会えないことが悲しくて
会えないという事実に耐えられない。


義母様や友人やは
「出張に行ってるんだ。」「海外に行ってるんだ。」という。
今会えないだけ。
死んだ気がしない。と。
ふらっと帰ってきそうな気がする。と。


それは生活を共にしてない者が言えること。
一緒に暮らしていた者には現実がいつも直面している。



帰ってこない現実
連絡の取れない現実



もう二度と会えないという現実が辛くてたまらない。
今を頑張ればいつか会えるんだ。と思えば頑張れる。
死んだわけじゃない。二度と会えないわけじゃない。
いつか会える。そんな状況に今なっているだけだ。と思いたい。





…そうだ。
捕まったことにしよう!

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出張だとすぐ帰ってくるものだし
海外にいるだと、連絡はできる。
会えないし、連絡もできない状況…それは刑務所!
塀の中にいるとなれば、会えないし連絡も取れない。
でも生きてはいる。
何年か何十年かの刑期を終えれば出てこれる。その時に会えるんだ。
何十年かしたら私の生活も心境も変わって、もうまーくんなんかいなくて良いかもしれない。
その時までの辛抱だ。

会えないし連絡も取れないなんて、今と一緒じゃないか。
でも、どこかで生きていてくれている。いつか会える。という事実が
こんなにも気持ちを楽にしてくれる。
“今は”会えないだけ…


そう思うことにする。
この空の下、どこかに収監されているんだ。


数年で出てこられる設定だと、まだ私の気持ちの整理がついてないから
がっつり25年くらい収監されている設定にしよう。



はたして
一体何の罪なのか…
25年の刑期は相当なものでしょう。



窃盗、詐欺、横領、背任等の単純な財産犯罪は10年以下の懲役等らしく(場合によるだろうけど)
殺人罪、強盗罪、強盗致傷罪、強盗強姦罪、強制わいせつ致傷罪等のいわゆる生命犯罪が有力です。
それでも10年以上は重い刑らしく、犯罪の中でも凶悪な方。
まぁ、殺人罪ですかね。しかも凶悪な。


でも
自分が死んだのに、人を殺して刑に服する設定は可哀想な気がする。



すっごい平和な世界で、人を傷つけるだけでも罪に問われるような世界ということにしよう。
妻を傷つけた罰。
“日頃愛情深く接してもらっているにも関わらず、ひどい言葉で最愛の伴侶を傷つけた罪”
それが罪状。笑。
それで25年の服役。しかも面会すらできない。
そんな理由でこんなに重い刑とは、なんて平和な世界だ!

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刑期を終えたら、戻ってくるんだ。
その時に必ず会える。

そして、その時が来るまでに私はまーくんがいなくても生きていけるようにしておくんだ。
「もう出て来るの?こっちにはこっちの生活があるし、会わなくていいわよ」って言えるくらいに。



同じ会えないのでも、生きているのと死んでいるのは大きく違う。
同じ会えないなのに、どうしてかしらと考えてみたら
そこには希望の有無があるんじゃないかなと思った。

いつか会える。という希望が生きていればある。
そんなこと考えなくても、どこかでそう思っているから別れは寂しくない。
生活を共にしていたものと別れるときは寂しいけども、本当の意味で辛いとは思わない。
別々の道を歩んでいくだけ。それぞれの人生を。

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死別はその道がない。
あえて言うなら崖っぷち。
突然隣にいた相手が谷底へ落ちて消えてしまった。(向かう先は天国だけどね!)
谷を見下ろしてももう姿は見えない。
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だから、まーくんは谷に落ちたのではなく
今、別の道を歩んでいることにする。(服役中!笑。)
その先に道が交差して、また出会えると希望を持って。
その先が交差しなかったとしても、
その時私が歩んで来た道は多くの人と出会い、たくさんの経験をし
花いっぱいの素敵な道になっていることを願う。


でも今はいつか会えるんだと希望を持って生きていく。
25年間とりあえず頑張るから、25年後に出所したら会おうね。
それまでは妻を傷つけたことを反省しなさい。



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