きみといっしょに。〜死別。旦那が突然死にました〜

突然天国に行ってしまった旦那のまーくん、そして残された子供達と私の物語。

運動会

次男のしーちゃん(4歳)の運動会でした。年中さん。まーくんが死んだのは長男けーくんが年少の時。しーちゃんは保育園に入った年。まーくんが死んだ年、いなくなった8月から時をそんなに経たずして保育園の運動会があって泣きながら参加しました。 それから運動会は小学校 ...

次男のしーちゃん(4歳)の運動会でした。
年中さん。


まーくんが死んだのは
長男けーくんが年少の時。しーちゃんは保育園に入った年。

まーくんが死んだ年、いなくなった8月から
時をそんなに経たずして保育園の運動会があって
泣きながら参加しました。 


それから運動会は
小学校に上がったけーくんのを含めて4回やっています。

上の子ということもあって
基本的にどの時もけーくんメイン。

しーちゃんは幼いこともあって
わちゃわちゃとおまけって感じでした。 



今年、保育園の運動会はしーちゃんのみ
けーくんと応援に行こうと思っていたけど
突然熱でダウンのけーくん。

居候高校生ゆーくんに見ていてもらって (本当ゆーくんがいてくれて良かった)
しーちゃんと二人だけで運動会に向かいます。





しーちゃんと二人。


思えばどの運動会もけーくんをメインに見てた。

今日、けーくんは来てもないから、
しーちゃんだけを見つめよう。そう思いました。


コロナなご時世ということもあって
子供たちはクラスで集まらずに基本的に親と一緒にいます。

ずっと隣にいるしーちゃん。

一緒に親子体操している時も
本当楽しそうにずっと笑ってる。

掛け替えのない時間だなと
それだけで泣きそうになりました。

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まーくんが死んだ時
まだ1歳だったしーちゃんが
来年はいつの間にか保育園で最年長になります。


こんなに大きくなった。 

こんなに大きくなったんだね。 



一人で写真や動画を撮りに走り回り
しーちゃんに手を振る。
キョロキョロと私を探し
笑顔で応えるしーちゃん。

二人の間に流れる時間。
20201027_4


そんな中
しーちゃんのクラスの家族を見ていると
胸がキュッとなります。


お父さん達が仲が良く、『家族』の印象が強いから。 


けーくんの時は
入園してからしばらく経って
まーくんが死んだということもあって

まーくんのことを知ってくれている人も多く
子供達のこともお母さんのことも良く知っていたし
まーくんが死んだことも皆んな知っている。
助けてくれようとしていました。

でも、しーちゃんのクラスは
もう親睦を深めるとか、そういう状態じゃなくて
ただ、淡々と通うのが精一杯な日々だった。



そこにきて、『お父さん』が見えるクラス。

運動会でも、並んでいる、楽しそうに話している父親達を見て

いて欲しかったのに
いたかっただろうに 

それでも、まーくんだけが世界から消えてしまった。

いたらこうだっただろう
他のお父さんと話をして大笑いしてただろう姿を想像して

その切なさがたまらなかった。



楽しそうにはしゃぐしーちゃんを抱き上げ

この子には、『お父さん』の欠片も思い出がないのだと 
お父さんというものがどういうものか
少しも分からないのだと

20201027_2
それもたまらなく切なかった。



足の速いしーちゃんは
毎日、保育園の送迎時、自転車で10分ほどの距離を
走っています。

そのおかげか
トップバッターのリレーは一番で駆け抜け
人数帳尻合わせで、二回も走りました。


ダンスも楽しそうに
きっちり踊り切りました。



こんなに大きくなったんだよ。 

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いつだかスピリチュアルな人に聞いた
まーくんのしーちゃんへの想い


