちゃんと使えてないから不具合も把握しておらず
なので何の要望も文句も言ってないのに

きっちり検査して
直すべきところはチャチャっと直したり業者手配してくれたりと
もう完全に信頼してます。



そんな建築のプロに状況を聞くことができた。


電話越しの説明にもかかわらず
ありえる状況を全て教えてくれて

言ってることも、雨漏り見に来てくれた人とそんなに違いはないし

最終結論的には
まぁ有り得なくはないと。
限りなく稀なケースだけど。


ということで
有り得てしまう稀なケースに入ったと思って
納得しました。


ま、サッシから水が入ってくるくらいじゃ死なんさ。



見に来てくれた業者の方とも
大問題になりそうなものの
終始和やかムードでした。

20200528_4


本当に色々動じなくなったと痛感。


目くじらを立てることも
イライラすることも無くなった
(あ、子育ては別で!笑)

世の中への不満なんて思いつきません。
穏やかな心情が大半の人生。


不平不満を持ち
文句ばっかり言って
生きなくてすむようになった。

今あるものだけがありがたい。


幸せな生き方が出来てきそうです。


20200528_5


↓長い自宅自粛中も、とんでもなく平穏。

 
●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

※コメント返信をしばらくお休みします。
『せせらぎの部屋』ではコメント返信します。
20191204_5

 クリック蘭


  ↓応援ポチッといただけると嬉しいです。
 にほんブログ村 家族ブログ 死別へ


  ↓LINEで読者登録。

blogreader_201903_2