友達で婚活中のフローラが

高校生の頃には結婚願望が確立し、子供を作って暖かい家庭を築きたい。ずっと思ってきました。
恋に落ちました。
それだけでいえば、とても喜ばしい事。30歳もそこそこ過ぎて、婚活をしていると、私は恋をして結婚することは無いと思う。と言うようになります。
条件で比べて、そこそこ気が合って、まぁ、この人とだったらいいかなと思って結婚する。(人にもよるでしょうが)
そんなフローラが恋をした。喜ばしい。
ただ、
恋に落ちたという事実だけを見れば。
相手方もフローラを好いていてくれて、職業柄も好ましい。
結婚願望もあるそうで、関係を築き上げるだけ。
結婚願望もあるそうで、関係を築き上げるだけ。
普通だったら。
相談を受けたら
実は彼は病気を患っていて
しかも余命が出ているとのこと。
何年とまでははっきり言われてないけども、相当悪いらしく
いずれ目が見えなくなったり、足を切断したり、最終的に死に至るとのこと。
いずれ目が見えなくなったり、足を切断したり、最終的に死に至るとのこと。
なんて人に恋をしたんだフローラ…
死別経験者の私としては
「彼のことを考えると、一緒にいてほしい。時間が限られてるのであれば、
思いっきり楽しいことをして、愛して、彼の人生を幸せなものにしてあげてほしい」
思いっきり楽しいことをして、愛して、彼の人生を幸せなものにしてあげてほしい」
「けど、フローラの友人として言うなら、こんな経験をしないで済むものならしないでほしい。
本当に本当に辛いから。思い出がある分辛くなるから。」
本当に本当に辛いから。思い出がある分辛くなるから。」
「別の人と普通に子供を作って、普通に暮らす人生を歩めるなら、そちらを選んで欲しい」
フローラがこの先恋に落ちる確証はないし
選んだ相手が死なないとも限らない。
年齢的にも病気の彼に寄り添って数年費やしたら、
看取った後はもう子供が望めない歳になってるかもしれない。
看取った後はもう子供が望めない歳になってるかもしれない。
それとも未来がない人の子供を産むのか。
フローラはかわいい。
思いっきりブスなら「運命だと思って一回くらい結婚しちゃいなよ!」と言うけど(ひどい。笑)
絶対に次が現れる。
フローラが好きになるかは別として…
どちらにしても後悔する…と。
悩ましい。
彼女はどんな結論に至るのだろう。
私だったらどうしていたか。
まーくんに余命が出ていたら。
今の状態で余命が出ちゃったら、もう限られた日々を楽しむしかない。
でも、子供を産む前だったら?
結婚する前だったら?
正直、子供も産まなかったし、結婚もしなかったと思う。
そういう女なんです。感情より理性なんです。打算的なんです。

高校生の頃には結婚願望が確立し、子供を作って暖かい家庭を築きたい。ずっと思ってきました。
それが望めないなら、あえて選ばなかったと思う。(ごめんね。まーくん。)
どうしても好きで好きで離れられないとなっていたら、
社会制度とか保険とかめっちゃ調べて、やっていける!って算段を付けて結婚したと思う。
社会制度とか保険とかめっちゃ調べて、やっていける!って算段を付けて結婚したと思う。
多分そうなったらまーくんの方から離れたと思う。私の幸せが一番だと言っていたから。
(私が鬼に見えるじゃないか!)まーくんはたまに胸が痛くなっていて、症状が出ていたんだと思います。
カウントダウンはずっと前から始まっていたのだと。
カウントダウンはずっと前から始まっていたのだと。
でも、健診でも人間ドックでも何も出なかった。病院を回っても何も分からなかった。
きっと、私が打算的な女だから、神様が病気がバレないようにしたのでしょう。
そうでなければ、暖かいマイホームも、かわいい子供達も出会えずに
まーくんは独身で死んだと思います。
まーくんは独身で死んだと思います。
駆け足で沢山のものを手に入れました。本当に幸せでした。
たった5年でも、子供を産んで良かったと思うし、結婚しなければ良かったとは思いません。
フローラもそう思うかもしれない。
でもすぐ死んでしまうかもしれないし、意外と全然死なないかもしれない。
悩ましいですね。どんな結論に至っても友人として支えていければと思います。
にしても、この相談を受けた時に
割と気軽に自分の気持ちが言えました。
死んじゃう彼なんてねぇ〜などと。
死という言葉を簡単に使える。
以前だったらフローラの気持ちも考えて言葉を選ぶような気がしますが、
もはや軽口もたたけます。「こっち側の人間になるんでしょ?」などと。
もはや軽口もたたけます。「こっち側の人間になるんでしょ?」などと。
それは、本当の悲しみと辛さを知っているから。軽口の裏には深い思いがあるから。
きっと私だけが簡単に死を口にできる。
まーくんがくれた『悲しみの盾』最強の武器です。

すぐ打ちのめされますけどね。(最弱。笑。)

