きみといっしょに。〜死別。旦那が突然死にました〜

突然天国に行ってしまった旦那のまーくん、そして残された子供達と私の物語。

ワーキングマザー

仕事が忙しくて夕飯をほぼ保育園にお願いしていた時期 私も頑張ったけど子供達にも寂しい想いをさせただろうから週末は子供達の好きなことをしようと考えました。どこでも連れてっちゃうぞ〜どこ行きたい?に返って来た子供達の唯一の希望「電車に乗りたい」正確には「シンカ ...

仕事が忙しくて
夕飯をほぼ保育園にお願いしていた時期




私も頑張ったけど
子供達にも寂しい想いをさせただろうから
週末は子供達の好きなことをしようと考えました。

どこでも連れてっちゃうぞ〜
どこ行きたい?

に返って来た子供達の唯一の希望


「電車に乗りたい」


正確には
「シンカリオン(新幹線)に乗りたい」

ですが、そこは我慢していただいて
壮大な計画を立てました。



徒歩でも行ける駅に
別の駅から電車に乗って
二回乗り継いで
目的の駅に着いたらアイスクリーム屋さんに行き
バスに乗って帰ってくる。


大いなる遠回り。笑

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遠くに行くことも考えましたが
私の疲れと負担を考えて
ゆっくりとその場を堪能するというプランにしました。


電車に乗り遅れても
電車を見送っても
寄り道しても
自販機に足止めされても
ワガママが爆発しても
穏やかな心で
その場を楽しむ。

急ぐ必要がないから
子供達の顔を見て
言葉を聞いて
どちらにもストレスなく過ごすことが出来ました。


楽しそうにケタケタ笑う子供達
微笑ましく見つめる私

20190725_2


子供達の今の時期は超大変。
でも可愛い盛り。

仕事での忙しい時期も経験して
(それでも以前働いていた時の4分の1くらい。以前どんだけ。笑)

仕事への向き合い方と
子供達への向き合い方に
少し変化が出ました。


20190725_3



今は働きたくても働けないし
(子供が幼い為十分に働けない)
働きたくなくても働かないといけない。
(お金の問題)


「働かないで子供達のそばにいてあげた方がいい」
と言われても
代わりに稼いでくれる人もいないし
将来を保証してくれることもない。


「子供と自分の将来の為に働いた方がいい」
と言われても
その分ケアしてくれる人もいないし
子供達を見ていてくれる人もいない。


どちらにせよ自分で自分の責任で決めていくしかない。
何がいいのか。
一番今必要なものはなにか。

どちらを選んでも
負荷はかかります。
もうそれは致し方ない。
こういう状況になってしまったんだから…

旦那が死んだ後も
同じように何の負荷もかからず生きていけるわけがない。



働かないことに未来はないと思っています。
今はいいかもしれないけど
将来に繋がらない。


それでも今の
「おかーさん。おかーさん。」
と懐いてきてくれる時期は今だけ。


手を繋いでハグをしてチューをしてくれるのも今だけ。

お母さんをものすごく必要としてくれてる最盛期。


十分に働けない仕事にかまけて
十分にゆっくり過ごせないのは
いいことなのだろうか。

余裕のない心で
毎日バタバタするのは
子供にとっても、私にとっても
いいことなのだろうか。

こんなに可愛い時期なのに。
懐ける親はお母さんだけなのに。



来年になればけーくんは小学生。
平日休めるのも今のうち。



だから


「思いっきり遊ぶこと」を決めました。




仕事をセーブしてでも
収入減ってでも
貯金切り崩してでも。



きっとこの時の
一緒に過ごした時間が
家族の絆になる。

甘えたい盛りに
思いっきり甘えさせてあげることが
彼らの自立も促すだろうし

私がまた思いっきり好きなことをする時に
かけがえのない信頼になる。(はず)




いつか離れていく手。


その手が離れた時に
私の手を掴んでくれる人はいなくなる。

その時が私の1人のスタートライン。
1人で生きて行くことの本当の始まり。


できればその時に
彼氏の1人や2人いて欲しいけども

20190725_4

そんな不確かなものより
今手を繋いでいるこの子達との時間を大切にしよう。

そう決めました。





そして
大いなる遠回りをして
目的地に選んだアイスクリーム屋さんは
歩けども歩けども着かなくて

調べたら
潰れてました。(なんてこったぁ!)


疲れた子供達は
「まだ?まーだ?」と
ブチブチ言いながらも頑張って歩いたのに
無駄骨に…


近場のマクドナルドでソフトクリームにするか!
と提案すると、けーくんは喜ぶものの
しーちゃんは「コチョがいい…(チョコ)」


もっともっと歩けばもう一軒あるけども
どうする?と聞くと
けーくんは「コチョ食べたいもんね!」としーちゃんのことを考えて
歩く判断をしました。

兄貴の優しさを垣間見て
微笑ましくなるも
帰りのバスで「イスに1人で座った」だ「座りたかった」だでまたケンカ。
(ただしーちゃんがゴネる。)


とても他愛無い話。



でも、そんな他愛もない日常を
しっかりと見るのが今は大事かもしれない。


いつか失う時間。
焼き付けよう。
もう二度と
気付いたら失ってたなんてことにならないように。


かけがえのない瞬間を
ちゃんと見ていよう。


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↓かけがえのない日常こそが
振り返った時に宝物だから。
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エントリーNo.30 せせらぎです!
きみといっしょにです!
サブタイははしょっても良かです!手間でしょ。長いし…

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   どんどん増えていくでしょう。

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