きみといっしょに。〜死別。旦那が突然死にました〜

突然天国に行ってしまった旦那のまーくん、そして残された子供達と私の物語。

お小遣い

けーくんが6歳になったと同時にお小遣いをあげることにしました。しーちゃんは便乗して3歳からのお小遣いスタート。毎日10円あげています。というのもスーパーやら何やらでアレが欲しいコレが欲しいガチャガチャがやりたい、ゲームがしたいと都度言われるのでその度にダメだ ...

けーくんが6歳になったと同時に
お小遣いをあげることにしました。

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しーちゃんは便乗して3歳からのお小遣いスタート。


毎日10円あげています。
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というのも
スーパーやら何やらでアレが欲しいコレが欲しい
ガチャガチャがやりたい、ゲームがしたいと都度言われるので

その度にダメだよー。と言ってるのですが
たまに買ってやる時もあって
完全なる親の気まぐれ
それに振り回させるのも可哀想だし
欲しいものを何でもかんでもダメも可哀想な気がして

「欲しいんだったら自分で買いなさい」
という選択肢を与えることにしました。

ダメとは言わない。
欲しいなら自分で買えよと。



その為にはお金を貯めないといけないし
使ったら減るということも学べる。

私が稼ぐということも多少わかるでしょう。
お金がないお金がないと言っていることも…
勿体ない!と言っていることも…


とにかく何でもかんでもダメと
買ってあげない私を鬼婆だとも思わないでしょう。


何だか良いことずくめじゃない?




しかも幼い頃は
欲しいものの金額も低い。

10円20円の範囲で
(高くても数百円)
お金の仕組みを学ぶ事ができる。

大きくなってからでは
欲しいものの額も高額で
貯めるのも時間がかかるし
使って失敗の被害もでかい。

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コツコツお金の仕組みを学ぶには
小さい頃からの方がいいと思いました。



そして
この制度めちゃめちゃ良いことずくめ。


けーくんは足し算引き算が出来るようになったから始めたのですが

数を数える練習
足したり引いたりの練習
数字を書く練習(ノートに貰った日付と残高を書いています。)

それも毎日
なんら負荷もなく自ら。

ここから20円のチョコを買ったらいくら残るでしょー?

となぞなぞの様に
算数のお勉強。



しかも
何より

1日のこのお小遣いタイムの為に


今まで散々手がかかって
時間がかかっていた

歯磨きやお片づけが
あっという間。


やること終わらないと
お小遣いタイムないよー。
と言うと今までのはなんだったのかと言うくらいのスピード感。


お金欲しさに。笑


え?それでいいのかって?


いいんです。
たかが20円で(2人分)
今まで手こずっていたものがスムーズにいくのなら
安いもんです。

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何かをやったからあげる。ではなく
やるべき事をやらなかったらあげない。にしています。


ご褒美制って
その時は頑張れるんですけど

ご褒美が見えないと頑張れなくなるんですよね。(私がそうでした。)


その都度のテストの点はいいんですけど
受かるかも分からない
その先に何があるかも分からない
長期間の受験は頑張れなかった。

自分の中に蓄積する頑張りがないんですよね。
頑張った方がいいとか、覚えることの喜びとかない。
褒美に釣られてただけで。


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だからウチはご褒美制は極力やりたくないのです。

ご褒美なくたって
やらなきゃいけないものはやらにゃならんのだ。
やらなかったら得られないものがあるのだ。

まぁ、結局やったからあげることになるのですが
ニュアンスが違うのです。



初めてお小遣いを貯めて買ったのは
200円の仮面ライダーのガチャガチャ。


私はその場で甘やかして買ったわけじゃないし、
お財布からその場でお金が減ったわけじゃない
私の負担ゼロ!


その上
子供達は欲しいものが買えたホクホクで
なんだか皆んなハッピーでした。


「自分で買いなさい」は
「買ってあげない」を上手く隠す。

お小遣い制はとても素敵な制度です。

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↓楽しみながら学ぶにはお金が一番!
育っていけよ〜算数力!


●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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