きみといっしょに。〜死別。旦那が突然死にました〜

突然天国に行ってしまった旦那のまーくん、そして残された子供達と私の物語。

他人

他人の目や棘のある言葉自分とはそぐわない人をどうでもいいと思ってしまっていてそれこそもう自分勝手に受け入れたいものを受け入れて受け入れたくないものを受け入れないやりたいことをやってやりたくないことはやらないとんでもない自己中で我儘な奴だなと自分でも思いま ...

他人の目や棘のある言葉
自分とはそぐわない人を

どうでもいいと思ってしまっていて

20201230_1

それこそもう自分勝手に
受け入れたいものを受け入れて
受け入れたくないものを受け入れない


やりたいことをやって
やりたくないことはやらない


とんでもない自己中で我儘な奴だなと
自分でも思います。




でも
それも仕方ないくらいの
精神力が必要だった。



まーくんが突然に死んだことのストレス
耐えられない現実

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全身に湿疹が出て
血尿が出て
扁桃腺が膿んだ
いつでも鬱が隣にある

それほどのストレス

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眠れないなんて言わない
現実を見たくなくて起きていたくなくて
泥のように眠った

体が痛いこと重いことはザラにあるし
意味もなく動悸が激しくなる時もある


今でも大声で泣けるし
現実を見ると嗚咽が出ます

そんなストレスを三年以上抱えてきた。




今後現状が変わるわけでもなく
状況が改善するわけでもなく
逃げ出すこともできず
誰にあたることもできず
分かろうともしない人に削られ


それを全部
自分の心持ち一つで
持ちこたえてきた


自分の
自分で
自分だけの力で。




手を貸してくれる人
声をかけてくれる人
心を寄せてくれる人
そりゃあ沢山いました。


でも 
だからといって
何かが変わるわけじゃない。



味方はいっぱいいるんだ。

それを心の糧にして
自分の力でやってきた。

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そりゃあ強くもなるってもんだ。

並大抵の精神力じゃ生きていけない。

それこそ後を追う人の気持ちも
痛いほどを通り越して
その人の決断を止められないくらい分かる。



とんでもないストレスを抱えて
だからこそ
自分の声だけに耳を傾けて

二人の幼い子供を育て
働いて稼ぎ
新しい挑戦もする

幸せを諦めないと生きてきた。

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私は私の人生を
誰よりも頑張ってると言える


怠けようと
寝転がっていようと
仕事をサボろうと


必死で生きていると言える。





そんな人生において
もう他人のことなんてどうでもいいよね。

それも
大切にしたいとも思えないような人のことなんて。


私は私の人生を
自分と自分の大切な人たちのために生きる。


ただそれだけ。



そんな我儘な強さを手に入れてしまった…

というか

そんな我儘な強さをまーくんはくれた。




これはきっと
幸せに生きていくための切符だと思う。

引き換えにしたものは大きいけれど…


20201230_6



もうすぐ年が終わります。
みなさんどんな一年だったかしら?

私のブログを読んでくれている方は
辛い思いをしている人の方が多いかもしれない。


辛い思いは辛い。
もうどうしたって辛い。

でも
どうしてもとんでもなく辛いものには
スペシャルな切符が付いてると信じてる。

人によって中身は違うだろうけど
見つけられる時期も違うだろうけど

絶対に付いてる。絶対。
それも普通の人が手に入れられないようなやつ。


来年は多くの人が何か『きっかけ』が掴める年になりますように!



今年
辛かった人も
幸せだった人も
苦しかった人も
良いことがあった人も
悪いことがあった人も

悔いのない2020年最後の時間にしましょう!


↓三年前から始まった、人生最大のストレス


※コメント返信お休みしてます。  

**************
そんな本を発売しました。

まーくんが死んでからのことを
綴った3年間の愛と人生と戦いの記録。


旦那が突然死にました。
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愛犬が癌になったという話をしました。いつ死んでもおかしくないと言う状態でその時を待つだけの日々。先日亡くなりました。週末父と日向ぼっこしながら昼寝父が起きた時には動かなくなっていたと。死は悲しい。とてつもなく悲しい。それでも、辛い病状の中でも一番の亡くな ...

