長いこと一緒にいてくれた義父母様
とうとう帰ってしまう日が近づきました。
「え?帰るの?嘘でしょ?」とすっとぼけても来ましたが
彼らの家はここじゃない。
さすがに帰してあげることにしました。軟禁状態からの解放。

本当に長いこと一緒にいてくれたのに
どこへも連れて行ってあげることができなかった。


だから、最後に思い出作りへ。
考えた結果スカイツリー。
日本一高い建物。
一番空が近い場所。

20171221_1

足が悪い義父様は遠出を懸念されていたので
横移動じゃなくて縦移動なら大丈夫でしょ!
しかもまーくんを近くに感じられるかもしれない。
と割と良いチョイスだったのではと思います。


けーくんとしーちゃんも保育園をお休みしてみんなで行って来ました。

にしても高いっすね。
展望デッキ(350m)入場料…
一人当日券で2060円、4〜5歳で620円
大人3人とけーくんで6800円。(ぎゃ!)


そして更に
展望回廊(450m)入場料…
一人当日券で1030円、4〜5歳で310円
大人3人とけーくんで3400円。(ぎゃぎゃ!)


全部合わせて10200円(ひーー!)


エレベーターで上がって、ぐるっと一周するだけですよ。
時間の単価がめっちゃ高い。
こうなったら長く居座ってやると決意。
行ったからには展望回廊まで行きました。


でも、行って良かったです。
空を近くに感じてまーくんに会えた気がした…
なんてことは思えませんでしたが
広がる地上世界を見て



なんて自分はちっぽけなんだ。

20171221_2

と思いました。
この上ない悲しみの中で、自分の世界が全てでずっと気持ちが内に篭っていました。
当たり前ではあるものの、なんて多くの人が住んでいるのだろう。
同じ苦しみを持っている人もいるだろうし、それ以上の辛い状況の人もいるだろう。
それぞれにドラマがあって、思い、笑い、泣き、生きているんだ。
今もきっと、どこかで誰かが死んで
そして、どこかで誰かが産まれている。

私の出来事なんて、何十万分の一。いや何百万分の一。
なんだ、大したことないじゃないか。



いや、めちゃめちゃ大したことありますけどね。
でも、本当にそう思いました。
自分が全てじゃない。


この多くの人が住む広い世界から
まーくんは突如消えてしまったんだと、もちろん泣きましたけどね。



そして、初のスカイツリー。
けーくんとしーちゃんの反応は…
大喜びでした!
エレベーターが!
景色全く興味なし!(ま、だよね。)

行きはエレベーター目当てで、スムーズに展望室に行けましたが
着いた途端に「エレベーター乗る!(帰る!)」と…
長期滞在を望んでいるのに…

走るな!登るな!景色を見ろ!(長時間)
なんて無理ですよね。
まぁ、わかってはいました。涙。


足元がスケルトンの場所に行った時
じっと下を見ていたので
お!興味を持ったかた思うも
隣の人が写真を撮ってるスマホを真剣に覗いているだけでした。
「かしてー!」って。(おいおいおい)
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でも、エレベーターにたくさん乗れて満足だったようです。
「スカイツリー行ったねー」
とたくさん話してくれます。


駐車場に向かう途中、スカイツリーのショッピング階に
歯磨き専門ショップというのがあって
めちゃめちゃ可愛くて、めちゃめちゃ買いました。
中でもオススメでお気に入りのもの。

MARNA(マーナ) 歯ブラシキャップ 立つおさかな歯ブラシカバー ( 歯ブラシスタンド 歯ブラシ立て 歯ブラシ置き ハブラシスタンド 歯ブラシカバー ハブラシ立て ハブラシ置き 洗面グッズ 洗面所 サニタリー 収納 )
立つおさかな歯ブラシカバー 


これ、めっちゃ良いです。
私は家に居れない時期なので、他のお宅にご飯を食べに行ったり泊まりに行ったりしています。
歯ブラシのケースにもなるし、スタンドとしても使える。
今の私にすごく重宝しています。
3人で愛用中です。
20171221_4


義母様も、この歯磨き専門ショップで爆買いしてました。笑。
臨時店舗だったみたいで、今は残念ながらないようですが…




実は東京スカイツリー。まーくんと結婚の写真を撮る時に行った思い出の場所でもあります。
思い出の地でゲリラ的にドレス姿で写真を撮ったのですが
スカイツリーになんの思い入れもなく。笑。
でも、撮影隊に連れて行かれ撮りました。
スカイツリーのお土産屋の店員さんに持たされた大きいスカイツリーの模型を持って
苦笑いしている写真が残っています。でもとても幸せそうに。

20171221_5
また一つ思い出ができました。




にしても一緒にいてくれたこの数ヶ月
義父母様の家は鍵が開けっ放しです。
誰でも好きに出入りできる状態。
服が足りなくなれば家に勝手に入ってもらって適当なものを見繕って送ってもらう。
宅配便は、そこに置いておいてください。という紙が置いてある。

完全なる信頼がなせる技です。
すげーな田舎って…
人を信用できない社会の昨今、こんな田舎もまだまだ存在するという。



まーくんもそういう風土が生み出した産物なんだろうな。
だから人に好かれ、愛されてきたのかな。




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