棺に沢山の寄せ書きをしました。
通夜や自宅に来てくれた方に一言お願いしますと言って。

黒は使わず、カラフルに送ってあげたかった。
沢山の気持ちとメッセージを持っていけるように。
書いてもらった上から、通夜の夜にけーくんが走り回りながらグルグルと線を引いてました。ゲハゲハ言いながら書いていました。

読めなくなったメッセージもあるけども、私達が読むものではなく、まーくんが読めれば良いかなと。けーくんの落書きも嬉しかろう。

私も、まーくんと最後の夜を共にした時に一言だけ書きました。

にしても、棺に書いていいものなんですね。

発案者はカメラマンのSさん。
まーくんが尊敬してやまない人です。
まーくんより年下だけど、仕事ぶりも精神面も本当に尊敬してました。

S教の信者の様です。
Sさんが、
断食をしたと言えばやってみたい。
あれがよかったと言われれば欲しい。
とても、崇拝していました。

自分にはない物の考え方ができる。
仕事の上でも目から鱗のアイデアをくれる。信頼している。Sくんはすごい!

Sさんは、通夜葬儀に参列できないかもと、通夜の前日の夜に訪ねて来てくれました。
結婚写真を持って。

結婚の時、式も披露宴もしませんでしたが、写真だけはちゃんと撮ろうと、Sさんにお願いして家族写真を撮りました。

写真で笑顔のできないまーくんが、その時の写真は満面の笑みで笑っています。
五年もまえだけど、遺影として使わせていただきました。とてもステキな写真。
私も若くてかわいい。笑。

まーくんに初めて連れていってもらったロケ撮影の現場もSさんの撮影でした。

そんなSさんが、棺に寄せ書きをしたらどうかと。悲しいのはきっと本人が望んでないから、言葉は違うかもしれないけど楽しく送り出してあげたい。と。

悲しいよ。と思いつつ。寄せ書きには大賛成。義父母様も田舎の人だし嫌がるかなと思っていたら、そりゃいいと乗り気。


一筆目は誰もが躊躇するからと、
動じる事なく棺の蓋にでかでかと一発目を書いてくれました。

「まーくんに一言!」と、かわいい、ゆるい猫ちゃんのイラストと共に。

こう、さらっとやれるところが本当にすごいなぁと、私も尊敬しています。


20171028



最後の最後に素敵なアイデアをもらえて良かったね。まーくん。
そういうところが好きだったんだよね。



後で、蓋には書かないで!と葬儀社の人に言われたのは秘密です。




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