「本当にごめん。ごめんね。
何一つやってあげられなかった。
何一つ思い出すら作ってあげられなかった。」



『まーくん』と『しーちゃん』
 その印象はほとんどない。

赤ちゃんだったこともあり
しーちゃんの担当は私。

手を借りることはほとんどなかった。
その間のけーくんを見るのが、まーくんの役目。


本当に本当に思い出が限りなく無い。 


私が一人で育てたと言える子。
そう言えるしーちゃん。
お父さんのいないしーちゃん。

いつの間にかこんなに大きくなって 
たくましくなって。


しーちゃんだけを見つめられる貴重な時間でした。 



その後、しーちゃんもダウンして
翌日は仕事をしている私の傍で二人で仲良く眠っています。

トントンと背中をさすりながら
割と号泣しました。


お父さんのいない子達
死んでしまったまーくん
全部を背負って残された私



なんだかとっても感傷的になってしまった。
本のレビューを読んだからかもしません。


最初は全部読んでいたけど
最近は星5つのものしか読んでいません。

批判的なものはやっぱり気が滅入るし
どうにも私自身を批判しているものが多いような気がして(最近は見てないけど)

この現実に対峙してない人が
何言えるねん!と反発心も生まれるので
読まないようにしました。


大切な人が突然死んだ辛さ。
心情と現状の辛さ。

残されても生きていかなくてはいけない辛さ。
それでも子供達を幸せにしてしないとと思う覚悟。

分かってくれる人だけ分かってくれればいい。
伝わる人にだけ伝わればいい。



そして分かってくれる人
私の想いが伝わった人のレビューが心を少し温かくしてくれる。




成長をゆっくり見守っていこう。

ひとまずこの日は
家から出ずにゆっくり過ごしました。


二人同時に体調を崩すことは珍しく
どちらの送りも迎えもない貴重な日。
ずっとパジャマでゴロゴロして
昼寝もたっぷりと。

私にもご褒美な、とっても素敵な時間でした。

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↓けーくんの初めての小学校での運動会はずっと号泣


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まーくんが死んで沢山泣きました。どの行事にもイベントにも泣いて他の家族や夫婦を見てはひたすら泣きました。そんな一年をもう3周もして周りを見て、自分を悲観して泣くことはなくなりました。もう、他の家族が気になる時期は過ぎた。だから、保育園の卒園式を最後に小学校 ...

まーくんが死んで沢山泣きました。


どの行事にもイベントにも泣いて
他の家族や夫婦を見ては
ひたすら泣きました。


そんな一年を
もう3周もして
周りを見て、自分を悲観して
泣くことはなくなりました。





もう、他の家族が気になる時期は過ぎた。
だから、保育園の卒園式を最後に
小学校の入学式に涙は出ませんでした。



だから油断してた。

けーくんの初めての小学校の運動会。

先に出たけーくんを見送り
しーちゃんと二人で小学校に向かう。

楽しくおしゃべりしながら
そしてプツッと何かが切れたように
ある瞬間から
涙が止まらなくなった。

悲しいとも
寂しいとも考えてなかったのに
急にとめどなく溢れてくる。

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『涙が出る時は死者がそばにいる時』


まーくんも来てるのかな
けーくんの初めての小学校の運動会に

そう考えたら余計に出てきましたよね。



というわけで
終わるまでずっと泣いていました。

他の家族に対して悲観したわけじゃない。
羨ましかったわけでも、悲しかったわけでもない。


成長したけーくんの
成長していくけーくんの姿に

それを見れなかったまーくんの想いに

ただひたすら涙が流れました。


シートを広げ
座った席には
私としーちゃんの二人だけ。

二人でけーくんに手を振り声援を送ります。



けーくんは
一番端の一番前で
私達の席からの超ベストポジション。

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50メートル走の時
スタート地点を撮ろうか
ゴール地点を撮ろうか
迷いに迷って(私しかいないから)
スタートを撮ることにしました。


ゴールする姿より
走っていく『始まり』を撮ろうと。

終わりなんて見なくていい。
走っていくことが大事なんだと
ただの50メートル走に必要以上に深い意味を持たせて。
 



にしても

小学校の運動会が見れないなんて!!
死ぬの早すぎやしないかい!?

やりたいこといっぱいあったよ。
行きたいとこいっぱいあったよ。


一緒に応援したかったよ。
一緒に成長を喜びたかった。




一緒に育てたかった。








一緒に生きたかった。






大事なのは『終わり』じゃない。


『始まり』



あの日、まーくんが死んだ日

全てが終わったんじゃない。

何かが始まったんだ。



人とは違う家族の形で
人が見れない景色を見ながら
駆け出していく人生が始まったんだ。



まーくんはずっと横で手を振り応援してる。
…に、違いない。

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ちなみにけーくんは
50メートル走、一位でした!

思いの外に運動能力があった!



