きみといっしょに。〜死別。旦那が突然死にました〜

突然天国に行ってしまった旦那のまーくん、そして残された子供達と私の物語。

墓初参り

まーくんの実家へ帰省してる間二泊で旅館を取りました。少し長めの滞在ずっとお世話になるのも申し訳ない。何もしない日を作ってあげたかった。日常から離れさせてあげたかった。というわけでいつもは遠くて回れないところまで観光に行こうと旅行中に旅行を計画しました。お ...

まーくんの実家へ帰省してる間

二泊で旅館を取りました。


少し長めの滞在
ずっとお世話になるのも申し訳ない。

何もしない日を作ってあげたかった。
日常から離れさせてあげたかった。

というわけで
いつもは遠くて回れないところまで観光に行こうと
旅行中に旅行を計画しました。


お義父さまの車を借りて
私がみんなを連れて行きます。

20191001_1



私が良い宿じゃないと嫌なので
割と良い宿。

しかも離れの別邸。


流石に露天風呂付きの特別室には腰が及んで(値段的に)
1つ下のランクです。

それでも良いお値段。
5人2泊で20万ほどです。

高っけ!
でもまぁ、いいさ!

これが最後の親孝行になるかもしれない。
最後の思い出になるかもしれない。

ケチるとこじゃないさ!

20191001_2


ただ、ちょっとだけ懸念してました。
離れは二階建てで、メインの部屋が二階にあるんです。

トイレは二階にはあるものの
温泉だとか食事だとかで階段を使う機会も多いでしょう。

足の悪い義父さまの事を考えて躊躇したけども
この宿しかめぼしいとこがなかった。
この部屋が素敵でここにしたかった。


頑張ってもらうか。
と半ば勝手に決めて宿に着きました。


そして
宿に着くと中居さんから話が…



離れの別邸、空調の故障でエアコンが効かない部屋があると。


だから
「良かったら
特別室ご用意しましたので…」


!!?


私が日和った特別室


露天風呂付きの三部屋。
ここも二階建だけどもメインは一階で
義父さまへの負担も少ない。


まーくんが用意してくれた部屋。
そうに違いない。

ありがたく特別室にしました。


子供達はいろんな部屋を走り回り
二階の部屋は秘密基地っぽくて
テレビ観賞用の椅子がありました。

堂々とくつろぐ子供達。


義父母さまもたいそう喜んでくれて
ご馳走を二泊たらふく食べました。

空いている席に
ビールと子供達が食べない食事を集めて
まーくんの特別な席。

20191001_3


この旅行中
沢山の素敵なとこに行って
世界遺産の麓まで行って
(ご高齢の両親と幼児じゃ徒歩で行く世界遺産まで行けず、雰囲気だけ堪能)
色々満喫しまくりました。


「ありがとう」としきりに言うお義母さま。


「ここにいたら…」
幾度となく出る言葉だけど


そんな時は

生きてたらきっと『ない未来』だよ!
と言います。


もしかしたら離婚していたかもしれない。
そしたら孫に会うことなんて無くなるだろうし(絶対に私が親権者だから)

こうやって来るとこも
旅行に一緒に行くこともなかったんだよ。きっと。

それは可哀想だと
まーくんが身を引いたんだよ。


私も義父母さまに会えなくなるのは嫌だけど
別れた嫁だけが実家に来てるっておかしいでしょ。笑

だから
今こうしている時間は
まーくんがくれたものなんだよ。

と冗談めかして話します。


「今は子供達だけで飛行機に乗れるしねぇ…」
とお義母さま。

そうそう。小学生になったら添乗員さんが手厚く連れてきてくれるもんね…孫には会えるね。
…って私は要らんのか!笑


そんな冗談が言える関係。
まーくんが繋いでくれた縁。


まーくんの分も大切に
親孝行してきます!

