『旦那と私は師弟関係』でも書いた通り私はまーくんの弟子でした。

私が退職するにあたって、新しい人を雇いました。
私の後任になります。
そしてまーくんの仕事を手伝います。
そしてなんと、私と同じ名前でした。


ちなみに、まーくん仕事のこととなるとめちゃめちゃ厳しく妥協を一切許しません。
彼女も辞めた後に、手伝いに入った男の子も長い時を経ずに辞めました。
正確には辞めさせられたのですが…

私から続いて3人もの人がまーくんの元を去っているのです。
人材の墓場。(『相棒』よく見ていました→『相棒との思い出』
そして今や、まーくんが墓場。笑。(笑えないわ!)

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仕事として、まーくんから離れてしまった私たち
本当に辛かった。修行の日々でした。どんなに泣いた事か。どんなに憤ったことか。

でも私はまーくんと結婚したし
後任の彼女は、死んだ知らせを受けて今生活しているアイスランドからすっ飛んできたし
辞めさせられた男の子は自宅まで線香上げにきてくれたし

なんなんでしょう。まーくんの魅力。



後任の彼女は、自宅に棺の中にいるまーくんを見て
「まーくんさん!何やってるんですか!」と怒ってくれました。

「散々人のこと怒っておいて、センスないって言っておいて
自分の最後がそれ!?一番センスない選択ですよ!
一番怒られることしてるの、そっちじゃないですか!!」と
大泣きしながら怒ってくれました。


今も、彼女の声が頭から離れません。
面と向かって怒っていたのは彼女だけでした。
私ももちろん怒っていますよ。勝手に死におって。ばかやろう。

それだけ怒られたのです。でもその分、尊敬できる人でした。
まーくんの仕事上での怒りを共有できる数少ない仲間です。
なぜなら、弟子以外には温和だから。
仕事のまーくんを知らない人は、「え?怒るの?あんなに優しいのに?」と言います。


彼女はアイスランドへ帰る飛行機で撮った空を送ってくれました。
空の向こう側。
なんだか感じるものがあったと。

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まーくんが死ぬ前、彼女が会社をやめる時
まーくんと彼女がやっていた仕事を私が引き継ぎました。(フリーで受けるため)
彼女は家に引き継ぎにやってきて、遅く帰ってきたまーくんと
少しのお菓子で語らって飲んだことが昨日のことの様です。
その引き継ぎのおかげで彼女との距離も近づきました。
まーくんが繋いで行ってくれたんだと思います。
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そんな彼女はもう少しで帰国します。
もともと、せせらぎ家から一駅しか離れていない所に住んでいた彼女。
アイスランドへ行くと同時に住まいは解約しましたが
また、どこかに住むのだと思います。

どこに住むか見ものです。
こっちは1人で子供2人みて、旦那いなくて寂しいんだよ!
実家に帰るなら許すけど(何様!)
都内に住むなら、近くにしてよね!じゃなきゃ嫌!許さないから!……近くにきて〜!
でも、自分の好きな様にやりなさい。(どっちだ)
それをまーくんも望んでいると思うから。


とりあえず帰ってきたら
一緒に今後の身の振り方考えようよ〜。
弟子仲間としてさ!


↓そしてまさかの共同生活が始まるのです。

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