遺品では無く遺産としました。
ただの品ではなく、まーくんが残した財産として。
たとえ価値がなくとも。笑
まーくんの会社のデスクを整理して
ダンボールが20箱ほど出たと伝えました。
その中で15箱は売ろうとしていることも。
(『17年間勤めた会社を死亡退職』)
ウチは家が狭く、
そもそもまーくんが生きていたら開くことのなかったスペースなのですが
死んだことを良いことに、ガシガシと物を捨てています。
(もちろん捨てられないものも山の様にありますが)
三人暮らしにも狭いっちゃあ狭いけど、
せっかく場所をゆずってくれたのだから快適に生きていこうと思います。
(ありがとう!まーくん!)
なので、不用品はガシガシ処分中。
売れそうなものはせっかくなので売ります。
そんなお金になることは期待せずに。
要らないものって、要らない物だけにお金にならないですよね。
以前に服の買取ショップに売った時
新品のタグ付きのジーンズ3本。
ブランド品ではないけど、いわゆるメーカー品。
しかも新品。
高額にはならずとも少しはお金になるんじゃないかと期待して
売りに行ったことがありました。
査定が終わり、おずおずと結果を出す店員。
「………3点で3円になります……」
とものすごく気まずそうに提示してきました。
3円て!一本1円かよ!高額買取うたっておいて、これ以上下げられない価格じゃないか!
予想外の値段に唖然。店員と共に苦笑。笑。
でも売って来ました。一本1円で。(だって要らなかったから)
そしてまーくんにバカにされました。(くぅ…)
そんなことがあったから、中古品の買取には期待していません。
以前に某古本屋で「これは高額で買取ますね!」と言われたマンガが5円だったこともありました。
期待させといて5円て!だからまったく期待せず。
さっそく要らないものを探す。
まずは生前から「これいらねーよ!(私)」と散々揉めていたフィギュア。
箱から出さず、高さ40cmはあるBOXに入ったままのものが10体ほど。
家が狭いんじゃ!しまっておくくらいなら捨てろー!と日頃から言っていたものです。
「だったらけーくんにあげるんだい」と一切聞く耳をもたれませんでした。
ここぞとばかりに売ってやる。
次にレコード。
レコード盤がいっぱいあります。
でもレコード聞く機械はありません。
正確には機械はあるのですが、配線だかスピーカーだかで今は聞けません。
「いつか聞くんだい」とさらにレコードを買って来ていたまーくん。
少しは取っておいてあげてもいいけど、置きたい棚からはみ出した分は売りさばかせていただきます!
その選定はメアリーに頼みました。
「棚からはみ出る分だけ選定して。逆ジャケ買。」
「責任重大じゃん!」と嫌がっていたメアリーに無理やり選ばせて、売りさばかせていただきます!
査定結果。
フィギュア総額
1万8千円!
要らねーと思っていた中にも1体5000円もするお宝が!
一度ゴミ袋に入れた紙物のやつが500円に!
レコード総額
1万6千円!
一枚50円のものから5000円もするものまで!メアリーの目利き!(売っちゃったから逆目利きか!?)
本総額
3万8千円!
全部で7万2千円!
どれもびっくりするくらいの値段で売れました。
さすがまーくんとしか言いようがない。
本物を知る男でした。
売りに行く日「あぁお金がない。あぁお金が欲しい。」と散々呟いていたから
もしかしたら不憫に思ったまーくんの采配かもしれません。
ありがとうまーくん。
ありがたく私の好きなものを買うよ。(おい!)
私はまーくんと違って、安さ重視で買い物をするので
まーくんのように高額で売れそうなものは持っていません。
本物を知る男がお父さんでいて欲しかった。
改めて、失ってはいけない人を失ったのだと喪失感が半端ないです。
といいつつ
味を占めた私は、まだまだ家にあるフィギュア達のどれを売りに出そうか吟味する日々。笑
子供達にあげるという選択肢もありますが
せっかく高く売れるなら、価値のわかる人に買い取ってもらおうじゃないか!
子供に弄ばれて、壊されて、捨てられるよりいいよね。…ね!!
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クリックしてもらえるとランキングが上がっちゃって
更新と生きる励みになります。
↓更新すると通知が届きますよ。
サイドブログを立ち上げております。
癒された曲や、手続きの話など
死別時に役に立てたらいいなという情報やらを書いています。(情報サイトです。)
文字多めで難しい話もありますがイラストも描いています。
わかりやすく説明している。つ・も・り。
よろしかったらのぞいて見てください。
ただの品ではなく、まーくんが残した財産として。
たとえ価値がなくとも。笑
まーくんの会社のデスクを整理して
ダンボールが20箱ほど出たと伝えました。
その中で15箱は売ろうとしていることも。
(『17年間勤めた会社を死亡退職』)
ウチは家が狭く、
そもそもまーくんが生きていたら開くことのなかったスペースなのですが
死んだことを良いことに、ガシガシと物を捨てています。
(もちろん捨てられないものも山の様にありますが)
三人暮らしにも狭いっちゃあ狭いけど、
せっかく場所をゆずってくれたのだから快適に生きていこうと思います。
(ありがとう!まーくん!)
