あんなしょーもない男。
と思った方がいい。
もっと他にいるかもしれない。
遅刻の常習者で、何度約束を破られたか。
イベントを大事にせず、何度誕生日を祝ってもらえなかったか。
出かけても仕事ばっか。あくびばっか。タバコばっか。
それでも、愛していた。
愛していたから悲しいこともいっぱいあった。
想いが通じず、気持ちが見えなくて泣いたこともいっぱいあった。
でも、あんなに話を聞いてくれる男の人に出会ったことがない。
あんなに買い物に付き合ってくれる人を聞いたことがない。
あんなに愛され許されてる人を見たことがない。
もう出会えない。
「ウチの旦那くらいならそこらにいるけど、まーくんほどはいないだろうな。」
と、言ってくれた人がいた。
この人以上には出会えないと思って結婚した。
私が怒ってると、謝りはしないものの、
いそいそと洗い物をしてくれた。
子供達と飽きることなく遊んでいた。
外食すると自然に私に取り分けてくれた。
回転寿司は一皿を半分こ。
センスのない私に着ていく服の相談をしていた。
夜帰ってきてスナック菓子を食べていた。私が起きると食べさせてくれた。
お酒が好きだった。
全部を愛していた。
会いたい。話したい。
ひとりにしないで。
あんな、しょーもない男でも好きだった。
愛が冷めていたらどんなに楽だったか。
喧嘩をしていたから、
(死んだ時 最悪の2人の関係①、死んだ時 最悪の2人の関係②)
死んだとわかった時すぐには喧嘩の怒りの方が上回っていて
悲しくない瞬間もふと訪れていた。
でも、
時間が経つにつれ寂しさがよぎる。
怒りなんて、どうでもいい話。
いてくれたら、生きていてくれたらどんなに良かったか。
愛が冷めていたらどんなに楽だったか。
喧嘩をしていたから、
(死んだ時 最悪の2人の関係①、死んだ時 最悪の2人の関係②)
死んだとわかった時すぐには喧嘩の怒りの方が上回っていて
悲しくない瞬間もふと訪れていた。
でも、
時間が経つにつれ寂しさがよぎる。
怒りなんて、どうでもいい話。
いてくれたら、生きていてくれたらどんなに良かったか。
仏教の言葉に「愛別離苦」がある。
愛する人との別れのこと。
説かれている苦の中で最も苦しいものだとされている。
本当に苦しい。
でもこれが、最も苦しいなら
乗り越えたら楽しく生きていけるんじゃないかとも思ってみたりする。
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