父親のいない子の何気ない切なさ
夜私がお父さんに会いたいと寂しそうにしているとしーちゃんが優しく声をかけてくれました。「お母さんのお友達のお父さんしーちゃんのお家にいるよー!」(あ、しーちゃんのお家というのは架空のしーちゃんのお家です。三階建らしい。笑) それは私が喜ぶと思って言って ...
夜
私がお父さんに会いたいと
寂しそうにしていると
しーちゃんが優しく声をかけてくれました。
「お母さんのお友達のお父さん
しーちゃんのお家にいるよー!」
(あ、しーちゃんのお家というのは
架空のしーちゃんのお家です。
三階建らしい。笑)
三階建らしい。笑)
それは
私が喜ぶと思って言っている言葉。
しーちゃんにはそれが
自分も嬉しいことだとは知らない。
それがたまらなく切なかった。
それがたまらなく切なかった。
お父さんという存在は自分には関係なくて
私の友達と思っていること。
しーちゃんの中の家族には
私とけーくんとしーちゃんしかいないこと。
当時1歳だったしーちゃんには
思い出がカケラもない。
そしてふと
「しーちゃん
おとうさんに
会いたかったな」
と言うことが増えました。
端的で破壊力抜群。
「しーちゃん
おとうさんに
会いたかったな」
と言うことが増えました。
端的で破壊力抜群。
事実として会ってはいるけど
記憶としては会ってない。
会いたかったよね。
一つくらい思い出が欲しかったよね。
一つもないお父さんとの思い出。
『死んでいない』ということを
どう捉えていくんだろう。
死ぬということをどう考えるのだろう。
大人ですら受け止めきれない現実を
父親のいない人生をどう受け止めていくのだろう。
『人の生死』なんて深いテーマ。
人生における最大の教えを
まーくんは残していった。
せめてこの出来事が
子供達の人生に功を奏しますように。
幸せを感じる人生でありますように。
そうさせてあげられますように。
↓それでも、私が出来ることなんてほんの少し。
●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら↓それでも、私が出来ることなんてほんの少し。
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