きみといっしょに。〜死別。旦那が突然死にました〜

突然天国に行ってしまった旦那のまーくん、そして残された子供達と私の物語。

向き合う

しーちゃんが入院している間付き添い宿泊を病院でする時もあるのでけーくんはショートステイを利用していました。それでも数日は一緒に過ごすこともあり『けーくんと二人だけの生活』を初めて味わいました。けーくんが生まれた頃はまーくんがいた。まーくんが死んだ頃にはし ...

しーちゃんが入院している間
付き添い宿泊を病院でする時もあるので
けーくんはショートステイを利用していました。


それでも数日は一緒に過ごすこともあり

『けーくんと二人だけの生活』

を初めて味わいました。

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けーくんが生まれた頃はまーくんがいた。
まーくんが死んだ頃にはしーちゃんがいた。


時たま二人で過ごす時間はありましたが
お風呂も就寝も朝ごはんも二人きり。
そんな時間は初めて。


しーちゃんがいないだけで
やる事もケンカも減って
楽は楽だったかもしれませんが

ただ寂しかった。



それはけーくんも。



「しーちゃんいたらな」を時たま口にするけーくん。
私と話す以外は静けさ溢れる室内。

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あんなに小さいのに
なんと存在の大きいことか。


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それでも、けーくんとがっつり向き合うことができて
日頃なら見過ごしてしまいそうな優しさも逞しさも
ちゃんと気づくことができました。



この子は
ちゃんと見て
考えて
思いやりが溢れてる。

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それを日々の忙しさと
注意を向ける時はケンカの時だったりと
ちゃんと見てあげられていなかった。

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世話する人数が増えると
必然的に一人にかける時間が減ってしまう。
それは仕方ないことだけど
たまにはちゃんと見る事も大切ですね。

ちゃんと目を向け
話を聞き
時間を使う

心が満たされて
余計に優しさが溢れてる。

けーくんは大丈夫だ。
そう思いました。
何が大丈夫かは分かりませんが
そう思いました。

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こんな時間が作れて良かった。

新たな気持ちで子供を見ることができた。

5歳となりゃ対等な一人の人間だなと。



子供が一人のシングルの親御さんは
きっとすごく関係が密だろうな。

兄弟児がいない寂しさはあるかもしれないけど
こんなに真っ直ぐにお互いを見ながら生きていくのも素敵なことだなと思いました。



一方しーちゃん。
病院で新しいシールや塗り絵やらをあげるたびに
「けーくんに見せたい!」と。

うちの子たちはケンカもするけど
両想いの様です。


そしてやっぱり
いたもの、あったものが無くなるという寂しさは如何ともしがたいものですね。

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