なので、不用品はガシガシ処分中。
売れそうなものはせっかくなので売ります。
そんなお金になることは期待せずに。
要らないものって、要らない物だけにお金にならないですよね。
以前に服の買取ショップに売った時
新品のタグ付きのジーンズ3本。
ブランド品ではないけど、いわゆるメーカー品。
しかも新品。
高額にはならずとも少しはお金になるんじゃないかと期待して
売りに行ったことがありました。
査定が終わり、おずおずと結果を出す店員。
「………3点で3円になります……」
とものすごく気まずそうに提示してきました。
3円て!一本1円かよ!高額買取うたっておいて、これ以上下げられない価格じゃないか!
予想外の値段に唖然。店員と共に苦笑。笑。
でも売って来ました。一本1円で。(だって要らなかったから)
そしてまーくんにバカにされました。(くぅ…)
そんなことがあったから、中古品の買取には期待していません。
以前に某古本屋で「これは高額で買取ますね!」と言われたマンガが5円だったこともありました。
期待させといて5円て!だからまったく期待せず。
さっそく要らないものを探す。
まずは生前から「これいらねーよ!(私)」と散々揉めていたフィギュア。
箱から出さず、高さ40cmはあるBOXに入ったままのものが10体ほど。
家が狭いんじゃ!しまっておくくらいなら捨てろー!と日頃から言っていたものです。
「だったらけーくんにあげるんだい」と一切聞く耳をもたれませんでした。
ここぞとばかりに売ってやる。
次にレコード。
レコード盤がいっぱいあります。
でもレコード聞く機械はありません。
正確には機械はあるのですが、配線だかスピーカーだかで今は聞けません。
「いつか聞くんだい」とさらにレコードを買って来ていたまーくん。
少しは取っておいてあげてもいいけど、置きたい棚からはみ出した分は売りさばかせていただきます!
その選定はメアリーに頼みました。
「棚からはみ出る分だけ選定して。逆ジャケ買。」
「責任重大じゃん!」と嫌がっていたメアリーに無理やり選ばせて、売りさばかせていただきます!
査定結果。
フィギュア総額
1万8千円!
要らねーと思っていた中にも1体5000円もするお宝が!
一度ゴミ袋に入れた紙物のやつが500円に!
レコード総額
1万6千円!
一枚50円のものから5000円もするものまで!メアリーの目利き!(売っちゃったから逆目利きか!?)
本総額
3万8千円!
全部で7万2千円!
どれもびっくりするくらいの値段で売れました。
さすがまーくんとしか言いようがない。
本物を知る男でした。
売りに行く日「あぁお金がない。あぁお金が欲しい。」と散々呟いていたから
もしかしたら不憫に思ったまーくんの采配かもしれません。
ありがとうまーくん。
ありがたく私の好きなものを買うよ。(おい!)
私はまーくんと違って、安さ重視で買い物をするので
まーくんのように高額で売れそうなものは持っていません。
本物を知る男がお父さんでいて欲しかった。
改めて、失ってはいけない人を失ったのだと喪失感が半端ないです。
といいつつ
味を占めた私は、まだまだ家にあるフィギュア達のどれを売りに出そうか吟味する日々。笑
子供達にあげるという選択肢もありますが
せっかく高く売れるなら、価値のわかる人に買い取ってもらおうじゃないか!
子供に弄ばれて、壊されて、捨てられるよりいいよね。…ね!!
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死別時に役に立てたらいいなという情報やらを書いています。(情報サイトです。)
文字多めで難しい話もありますがイラストも描いています。
わかりやすく説明している。つ・も・り。
よろしかったらのぞいて見てください。
コメント
コメント一覧 (11)
断捨離ですね!部屋が快適になると心もスッキリします。私もまた家の中見渡して断捨離したいなー。まーくんが死んで買い物に熱が入っちゃったので、ここいらでクールダウンで物の少ない&好きなものに囲まれた暮らしを目指します!
といいつつ、子供のおもちゃになるかなとゴミのプラ容器を捨てないという。笑
せっかく残された人生!せっかくなら素敵に!悲しすぎるからこそ楽しく!じゃないと生きている意味がないから。寂しくて寂しくて押しつぶされそうだから。
このゆるいイラストも褒めてくれてありがとう。本当に嬉しい。それだけで生きていける!
靴下もご自分で!笑。その発想はなかったなぁ。Tシャツまでかなぁと。履いてみるか!
意外とbin-0314さんが亡くなったら捨てないかもしれませんよ。宣言通りごっそり捨てられるかもしれませんが。笑
残した数々の物たちに囲まれて暮らすのも幸せだと思います。もう手に入る事はないですからね。でも、自分のスペースの為にちょいと処分するのもありだと思います。今生きている人優先で!誰かにあげるが、一番処分方法としては心が軽いですね。うちにあるベース…誰かもらってくれないかしら…
きっとbin-0314さんがそこまで言われるほど、素敵な旦那様だったのでしょうね。きっとだからこそ、この世の苦行から解放されたのですよ。そしてbin-0314さんが苦行に立たされているのですよ。引き受けてやりましょうよ。旦那様の代わりに。
きっと天国はいいところです。そう思いつつもこの苦行の世界にいて欲しかったと思いますけどね。
我が家もこの連休は遺品整理と大掃除の最中です。
旦那が死んで、この5カ月で、気がつけばごちゃごちゃ物があふれかえり、どこから
手をつけていいのやら。とりあえず、捨てるところから!