愛犬が癌になったという話をしました。

いつ死んでもおかしくないと言う状態で
その時を待つだけの日々。
先日亡くなりました。


週末
父と日向ぼっこしながら昼寝
父が起きた時には動かなくなっていたと。


死は悲しい。
とてつもなく悲しい。


それでも、辛い病状の中でも
一番の亡くなり方だったと思います。

留守番中でもない
暗闇でもない
明るい陽の下で
一番大好きな人の隣で
眠るように。


訃報を聞いた時泣きました。
母のことを心配しました。



それでも
どんなに心寄せようと
自分には自分の生活があるし
それを捨てることは出来ないし

「来なくて大丈夫だから」
という両親の言葉を受け取り
色んなことが重なり
未だに会いに行ってません。

忙しいのもあるけど
何だか気が重くて…



私は目を伏せることが出来る。



どんなに想いを寄せたって
自分には別の人生がある。

100%寄り添うことは無理。


その人の人生の苦しみや悲しみに
対峙するのは
その人でしかないということ。
改めて感じました。


それが例え
親友でも
親でも
子供でも
最愛のパートナーでも。


愛犬が病気だと知って
すっ飛んで会いに行きました。

しばらくは目を向け心を寄せたものの
穏やかな状態が続くと
そこまで気にしなくなりました。
病気であることに変わりはないのに。
いつ死ぬかも分からないのに。

自分の生活が大切で
全部を捧げることは出来なかった。

そのくせ訃報を聞いて
「もっと会いに行けば良かった。」
「もっと出来る事があったはずだ。」
と後悔する。


でも
それは仕方のない事なのかなと。


人は全員、個々の人生を生きています。
寄り添えないのが当たり前。



まーくんが死んで

「何でも言って!」

と言ってくれる人は沢山いました。
きっと助けてくれる。
けど常時的に一生というわけにはいかない。


寄り添える時だけ寄り添って
寄り添って貰えたら感謝して
それでいいのだと思います。


人の人生を全部背負い込むのは無理です。

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まーくんが死んで
「もっとやれることがあったはず」
「私がちゃんと見ていたら」
思わなくもないです。

でもそれはまーくんの人生。
私が抱え込むことじゃない。

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そりゃあ一緒に病院にも行ったし
高額人間ドックにも突っ込みました。

それが私の寄り添い。気にかけ。
病気を見つけられなかったからと言って
体調を気にしてあげなかったからと言って
寄り添いが不十分で
何か私に責任があるわけでもない。

十二分に愛してた。



だから
責任や後悔を抱えている人を見ると切ない。


あなたは何も悪くないんだよ。

別々の人生なの。
死ぬことも闘病も向き合うのは本人。
それを全て理解しようなんて無理な話で
理解出来るところを分かち合って
寄り添える時に抱きしめてあげて

その中で自分の人生や生活を守っていいんだよ。


自分の生活ありき。
それはもう、どうしたって仕方のないこと。


その中でやれること、やってあげられることを考えればいいんだよ。
何も出来なかったからと言って、不十分だったからと言って、あなたが悪いわけじゃない。




って、会いにいかない言い訳かな。


会わなければ死んだことが嘘のようで
日常でなければ今も生きているように感じる。

私もよく言われる。(まーくんが死んだことに対して)


でも、そういうもんなんだと。
当事者と非当事者の違い。


だからと言って
誰が悪いわけでもない。

そういうもんだ。


寄り添ってくれた時に感謝して
自分が寄り添える時に寄り添えばいい。


出来ればその瞬間が
多く訪れる人生になるように
心豊かに生きていきたいと思うばかりです。


ももちゃん(愛犬)は大丈夫だよ。
天国でまーくんと遊んでるから。

よろしくね。まーくん。
20190626_3



↓死んで向かう場所と、生まれる前にいる場所は同じなんだと思う。


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『2019春夏すくパラダブル総選挙』の
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エントリーNo.30 せせらぎです!
きみといっしょにです!
サブタイははしょっても良かです!手間でしょ。長いし…

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   どんどん増えていくでしょう。

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