まーくんの務めていた会社は200人を超える企業です。業務委託、バイトいれたらもっともっとです。
前社長が5、6人くらいで立ち上げ、一代で築き上げました。
とてもアットホームで暖かい会社。
私もそこに勤めていた時期があります。
私は、まーくんがこの会社で一番誰とでもフランクに話せる人だと思っています。
そして、一番色々な方に愛されてた人だとも思ってます。
そして、一番色々な方に愛されてた人だとも思ってます。
嫁の欲目もあるかもしれませんが…
会社の駐車場には限りがあり基本的に来客用。予約制。
その中でいつも空いている場所。
そこは、社長の専属駐車場。
まーくんをたまに会社に送っていたのですが、しれっと停めていました。
見つかって怒られても
「すいませ〜ん」で許されるし、きっとそれが出来るのはまーくんだけ。
会社の支給の携帯は、プライベートも兼ねているのだけど、基本的に会社のもの。明細は会社にいきます。
部長に呼ばれ「これは見過ごせないでしょ。。」と、微妙にいかがわしいサイトの登録を責められても、愛嬌でかわせるのはまーくんだけ。(『美少女アイドルみんなでGO!』みたいな、二次元のちょっと恥ずかしいタイトルだった。笑。)
会社で初めて金髪で出社して、社長に激怒されても「お前は時期社長だ」と冗談混じりでも社長に言ってもらえるのはまーくんだけ。
さほど中が深くない外部の人とも、出会えば「こんにちわー!どうしてました?」と気軽に声をかけ、「仕事はさほどしてないけど、気持ちのいいやつで好きだった」と言われるのはまーくんだけ。(仕事してないんかい!)
まーくんが死んで、家に線香あげに来てくれる人も上の人から、すごい若手まで。
若手に接点を聞いたら「すごく話を聞いてもらって、それで今があります。」と言う人ばかり。
最近は会社の事をよく考えていて、
最近は会社の事をよく考えていて、
どーしたら良くなるか、こー考えないといけないなどと。
本当にいつか社長にならないかなと思ってました。彼ほど愛された社員はいないでしょう。
事務作業は向いてないので、大変なとこは副社長にしてもらって。笑。
いつか社長夫人になるのを夢見ていたのに。
葬儀の際も、出来る限りのことはすると言っていただいて、本当にいろいろしていただきました。
会場の作品用意や配置。動画編集。受付。連絡。遺影準備。などなど。
私とはさほど親しくなくても、何人もの方が家に遊びに来てくださって、子供達と遊んでいってくれます。
全部まーくんの築き上げた関係です。
葬儀の時、私の甥に
「葬儀の時、きっと沢山の人が来てくれる。沢山の人が泣いて、まーくんを悼んでくれる。
それは、まーくんが人を大切にして築き上げてきたから。そこにあるのはまーくんの人生だから。」と、伝えました。
それは、まーくんが人を大切にして築き上げてきたから。そこにあるのはまーくんの人生だから。」と、伝えました。
本当に沢山の方に来ていただけました。
「実はテーマは愛なんだ」と言っていて、素敵な名刺を制作していました。
刷り上がりをまーくんは見ていません。
愛を込めた名刺を、まーくんは使うことなく死んでしまいました。
会社の方から「もちろん、まーくんの分もちゃんと作る」と言っていただき、
会社の方から「もちろん、まーくんの分もちゃんと作る」と言っていただき、
先日刷り上がった様です。
誰にも配られることのなかった名刺。
私がまーくんに渡してあげます。
そんなまーくん、人望もあり仕事の信頼と実績もあるまーくん。
同年齢の同僚が役職についていく中で、まったく役職がつきませんでした。完全なる平。笑。
同年齢の同僚が役職についていく中で、まったく役職がつきませんでした。完全なる平。笑。
でも、ただの平社員なんかじゃない。
「まーくんはスーパー平社員です。」
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