きみといっしょに。〜死別。旦那が突然死にました〜

突然天国に行ってしまった旦那のまーくん、そして残された子供達と私の物語。

別れ

春、別れの季節。けーくんは卒園して多くの友達と先生と別れます。園に残ってるしーちゃんでも沢山の先生が異動や辞めていく。療育センターの友達とも先生ともお別れショートステイを面倒見てくれて親身になってくれ大変お世話になった保健師さんも異動。沢山の別れがある季 ...

春、別れの季節。

けーくんは卒園して
多くの友達と先生と別れます。

園に残ってるしーちゃんでも
沢山の先生が異動や辞めていく。


療育センターの友達とも先生ともお別れ
ショートステイを面倒見てくれて
親身になってくれ大変お世話になった保健師さんも異動。


沢山の別れがある季節。




人はいつか死ぬ覚悟を持って
それが子供達でも不思議ではないと思って生きてます。



別れはいつか絶対に訪れる。


どんなに大切であろうと
どれだけ一緒にいたいと思っても
必ず別れる日が来る。


子供でも、親でも、友でも
かけがえのない誰かでも
人生で一番愛した人でも

それを避けることはできなくて
別れてしまっても
自分は自分の人生を歩いていかないといけない。

20200328_1



人が生きることは『息づく』ことだと話したことがあります。


誰と別れても
その人と交えた時間は
自分の中に残り
小さな色をつけてくれる。

その色を自分に混ぜて
また誰かにその色を渡す。


どんな出会いでも
出会えたことには意味があり

別れてしまってもそれは消えない。




そうは思っても

これから先
どれだけの別れが待っているのでしょう。

心を引き裂く別れがまた待ってるかもしれない。


誰と一緒にいても
結局は一人です。
自分で対峙していくしかない。




それでも

それを繰り返し

いつか死ぬその時まで
色を混ぜ続ける。



必ずくる別れを分かっているのに…


それが切なくてならない。
分かっている結末を考えずにはいられない。



それでも生きていく。
別れの世界で何度も別れを繰り返し



また



誰かと出会いながら。


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↓節目の季節は感慨深い


●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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実家で飼っているワンコが癌になりました。実家はワンちゃん教です。旦那が死んだばかりの我が娘の「家に来て欲しい」を「犬の散歩がある」と断るくらいです。家族であることは変わりないし愛情たっぷり注ぐのもいいことだけど「もうちょっと放っておいてもいいんじゃない? ...

実家で飼っているワンコが癌になりました。


実家はワンちゃん教です。

旦那が死んだばかりの我が娘の
「家に来て欲しい」を
「犬の散歩がある」と断るくらいです。


家族であることは変わりないし
愛情たっぷり注ぐのもいいことだけど
「もうちょっと放っておいてもいいんじゃない?」と思うくらい。


癌になったワンコは
14歳の老犬ヨークシャテリアの女の子。

実家にいる4匹の内
1番始めに家に来た子。

寝床に血が付くようになって
おかしいなと思いつつも
原因が分からず
判明した時は時すでに遅し

顔の癌に侵されていて
頭の中は腫瘍でパンパン
骨も溶けていると。
もういつ死んでも仕方ない状態だと。


その知らせを聞いて
生きているうちに会いたいと
会いに行ったら
突然に恐ろしいほどに衰弱していました。
足がもつれて、息が苦しそうで

この前会った時は普通に元気だったのに…。

20190511_1_1



命はいつなくなるか分かりません。
いつ病気になるか
いつ事故に遭うか


もう会えないかもしれない
触れることができないかもしれない
これからの生活にこの子はいないんだ。

一緒に暮らしてはないですが
私にとっても可愛い子なので涙が出ました。



それでも私は、すぐに自分の生活に戻ります。

目を逸らすのは簡単
時折考えて泣いて
「悲しいな」「寂しいな」と思うだけ。


でも、一緒に暮らす家族は違う。


現実を受け入れて飲み込んで
涙を滲ませながら
「早く死んだ方がいい」
と話す母。

長く生きていて欲しいに決まってるのに
それには過酷な状況がつきまとう。
安楽死も視野に入れています。


「長く生きたよ。」
「病気が見つからなかったのも運命だよ」
「どんな状態でも命ある限り生きて欲しい」


それがどんだけ正しかったとろうと
楽にしてあげようと思っても
言うべき言葉ではない

大事なのは
自分の意見を伝えることではなくて
相手の気持ちを汲むこと

こちらがどう思おうかなんて
どう思ったらいいかなんて
言われても仕方ない。
どうだっていい。

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私には分かるから。

生活を共にしていた
日常の一部を失うことの辛さがどれだけのものか。


私には戻る日常がある。
でも
父と母には当たり前にあった日常が永遠に戻らない。

自分達は何も変わらないのに
その存在だけがない世界。

動く姿を見ることも
気配を感じることもない。

その痛みを私は知っている。

家族を失うとはそういうこと。

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旦那であろうと
子供であろうと
親であろうと

犬であろうと
猫であろうと
鳥だろうと
ネズミだろうと


どれだけ自分の心を占めている存在だったのか
どれだけ当たり前の日常だったのか

生活の中の比重が大きければ
それが誰なのか何なのかって関係ない。

その人には本当にかけがえのない存在だったのだから。



まーくんが死んでしばらくして
落ち込んでいた私に
「何かあった?」と聞いた母。

別日にテレビ番組で
飼い主を亡くした犬が黒毛だったのに
真っ白になったと
それだけショックだったのよ!
と言ってきた母。
(うん。だから私もそれくらいの状態なのよ。)