子どもたちは、中、高校生で忙しく、ほとんど相手してくれませんが、せせらぎさんのブログを見ると、仲間がいるんだ、と励まされます😄
私は、細々と仕事していて、家事も苦手なのですが、旦那が遺してくれたお家を居心地よくしたいです。
泣きながらも、コミカルに、というせせらぎさんの姿勢、イラスト大好きです❗
連投&ネガモード スミマセン
モノだけでなく
仕事、互いの家族(主に親)諸々諸々を考えても
どーーー考えても
連れが残ってたほうがよかったんです
詮無いことですが
詮無いこととわかっていても
連れてく人間 間違えたんじゃないの???!!!
その呪縛からな抜けられそうにありません >_<
まーくんのように高額で売れそうなものは持っていません。
本物を知る男がお父さんでいて欲しかった。
改めて、失ってはいけない人を失ったのだと喪失感が半端ないです。
イタタタ…
絶賛共感中です(泣)
たぶん 元気なときに
もし死んだら 的な会話で
捨てる とほぼ躊躇なく言われた気がします(ひでぇ~ 笑)
実際 闘病が始まりふたりで家の中を片付け始めた時
自分の荷物って服やカバンや細かいガラクタ程度
もしかしてそれほど場所取ってなくね? と思い
連れがいなくなってから本格的に
本、CD、ギター等々
(思いの外 靴も結構あった!)
捨てるに捨てられないヤツのモノで溢れているなぁとしみじみ思い
元同僚にTシャツ2枚程度
バンド仲間にギター1本
いまのところこれが限界です(泣)
靴下、Tシャツ等々は自分が愛用して消耗に励んでいます 笑
連れが取り出しやすいように場所を交換した
服の収納スペースも戻せずにいます 笑
幸か不幸か子どもはいないので
自分が生きてる間に
自分の手で処分することは難しそうな気がしています(号泣&笑)
おぉ!旦那様も良品を買うタイプですな。私たちと違って。笑。安くてなにがわるーい!
私も子供がいつか着るかなぁと残しておいたり、趣味とかあるし押し付けても思いかなぁと捨てたり…
ミミすけさんのスーツ用コートの話を聞いて、まーくんが夏のセールに行かなくて本当によかった!(セールといえど10数万は使ってくる。)数日の着用になるとこでした!
コメントありがとうございます!
子供から無視って!!!そんな。どんな…そんなになるかぁ。それも成長ですかね。
コミカルに生きていきたいと思っております。楽しく笑って、泣きながら。
私もまだまだ新米死別者。頑張っているやつがいるな。とお互い思って踏ん張りましょうね。
処分費用!むしろ取られるという。。なんということでしょう…
そしてダンボール箱54箱引き取る方がおられるなんて…愛されていたのですねご主人。
思い出はプライスレス。確かに。売りすぎるのも考えもんですな。
売ったら報告しますね!ショッボ!な金額の時やスッゴ!の金額の時などに。
うちは元々引っ越し予定だったので、直前にそれなりにいらないもの処分してました。
旦那が15年前?に買ったらしい元値いくらかわからないコートが900円で売れました(笑)私の10数点の衣類よりも旦那の5点の衣類の方が高く売れるという。
でも洋服はそれなりにまだ残ってるので、私が特に思い入れのない服は売ってしまおう。問題はスーツ…思い入れ強くて処分できないなぁ。子供が大きかったら残しておくんですけどね。まだ0歳だし(笑)
そーいえばスーツ用のコートも去年の11月にちょっと値段高くていいやつ買ったばっかりなのに!!5年は着るって言ったくせに3ヶ月しか着てないじゃん!
まだ、4ヶ月の初心者😭54歳😅
毎日泣いてばかりです。子育ても終わってまして、子どもからは無視されています😭
さみしくて悲しい中出会った『きみといっしょに』は、筆者の逞しさ、コミカルさを感じたながら読ませていただいています😊
ありがとうございます😊
出張買取りをお願いしたら値段つくどころか、処分費用1万円と言われたり。
家電とか、ハードオフに持ち込んだら420円、タバコ1箱かよ。
大泣きしながら友人に泣きついたら色々な人が思い出の品を欲しかったと引き取ってくれました。
すごかったのが本。ダンボール箱54箱、完全保存していただけることに。
ついでに父の遺品も買取りしてもらったら17万円ほど、ありがたく引越し費用等に充てさせてもらいました。
結局物は物としての価値判断しかしてもらえないのね。
でも思い出はプライスレス、、、ということで。
またフィギュアとか売ったら結果教えてくださいね。