以前に『こころを癒すオススメの本』を紹介した時に
コメント欄で教えていただいた本の一つです。


『ママがおばけになっちゃった!』




ママが交通事故で突然おばけになっちゃう話です。
残された息子のかんたろうは4歳(けーくんも4歳なので、ここですでに泣ける)

面白いやりとりもあり、フフと笑えるし
子供達もゲハゲハ笑っているページもあります。

ウチはパパがお化けになっちゃったので
『ママ』という台詞を『パパ』に
『かんたろう』という名前を『けーくん』に置き換えて読み聞かせたところ
それはそれは涙でした。(私が)




特にかんたろうの好きなところを伝えるページ
最後の台詞



「けーくんのパパで、パパはしあわせでした。」(置き換え中)



でもう読めないくらいに号泣。子供そっちのけで。笑
まーくんはけーくんとしーちゃんのパパになれて
とても短い期間だったけども
幸せだったんだよ。
もう、何回読んでも泣ける…

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そして、何が一番泣けるかって
『かんたろうの気持ち』


文章では書かれてはないのですが
部屋の要所要所にママの絵が描いてあるのです。

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※『ママがおばけになっちゃった』引用

これに気づいた時は
もう本当にたまらなかった。

会いたい。突然会えなくなってしまった。
絵を描くことでしか、もう見ることができない。伝えることができない。
4歳の子供の心を思うと押しつぶされそうでした。
どんだけ会いたいことか、手に取るように分かる。
そして、どれだけの悲しさと寂しさに包まれていることか。


最後のページの


「ママの物を身につけながら眠ると
ママがずっとそばにいるような気がしました」


もうもうもぉう…たまらない。
そうでしか感じられなくなってしまった。
そうすることで寂しくないと思うことしかできない
そう思うことで自分を保っている

あぁあああぁぁぁ〜ものすごくわかるわぁぁああぁ


どんなに寂しいだろう、悲しいだろう
本当に大好きだったママが突然、わけもわからず消えてしまうのは

けーくんを思うと、本当に抱きしめてあげたくなる。(もちろんしーちゃんも)

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そして、このお話、パパが出てこないんです。
どうやら母子家庭?(おばあちゃんと同居の)
なおさらママが死んで辛い。


そして今や私も母子家庭
私が死ぬことも大いにありえます。

この本はきっと、死んでしまったママの愛情を伝える本。
ウチでは教訓本としても使っています。



「もし、お母さんがおばけになっても
見えないけれどずっとけーくんの側にいるからね」



自分が死んだ時の保険をかけておく。笑
もし私がうっかり死んだ時に
けーくんを支える物を心に残しておきたかった。


「同じように、お父さんもおばけになっちゃったから
見えないけど、ずっとそばにいるんだよ。」
まーくんのことも忘れずに伝えておいてあげました。

すると、けーくんが




「けーくんがおばけになっても、ずっとそばにいるからね」




いや、ならないで!ぜひとも!!
でも少し安心しました。ずっとそばにいてくれるんだ。と思って
もちろん私の方が先に死にますけどね!死なせて下さい。




でも何が起こるか誰にもわからない。
年功序列という決まりもない。

ただ、わかることがあります。
どうやらせせらぎ家の最後の生き残りの後ろには
ひしめき合ってくっついているものがあるということ。
万が一私が生き残っちゃっても寂しくないかな…。
そんな事態にはマジで私も生きている気はしないですが…。


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でも子供らが家庭や彼女やらを持ったら
そっちに行っちゃうかな〜。
寂しいじゃないか!まーくんは残ってよね!!

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↓ご紹介いただいた本を追記しました。
よろしかったら見てください。
あなたの一冊が見つかりますように。
『こころを癒すオススメの本』絵本編
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わかりやすく説明している。つ・も・り。
よろしかったらのぞいて見てください。