大事にしているものが違う。
ただ、それだけの話だと思います。


ワンコを大事にしている気持ちを汲んで
もし、その子が死んだ時には
家族として一緒に悲しみ寄り添えたらと思います。


大丈夫。
天国にはまーくんがいるから。


もし、まーくんが死んでなかったら
あたかも「あなたの為」かの如く
「一般的にはこうだ」「常識は」などと
自分の考えを押し付けていたと思います。


寄り添うとは何なのか。
考えられるように。というか考えようとするようになりました。


日々勉強。
遺す者も、遺される者も健やかにいられる事を願って止まないです。


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↓大切なものを失うというのは、何であれ地獄です。
※sms2001さん
期待に添えるか分かりませんが…紹介いただいたことは
無問題ですよ〜。


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けーくんの療育の先生が産休ということでお休みに入りました。そのまま育休に入り復活は一年以上後。その頃には、けーくんは小学校へ上がり、すれ違いで療育を終えます。(の予定)生きていても、きっともう会わない別れ。新しい先生の療育を受けているけーくんを見て寂しい ...

けーくんの療育の先生が産休ということでお休みに入りました。
そのまま育休に入り復活は一年以上後。

その頃には、けーくんは小学校へ上がり、すれ違いで療育を終えます。(の予定)



生きていても、きっともう会わない別れ。



新しい先生の療育を受けているけーくんを見て寂しい気持ちになりました。


新しい先生のことも好きです。
でも以前の先生も好きでした。


かける言葉の違いや、やり方の違い、不満があるわけではないのですが
もう二度と、あの先生の声が聞けないのかなと思うと寂しくて仕方ない。

それも泣きそうなほど(大人なのに…)


生きていても会えなくなる別れもある。
もちろん死んで二度と会えなくなる別れもある。


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これから先の人生で
私はあとどれくらいの別れを経験するのでしょう。


両親、姉、友人、同僚、
そして、もしかしたら最愛の我が子…



別れのない人生なんてありません。
それがどんなに辛かろうと別れていくのが人生。


それでも
別れたから出会えた人もいます。


出会いはきっと全部、偶然という奇跡で
別れは必然。


20190321_1

せっかく出会えたのだから
せめて
別れが来るまで
その出会いを大切にしたい

そして
別れが来た時に

ちゃんと
お別れができるように。

大切に大切にしないといけない。
だって、せっかく会えたのだから。

20190321_3


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休日、お昼寝がなく、夜も早く寝れなかった時疲れのピークからか、脳の限界からか、しーちゃん(3歳)は夜泣きをする事があります。取り付く島がなくて私が隣にいるのに「おかーちゃん!おかーちゃん!どこー!おかーーーちゃーーん!」と泣き続けます。私が死んだらこの子は ...

休日、お昼寝がなく、夜も早く寝れなかった時
疲れのピークからか、脳の限界からか、しーちゃん(3歳)は夜泣きをする事があります。


取り付く島がなくて
私が隣にいるのに
「おかーちゃん!おかーちゃん!
どこー!おかーーーちゃーーん!」
と泣き続けます。

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私が死んだら



この子はこんな風に泣くのだろうか


20190225_2


探しても探しても
呼んでも呼んでも



二度と抱きしめてもらえない


それが分からずに
泣き続けて呼び続けるのだろうか



私は、こんなに素直に泣けなかった

「まーくん!まーくん!
まーくん!!どこ!?
寂しいよ!寂しいよー!!」


大声をあげて泣きはしなかった。
心は叫んでるけど、声にならない声を上げていたけど。

意味がないって分かってる。
どこかと聞いてもどこにもいない。
寂しいと言っても抱きしめてくれることはない。



それでも会いたくて会いたくて
悲しくて寂しくて

20190225_3



子供達にそんな思いをさせてはいけない。
せめて独り立ちするまで。
できれば愛する人を見つけ一緒になるまで。


今はきっとお父さんが死んだことはどうでもいい。
私が大事。お母さんがいればいい。

いつも暖かく笑っているお母さんがいればそれでいい。


私が死んだら、まーくんが死んだどころの騒ぎじゃない。
最後の砦、唯一の親。


泣き続けるしーちゃんを見て
遺された時の子供達を思うと
胸が締め付けられる。


私が死ぬわけには絶対にいかない。


ちょうど母親に残された子達のPVのものがあったので(これは死別ではなくネグレクトですが)
載せます。

死別だろうと逃げだろうと、母親がいなくなったらきっとこんな感じ。涙出る。




でも、きっと紙一重。
私が今逃げ出したらこうなるんだろうな。

逃げたら楽になるのかな。違う十字架を一生背負うことになりそうだけど…


でも今は、逃げてないし、まだ死んでないんだから
ここにいるんだから
安心して、さっさと寝てくれ。

おかあちゃんは眠いよ…

20190225_4


↓とっても母ちゃんが好き。でももっと好きなものが…
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