そしてけーくんが並んでいる姿を見て
「あれ?背の順?けーくん一番…小さい?」
と気づき、けーくんに背の順だったか聞いたら

「ちゃんと並んだよ!」(得意気)

と、やっぱりチグハグな回答を繰り出してきました。



どう育っていくのか
横で応援しながら
見守ってくれよ。

お父さん。


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↓忘れていたけど、去年はやばかったっぽい…


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子供達の保育園の運動会前日体調がすこぶる悪く悪寒がして節々が痛かったです。「前日で良かった」なんてこんな時にもラッキーを探し呑気なことを考えていましたが一向に夜になっても体調が回復する気配がない。夜にうっかりまーくんの動画を見てしまって(子供達が見ていて ...

子供達の保育園の運動会前日
体調がすこぶる悪く
悪寒がして節々が痛かったです。

「前日で良かった」なんて
こんな時にもラッキーを探し
呑気なことを考えていましたが
一向に夜になっても体調が回復する気配がない。



夜にうっかりまーくんの動画を見てしまって
(子供達が見ていて)

体調不良の時ほど
ダメージを受けることはありません。


一緒に運動会に行く人も
この体調の悪さを気にしてくれる人も
看病してくれる人もいないんだと思い

別件でワーワー泣いているしーちゃんと
同じ大きさの声でワーワー泣きました。

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さっと私の頭を自分の方に寄せ
抱きしめてくれるけーくん。 
けーくんの胸でワンワン泣きました。 
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翌朝5時、起きても体調は戻らず
まだ横になっていたいけど
弁当を楽しみにしている子供達の期待を裏切るわけにもいかず

体調が悪いこともあり
時間がかかるだろうと
そのまま二度寝せずにキッチンに立ち弁当を作る。 


20191107_3


運動会の時間になる頃には
体調も若干持ち直し
子供達と運動会へ。



運動会にはおじいちゃんも来てくれます。
親子体操があるので
私一人じゃまかないきれない。
どちらかが悲しい思いをするので
それは避けたいと来てもらいました。

基本的に具合が悪かったので
あまり集中できずに運動会は終了。



けーくんの騎馬戦の馬を買って出てくれた父には感謝です。
65歳の男性と35歳の女性。
どちらが馬としては適任なんでしょうね。
まぁ、今回は具合がすこぶる悪かったのでありがたく申し出を受けました。



家に帰ってから
父は「無理するなよ」と言い残し帰って行き

「無理しないでやっていく方法を教えてほしい」などと
可愛くない事を言ってしまう私。



父が帰った後
子供達に「お風呂に早く入ってしまおう」と言いつつ
具合の悪さにベッドに転がり
そのまま意識を失いました。(ただの昼寝。笑)

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「マリオ(youtube)見ていーい?」
と声がして、ハッと目を覚ますと
髪の毛の濡れてるけーくん。

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なんと二人でお風呂に入っていた様子。
どこまで洗えたかなんてわかりません。

けれど、私を寝かせてくれたまま
「お風呂、お風呂…」と呟いていたのを聞いていて
二人でやることをちゃんと終わらせて
やりたいことを聞いてきたことに感動。

部屋を見ると、その前まで散らかりに散らかった部屋が片付いていて
掃除機までかけられていました。



『母が出来てないと子は育つ』を実感。


具合が悪かったからこそ
見ることのできた成長でした。(ラッキー症候群継続中)


 後々、「頭は濡らしただけなの」とカミングアウトしたけーくんに
それでも濡らしただけえらい!と褒め称え
色々な成長を感じた、けーくん保育園最後の運動会の日でした。


しーちゃんも去年までは
足元べったりマンだったのに
「けーくんの写真撮ってくるね」と言うと
レジャーシートの上に一人待っていることが出来ました。

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子は成長しますね。


私も具合が悪いと
いつも以上に口が出せず(気力がなく)
いい感じに自主性に任せることができます。

これくらいの距離感で見守っていけばいいのかと
学べた日でもありました。
やっぱり具合悪くて良かったんだ!(やっぱりラッキー症候群。笑)


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↓まーくん死後、始めての運動会はずっと泣いていました。大分強くなった。


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  ↓旦那が死んで買い物魔と化した私の買ったもの。
   どんどん増えていくでしょう。

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