20191001_4
↓そんな義母様とまーくんのエピソード。
私が一番大好きな話。


●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら


※あかねさん
ありがとうございます〜!
部屋は空いている。笑。
いつか全国をそんな感じで泊まり歩けるかしら!!
ありがとうございます!気持ちが嬉しいな。

※ポポさん
そう!田舎の方なの!
だから街は歩いていないの。笑
いいですよね〜。街もいっぱい行きました。イオンとか。
ビンゴ屋っていう洋服屋があるのですけど(表記は忘れた…)
まーくんの友人が経営していて、すごく良いのが揃った
島根にしては(失礼)おしゃれなセレクトショップがありますよ〜。
そこそこ大きくて、メンズ&レディース。
良かったらぜひ〜(宣伝。笑)


※tonpyさん
期待させやがって〜!!!ですね。
とても残念です…。
きっと飲み友達になれますよ。お互い顔知らないけど、そこは超人だし…。
まだまだ亡くなられたばかり。
私も当初は刺々しく、殺伐と嗚咽を漏らしながら生きていましたよ。
2年経ってだいぶ丸くなりました。
今は地獄でしょう。でも少し軽くなる時もくる。
耐えるしかないことは多い。けど耐えた分身になるものもあります。
無理なさらない様に、嫌なことも嬉しいこともいっぱい教えてくださいね。


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まーくんが死んで2年。骨は分骨しました。一つは私の手元に。もう一つメインの方はまーくんの故郷の墓に入りました。まーくんの故郷へは死んで以降一回も行っていないのでおのずと一度も墓参りをしていません。まーくんの死んでしまった後のものなんてまーくんの残骸の骨の行 ...