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コメント
コメント一覧 (6)
最後の一文素敵な言葉ですね。まーくんと出会えたことが私の人生に素敵な色を残してくれた。(すぐ自分に置き換えるw)
付き合っても、付き合わなくても、出会えたことは無駄ではないですね。
今後出会う人との関係も、考えさせられる一文です。
にしても、死別って絶対に誰もが経験するのに、なんだか少人数な気がしてしまうんですよね。私たちは死んだ年齢が若いというのもあるでしょうが…100%死別経験するっていうのも不思議だなぁ。
今の状況が全て!なんですよね。「もしもああしてたら」はないことですし「次はこうしよう」も確実ではない。考えても仕方ない。と自分にも思います。
でも「ああしてたら」「こうなったらどうしよう」とか考えちゃうのですけどね。
今が大事なんだと知っていることは、知らないよりも大きく違うと思います。
確かに、死別の経験を経て悩みは減りました。(死別による大きな悩みは増えましたが)悩んでいる人や大変だ!と言っている人も、この経験を前にしたら小さなことに見えることも多いと思います。私はそんな彼らの悩みもわかる。けど、私はそういう風に思わなくて(悩まなくて)楽になったわ。と感じています。ラッキー!と。(めっちゃアンラッキーですけど。笑)ある種羨ましい悩みですよね。
なかなか結論の出ない話ですよね。知らなきゃ考えずに済んだものを、知ってしまったから考えなければいけない。
闘病と突然死もそういうところがありますね。どちらがいいとも言えない。
自分の幸せは自分が決めるのだから、なかなか助言もできないところです。
ただ「思い出が増える分だけ、辛さも増える」とだけは言えますね。思い出がないから辛くないとは思いませんが…。
いやー難しい。考える暇を与えずぽっくり逝ってくれてよかった。(よかないけど!)
これが正解という事もないですし、どの道を選んでも後悔も出てくるでしょうし…
その時その時のフローラさんの心に正直なご決断しかないですね。ただ死別は、本当に苦しく辛いので、こんな想いをする人が1人でも少なくいてほしいとも思ってしまいます。この先楽しい事も笑える事もあると思いますが、やっぱり今までの自分には戻れないし、生きていく辛さがついて回ります。
でも、私は今の運命が分かっていて変えられないとなっていても、主人と結婚しその日まで
過ごしていく人生を選びます。フローラさんのお心に寄り添うことは出来ませんが、彼と出会えた事がフローラさんの人生に素敵な色を残してくれます様に…,
私達と同じ様な立場になるかも知れないフローラさんのお気持ちを考えると、せせらぎさんも本当に複雑ですね。
私の彼も、もし余命とか分かってたら?妊娠する前だったら?、、、って考えてみましたが、そこは私は答えが出せませんでした。
周りに余命を受けてもそれより遥かに長く生きてる人もいるし、彼みたいに健康だった人が急に死んだりもする。
結局いつ誰が死ぬかなんて分からないって身をもって知ったからか、私だったら?の答えが出せないのかも知れないです。
弱ってる時の友達の存在は有難いものですよね。フローラさんがどんな決断をしても是非支えてあげて下さい。
私は、愛する人の死という強烈な経験をしてしまったせいか、特に人間関係の悩みを耳にすると「ちっちゃい悩みやな」とか「生きてるし何とでもなるやん」って思ってしまいます。
今日の記事、私なりに考えてみました。
勿論、大切な人に出逢い、そして恋愛を経てこの人と一緒に生きていこうと思った経験もあるから、あくまでも想像して書きますね。
1・恋愛中に病気が発覚したら、私は仕事しながら出来るだけ近くにいたと思う。
2・恋愛から、結婚前提になる時なら…やはり
両家と話す。二人の気持ちを優先に家族の理解と協力も必要だから。
3・結婚したら、子供は望まないと思う。というか望めない気持ちになるような?とその後の自信がない、子供にエゴを押し付けてしまう感覚になりそう。
人生に損得はないけど本音と建前とか…感情と理性を考えると…上記の気持ちかな。
かわいそうという状況で一緒に人生を共にする確率を推測すると、言葉では冷酷だけど、
幸せな方を選択する。ただ、どちらにしても
知ってしまったら後悔はしちゃうなぁ。
うちのまーくんは、子供達が小学生の時に、発症したけど、今思えば、もっと私はできる事あったと惜別の責任も背負ってる。子供達は大人になって、その一人は結婚前提の彼がいてお相手の家族に大切にされてるのを見て
まーくんと一緒に楽しめたのにって泣ける。
でも、まーくんと結婚して子供達ができて、
私は幸せだとこころから思ってる。これからも私の大切な夫です☺️書きながら、涙が止まらないけど💦せせらぎさんに、うちの格好いいまーくんのイラスト依頼したいなぁ。
せせらぎさんのお友達にエールを送ります。
何が幸せかは自分のものさし📏だから🍀