エイプリルフールです。

一年に一回嘘をついて良い日。
一度、記憶に残る嘘をつかれたことがあります。


当時付き合っていた彼から突然のメール
「好きな人が出来た。別れてほしい」

割と長く付き合っていて(2,3年?)朝からの衝撃
もちろん泣いたし、悲しいけれど
好きな人が出来ちゃったのなら仕方がない。
これから友人と会う約束をしていたから、泣きついて慰めてもらおう。
悲しくも何だかすっと割り切って

「わかった。悲しいけど仕方がないね。」

と別れるのを納得したメールを返しました。

すぐにエイプリルフールの嘘と暴露。
焦ったでしょうね。
冗談のつもりで別れを切り出したら、意外とあっさり別れを了承された。笑

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そんなこともありました。




そして、
絶対に考えちゃいけないって思うけど
虚しくなること必須だし
絶対涙が止まらなくなるし
良いことなんて一つもないけど

ちょっと想像したいと思ってしまったから想像してみようと思います。




『実は俺(まーくん)生きてましたー!』



やばいでしょ?もうこの台詞だけで喉が熱くなる。
無駄に自分を追い込みます。



どこをどうやって演出したか分からないけど
ヒョッコリ現れて「生きてましたー。」と言うのです。


葬儀は?火葬は?保険は?
など細かい話は置いておいて
死んでいなかったと判明する。


私は何を思うだろう。


今、もしヒョッコリ現れたら。

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意外と抱きしめられないかもしれない。
その場で泣き崩れて、ずっとずっと泣いて取りつく島がないかも。


よかった。
よかった。

本当によかった。


怒りはしないと思います。
きっと、死んでから今まで堪えて張り詰めていたものが決壊すると思う。

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何よりも
子供達のお父さんが戻ってきたことが嬉しい。
一緒に育てられるのが嬉しい。
子供達がお父さんのいる人生を歩めるのが嬉しい。


どこに行くだろう。
(家でまったりかな。)

何を食べるだろう。
(私の手料理かな。)

最初の言葉は何かな。
(「おかえりなさい」かな。)

やっぱり我が家で家族の時間を過ごしたい。
でも私に暴言はいたのはきっちり謝ってもらおう。
『死んだ時 最悪の2人の関係①』







この現実が嘘であればいいのに。

長い長い嘘。
とてもリアルな夢。




目を覚ましたらまーくんがいて
子供達がいて
変わらない日常が続いていて
仕事の愚痴を聞いて
一緒にご飯を食べて



そんな幻
しょせん幻



でもきっと、時間が経つにつれて
「生きていてくれれば良い」という気持ちから
「なんでゴロゴロしているんだろう」という気持ちが出てきて
「別れてやろうかしら!」なんて思っちゃったりして



ただただ愛している。
本当に愛している。
あなたが必要だった。
一緒に生きていきたかった。



そう愛情に満ちた気持ちでいれるのは
きっと、まーくんが死んだからなんだろうな。

まーくんが死んで、私は愛に溢れ、世界を美しいと感じるようになりました。
まーくんのおかげ。まーくんが見せてくれた世界。
死んで良かったとは言わないけれど、生きていたら見えなかった世界。


戻って来てくれたら
またイライラするのかな。
私の気持ちをくんでくれはしないのかな。
やってって言ったことしてくれないんだろうな。


想像すると、嬉しいことより、ちょっと嫌なことの方が多く頭をよぎる。笑
それは、私が今大人1人で、大変だけども自分の好き勝手に生きているからだろうなと思います。
人と生きるって疲れることもあるじゃないですか。


でも、この現実が嘘になるのであれば
そりゃもう必死に嘘になるようにしますよ。
たとえ、その後の生活にイライラしたとしても。

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