まーくんが死んで2年。
骨は分骨しました。

一つは私の手元に。
もう一つメインの方はまーくんの故郷の墓に入りました。


まーくんの故郷へは死んで以降一回も行っていないので
おのずと一度も墓参りをしていません。



まーくんの死んでしまった後のものなんて
まーくんの残骸の骨の行方なんて
どうでも良かった。


目の前にいないことが全てで
死んでしまったまーくんは
たとえまーくんだろうとも喋らぬ骨はただの物。 



それでも彼の故郷に帰ることになり
実家の近くにあるその墓に
行かないということもないので
行ってきました。

初墓参り。


線香はあげていません。
水もかけていません。
花も生けないし
手も合わせません。 


ただ見てきただけ。
20190926_1


どんなとこにいるのかと。



めちゃめちゃいい場所でした!
高台の海を望む
気持ちの良い風が吹き抜ける場所。 

まーくんにとってこれ以上の場所はないでしょう。

20190926_2


決して手を合わせないけども(ここにまーくんがいるとは思わず)
毎日通っています。

最初は来客もあり、みんなで行きました。
 




2回目、子供達と3人で向かった時。


陽が落ちる夕暮れ時
オレンジ色に染まる空

前を走る子供達

突然に雨が降り出しました。

割と激し目にお天気雨。


だからといって引き返すわけでもなく
もう、お風呂はいるだけだからいっか!
と3人でお墓に向かいます。
20190926_3


お墓に着くと雨は止み
ちょっと湿った
夕焼け空。



海を見渡すと
なんと虹が出ていました。


 
大きな大きな虹。



大きすぎて写真に全体が入らなかった。

まるでまーくんが見せてくれたかのような風景。
お墓を後にする頃には消えていました。




不思議なのは
翌日遊びに来た人たちに、その話をすると

「雨なんか降らなかったよ」と。

20190926_6

同じ時刻、市街地にいた彼らのとこには降らなかった雨
でも、こちらでは確実に降った雨。



まーくんなんだ。 



やっと来た私たちに何かを伝えてくれたんだ。

その『何か』は分からないけど
どう言葉で形容したらいいか分からないけど
確実に『何か』をもらいました。

「待ってた」ではなく「頑張れよ」と後押しを感じるような気持ち


来て良かった。 
2年かかったけど、来て良かったんだ。そう思いました。

20190926_4


まーくんの実家には田舎ならではの
大きな仏壇があります。
今までは祖先や祖父母の為のものでした。

今はまーくんの遺影と位牌が真ん中にあります。


私は仏壇にも興味がないけども
ここでこうして居場所を作ってもらっていることになんだか安心しました。

東京の家では死には向き合っていない。
ないがしろに何も供えられない手作り仏壇だけど
しっかりと祀られているとこもあることに何だか安心しました。


お墓も仏壇もどうでもいいけど
それでも確実に『拠り所』なんだなと感じました。


いつか義父母様がいなくなった時
お墓をどうするのか改めてぼんやり考えておきます。
今更東京の狭いところには入りたくないだろうなと思いながら。

海に撒いてあげるが第一候補かな。

20190926_5


↓まさかの虹が出た。
このエピソードを会社の人に話すと
「動画撮ったか!?」と言われた
写真を撮ったと言うと「良くやった」
というくらい信じられない出来事。
(インスタで帰省時の写真ポロポロあげてます。)

↓一人で泣きながらやった分骨。強い風が吹く日。
まーくんは本当に死んだんだな…


  ●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら


※iさん
メッセージありがとうございます!
もう大興奮です!
食べるの遅いとかww競いますか!笑
色々推察の通りです!
これもご縁。あれもご縁。そう思って生きた方が色々大切にできます。
いつかお会い出来る機会が設けられたら是非お越しください〜。
(いつか!…いつだ?笑)


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まーくんの故郷へ彼が死んで初めて行った日。2年ぶりの島根。彼と残念な別れ方になってしまった仲違いが発生した場所。 いつも行く時はまーくんがいたしまーくんは休みの時だったからケンカはしつつも楽しい思い出しかない。毎年一回か二回は帰ってその都度滞在は一週間以上 ...

まーくんの故郷へ彼が死んで初めて行った日。
2年ぶりの島根。

彼と残念な別れ方になってしまった仲違いが発生した場所。



いつも行く時はまーくんがいたし
まーくんは休みの時だったから
ケンカはしつつも楽しい思い出しかない。

毎年一回か二回は帰って
その都度滞在は一週間以上。

色んなところへ行って
美味しいものを食べて
まーくんの思い出を聞いて
親戚たちと宴会をする。


『島根県』をこんなにも知って好きになったのは
まーくんの故郷だったからだし


『家族』というものに深い繋がりを感じたのは
まーくんの家族や親戚に対する想いが深かったから


家族って面倒くさい。と思っていた私に
家族っていいものなんだな。大切にしないといけないんだなと気づかせてくれた。


彼の匂いが残りまくるこの地、彼の実家で
どれだけキツい思いをするのだろうと
行くのがためらわれていた二年間。

20190925_1


私のキツさより
義両親が元気な内に会いたいと思い
息子を亡くした悲しみの中
可愛い盛りの忘れ形見に会わせなくてどうするんだと思い
20190925_2

私の気持ちはほっぽらかして会いに行くことにしました。



いざ空港に降り立ち
義両親の顔を見ると…

20190925_3


涙なんて出なかった。
懐かしさでいっぱいだった。
会えた喜びで顔がほころんだ。

20190925_4

いつも一緒に通った道
まーくんと過ごした実家に着いても…


号泣なんてしなかった。


目頭が熱くなることはあったけど

寂しさより、悲しさより
ただただ居心地がいい。 


まーくんの匂いを感じるこの家で

何の遠慮もせず
泣き、笑い、怒り、まーくんの話が出来る。

だって
この悲しみを世界一共感してくれる2人だから。



実家にはまーくんの写真が至る所で誰よりも飾られ
学生時代に作った作品達も置かれていました。

ご両親の失ってしまった心の穴を感じます。
 


彼らが大切に育てた息子の死。
それは私にも計り知れない悲しみがあるでしょう。

そんな義父母さま達の想いを感じて
改めて結婚して良かったと思いました。


結婚しなければ
私は義父母さま達と家族にはならなかった。
子供達は生まれなかった。

死んでいなくなってしまっただけの息子が
それだけで終わらず
残したものがある、繋げたものがあるということが
悲しみだけで終わらない唯一の救いのような気がしました。

