少し前まで
失業保険金をもらうタイミングがあったので
何度かハローワークに通いました。

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失業保険金は働く意志のある者が。今すぐに働けるという時に貰えるものです。
私はどうみてもそんな状態じゃない。

職を勧める仕事のハロワの人と、旦那が死んだ話をすると
勧めるのが仕事なのに「少し休んだ方がいい」と休みを勧められる。笑。


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死後半年以上が経って、久しぶりにハロワの人と話した時
今もなおノラリクラリと、はっきりしない私の話を親身に聞いてくれました。


気持ちは完全に、前職に復帰するに固まっているのですが
仕事を紹介してくれる場所で「仕事は決まっています!」とは言いづらくて…


「いいのがあればなと思っているんですけど…
これといって踏み出せないというか…
ここでいいのか、やっていけるのかとか思って…
条件も職種も巡り合ったら飛びつこうかなと…」


これも嘘じゃない。前職がなければ、今もこの状態でいたはずです。




話が進むにつれ
「前の職場から声をかけていただいて、
そこに戻るが主人のことも知っているし、気兼ねがなくていいのかなと…」

という話もして。
うんうんと聞いてくれるおばちゃん。
戻れるならその方がいいよ。と。
特段何かを言ってくるわけじゃないんです。
ただ聞いてくれる。
「まだ半年でしょ。まだまだ休んで無理しないでいいよ。」と。



私が一方的に
「子供のためにも働かないととは思っていて…
死別した人はみんな仕事に救われたと言っていて…」
とボソボソ話します。


「仕事と家は別だから。別の脳を使うから。それぞれがそれぞれの休息になるよ。」
と言ってくれるおばちゃん。


「働くって、どうしたってストレスが発生するじゃないですか…
もう私には…愚痴を言う人も…支えてくれる人もいないから…」
と言ったら堪えていたものが我慢しきれず泣いてしまいました。

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うんうん。と話を聞いてくれるおばちゃん。時折彼女も涙を拭いながら。



何かを解決したわけではありません。
でも、彼女と別れて帰り道、ドバーッと涙が溢れました。


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死後数ヶ月経つと、そんなに頻繁に人前で泣けない。
もちろん泣いていますが、(あぁ、私泣いているな)と思って泣いている。
(泣いちゃいけないな)と思って泣いている。
心配させるだとか、困らせるだとか、余計なことを考えて。

知らない人と話して泣くのは大事かもしれない。
ありがとうおばちゃん。

ハローワークで無料でカウンセリング効果いただきました。笑。
一度、グリーフケアなるものに行ってみようかしら。




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