私は甥っ子達に好かれています。(小5と中2)
ちょっとした信頼を得ている。

彼らが私に歯向かうことはないし
私の言うことはよく聞きます。

住んでいる場所が少し離れているので毎日接してないから、そういうのもあると思いますが
良い関係が築けていると思います。


反面、いつも甥っ子達と接している姉や母はたまにケンカをしていて
「もう面倒みれない!」「なんて子達なの!」と憤怒していることが多数。

私から見たら大したことじゃないし、子供ってそういうもんでしょ?と思うことも
許せず関係がこじれていることがある。





私、彼らの気持ちがわかるんです。


なぜなら、私も子供だから。


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そんな風に言ったら傷つくよ…
そんな言い方したら逆効果だって…
もうちょっと上手くのせたら、ちゃんとやるのに…



上から頭ごなしに怒りがちな姉と母
見ていて可哀想な時がある。
もちろん姉と母は正しいことを言っているのだけども
それでも見ていて可哀想な時がある。


私だけは話を聞いてあげようと心がけています。
乱暴な言い方をするのだとしたら、そう育ててしまった大人の責任。
子供達だけを責めるのはおかしい。
もし、子供に変わって欲しいなら大人が変わらないといけない。
でも変われないんですよね。大人も…



乱暴な言葉が飛び交う中で育って
肯定されること褒められることもあまりもない中
悪いところだけ指摘されて

私からしたら、むしろよくこんだけ良い子に育っているよ。と見える。
でも姉や母はそうではないらしく「人によって態度が違う!人を見ているのよ!」と言うけども
話を聞いてくれる人には従順で、分かってくれない人にはそっぽを向く。
当たり前のことではないだろうか。



去年の夏、あまりにも姉や母(養護者)との関係が悪化して
父への心労も半端じゃなくて
見るに見かねて、私が世話するよ。と夏休みの間の世話を引き受けました。


中1と小4と3歳と1歳、男4人。
乳幼児を抱えての、お世話生活。
姉の家に転がり込み、姉は実家に転がり込む。笑
子供達はとても良い子でした。

小4の甥が掃除をしてくれたのですが
彼なりに考えて、新しい雑巾を出してきて一生懸命やっていました。
けど、きっと、いつもなら
新しい雑巾を出してきた時点で「もったいない!古いのから使ってよ!そんなの出さないの!」と
頭ごなしに怒られるのでしょう。
『掃除をする』という良いところは見られず。
そんなの私だってやる気がなくなるし、反発したくもなる。
「ありがとう!私が気づかないところまでやってくれてる。すごいね。」
と感謝の意を伝えると、なんだか嬉しそうに「次はどこをやろうか」と
高揚として掃除場所を探し回っているのが印象的でした。

慣れない家で家事に育児に奮闘する私。
掃除もさせて、家事も手伝わせ、勉強もさせ、遊びにも行く。
頑張っていたんですよ。とても頑張っていた。

そして、自分の家を離れている間に
まーくんは自宅で死にました。
(そんな時にまーくんは死んだんです。→『あの日 旦那が死んだ日』

神様って容赦ないですよね。
何もこんな時に。

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育児は大変だし、感情が先に立つこともあります。
でも出来るだけ心の声に耳を傾けていきたいと思う。

最近、けーくんとお話をしている時に気になるワードが出ました。
実家からの帰りの車内
「楽しかったねー。3人でいるより、おばあちゃん家に来た方が楽しいでしょ?」
と何気なく話していると


「3人はねー嫌なの。」
(そうかそうか。そうだよね。)


「2人がいいの。」
(え!?)



とまさかの回答。
療育の日はデートと決めて、2人きりで過ごしているのですが
それがすこぶる楽しいらしい。
『死後初めてのデート』



「おかーさんは大好きー」
(あら。嬉しい。)


「だけど、しーちゃんは大嫌い」
(え!?嫌いなの!?)



突然の言葉にショックでした。
弟を大嫌いと言っているけーくん。
めっちゃ「しーちゃん、しーちゃん」て言って遊んでるやん。と思いつつも
しーちゃんがいることで、自分が我慢しなくてはいけない場面は出てくる。


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「お兄ちゃんだから!」とかいうわけではなくても
「順番でしょ」ですでに我慢が発生する。
しーちゃんとの関わりで、自分が怒られる場面も多々ある。
それが嫌なんだろうな。だから嫌いだと言ったのだろうな。と思いました。



ここで重要なことは
「そんなこと言わないの!」と怒らないこと。
そう思った気持ちを否定しないこと。



だと思います。
だって、そう思ったのならそうなのだろうし「そう思わないの!」と否定するのも違う気がして…
好きか嫌いかの感情なんて、蓋をして強制するものでもないし。


「けーくんは大嫌いでも、しーちゃんはにーに大好きだよ。」とだけ言っておきました。


けーくんがしーちゃんを嫌いと言ったのは、心が満たされていない合図。
けーくんの気持ちを否定する前に、無理に変えようとする前に
私が変わります。けーくんを満たしてあげる関わり方をしなくては。

お父さんがいたら、私がしーちゃんの相手をしている間はお父さんと遊ぶ。
怒られてもお父さんに泣きつける。逃げる場所がある。
1人の寂しい時間はなかったかもしれない。

どうしたって、愛情の量が2人から1人に減ってしまったのだから
足りない部分はあるのだと思うけど
だからこそ、出来るだけ寂しい思いはして欲しくない。

どうしたらいいのかなぁ…
けっこうパンパンなんですけどね〜。
割とけーくん優先しているし
大好きもギューもいっぱいしているし
お話も聞こうとしてはいます。

けど足りないのか〜。
どうしたら、けーくんが満たされるのか誰か教えて…


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子供の内面を素敵に写し出してみましょう。


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