まーくんがいなければ私の両親と、まーくんの両親の繋がりも生まれなかった。


この帰省中に
会社の人達が遊びに来てくれます。(死んで以降毎年墓参りに来てくれてます。)


そんな縁を残したのもまーくんの力。

来てくれる人を私がここで迎え入れることが出来るのも
まーくあってのこと。




何を繋げていくか
何を残していくか
 


どう生きていくか。



まーくんの教えは本当に大きい。
腐って生きていたらダメだ。

まーくんが大笑いして生きてきたように。
そうやって生きていかなくっちゃ。

20190925_6



しばらく彼の実家で過ごします。


けーくんはおじいちゃんとおばあちゃんの事は覚えていて楽しみにしていました。
しーちゃんは、ほぼほぼ初対面感覚。


それでも2人ともすぐに懐いています。


絶対に怒らない
何でも包み込んでくれる柔らかい2人。


夕食の時にけーくんが食べ終わり
スゴロクをしたいと遠くから呼んでいるけど
ご飯中だから無理だよ〜!と拒否ってました。

その時しーちゃんが便意をもよおし
トイレに連れて行き、少し時間が経って戻ると

3人でスゴロクしていました。
食事ほっぽらかして。


どっちかが付き合う。じゃなくて
2人ともやってました。


そういう所大好きです。

20190925_7



しかも義父母さま、度々自分のコマがどこにあるか見失い
サイコロだけ振って進めるのはけーくん。
マスを読むのもけーくん。

という3人だけど、ほぼ1人でスゴロクしてました。笑。


傍でそれを応援し始めるしーちゃん。


家事の手を止めてでも
子供に向き合い遊んでくれる。
そりゃなつくわ。
20190925_5


しばらくはお世話になります!
今までは何にもしない
ぐーたらゴロゴロの嫁だったけど
多少は動きます!(多少。笑)




そして2年ぶりに訪れた実家は
至る所にプチリフォームやバリアフリー化がなされていて

2年前に渡した割とまとまったお金が
多少なりとも役に立てたかなとひっそり喜びました。
 
e0f02ec1

生きることに意気消沈していた義母様。

家が綺麗に整っている
新しいものが増えているのを見て
前を向いて生き出せたんだと安心もしました。

義母様もそう言っていました。
やっと、前に進めるようになったと。



やっぱり来て良かった。
何か大きな気持ちが動くのを感じます。



↓まーくんの最後の親孝行として貯金全額渡してやったぜ!



↓位牌について質問があったのですが、なんだか買ったショップが改装中で今は買えず…(楽天roomにも載せられず…)
ちなみにここに使っているものまとめています!


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まーくんが死んで以降ずっと避けていた彼の実家へ帰ることにしました。飛行機をとりいつもは車で空港に行くけども今回の帰省で派手に飛んでいくお金を考え電車で行くことに。手土産も、幼児2人連れては買えないだろうと考え前もって購入&送ってしまったから安心。重いもの、 ...

まーくんが死んで以降
ずっと避けていた彼の実家へ帰ることにしました。


飛行機をとり
いつもは車で空港に行くけども
今回の帰省で派手に飛んでいくお金を考え電車で行くことに。


手土産も、幼児2人連れては買えないだろうと考え
前もって購入&送ってしまったから安心。

重いもの、ギリギリまで家で使わない物は送っておく。


当日は着いてその日に使う荷物をまとめ
部屋を片づけて出発するだけです。


とはいえ3人分の荷物
そこそこの量です。

今までは荷物はまーくん担当。
2年経った今はもはや何の文句も言わずに私が持ちます。

20190924_1


家を空けるときは
帰った時に気持ちがいいように
綺麗にして出掛けます。


バタバタと荷物の準備と家の片付けをしていて
「掃除機かけて出たいんだー」と言う私の言葉を聞いて


けーくんが何も言わずに掃除機をかけ始めてくれました。(神!)
一通りかけ終わって「けーくん掃除機しといたよー!」と報告してくれます。



けーくんにべらぼうに感謝を伝え
最後に洗濯干しをしている間

「まーくんより役にたつじゃんか。」

とブチブチ言っていました。

20190924_2


まーくんなんて生きていた時は
出発ギリギリまで起きないし
なのに荷物の準備はできてないし
起きないから、こちらの準備も終わらないし
ドタバタでイライラでした。


今は時間に余裕を持って出かける準備ができます。

そんな事を考えていると
突然鳴り出すアンパンマンのおもちゃ。 


20190924_3


うん、まーくんですね。
物申したいのですね。


おもちゃと言葉を交わしましたよね。
「うん。だってそうじゃん!」って。

最後のおもちゃのセリフは
「また遊んでね!バイバーイ!」でした。笑

笑っちゃいましたよね。
20190924_4


今回の旅
出発間際に思い立って
まーくんの指輪をつけていく事にしました。


しばらくはつけてなかったけど
結婚する前には良くつけていた指輪。

代わりにつけようなんて思ったことないけども
指にはめてそれを見た瞬間に
込み上げるものがありました。

まーくんはもうこんなに小ちゃな存在になっちゃったんだなと
私の指に収まるくらい小さなものに。


『一緒にいる』


そう強く感じました。



2年ぶりの帰省。
仲違いが発生した場所。
沢山の思い出を作った場所。

一緒に4人で帰ります。 

中指にはめた指輪を
ギュッと握りながら
時たま溢れそうになる涙を堪えながら。 

20190924_5
 
●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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旦那のまーくんが死んでから2年。初めて彼の故郷へ帰ることを決めました。全部の準備を私がしないといけません。まぁ、生前から全部の準備は私がしていましが…帰る日も、戻ってくる日も、飛行機の時間も独断で誰にも相談せずに決めます。1人減ったとて子供が成長したため飛 ...

旦那のまーくんが死んでから2年。
初めて彼の故郷へ帰ることを決めました。


全部の準備を私がしないといけません。
まぁ、生前から全部の準備は私がしていましが…


帰る日も、戻ってくる日も、飛行機の時間も
独断で誰にも相談せずに決めます。


1人減ったとて
子供が成長したため
飛行機の座席3人分、往復。

帰省中、両親連れて旅館に泊まる計画も立て
5人分の宿泊費。

その他諸々出費が募るだろうから

数十万単位でしょう。恐ろしや。


しかも
中期滞在を考えているので
その分、激減する収入。

恐ろしや。



一人で3人分の旅費。

一人で3人分の荷物。


生きていた頃は
やっぱり荷物持ち係はまーくんでした。


今は私の細腕に全部乗っかってます。

20190923_2


ということで
前もって送れる荷物は送っておく。

いつもなら空港で買い込む手土産も
前もってデパ地下で買い込み郵送。


手土産といっても
いつもわんさか大量に買います。
誰に会うかわからない。
お世話になっている人、繋がりが深い田舎暮らし
10数個買って行きます。

荷物持って幼児二人抱えて
直前に買い回るのは無理!!
20190923_1


そして
一つ1000円だとしても1万円。
もっと高いものも買うから数万円。

手土産で数万円!!!!


数万円!!!!?



とんでもない額が今月は出て行きます。

でも、せっかく行くのだから
誰にとってもいい思い出になるように
親孝行してこようと思っています。


ご高齢のご両親は
いつどうなるか分からない。
でなくとも人はいつどうなるかわかりません。

いつでも最後だと思って
最大限で向き合おうと思います。


そんな帰省
数日前からドキドキが止まらないです。


久しぶりにがっつり感じる
まーくんの匂いが残る場所

どんな気持ちになるのか
怖くて避けてきた場所。


いい旅になりますように。 

20190923_3

↓一年前に別れてから、久しぶりに会う義父母様。どんな再会になるのでしょうかね。


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