↑前回まで(立派に喪主を務め上げました。)


火葬場へ向かう霊柩車の中。
まーくんとの思い出に浸り、しんみり行こうと思ってたら、
膝の上のしーちゃんと、一つの席を私と分け合って座ってるけーくんが、
「ママがいいー!」「ママがいいー!」状態。
「ちょ。まっ、待って。
聞いて。落ち着いて。待って待って。
待ってって言ってるでしょーが!!」
と、しんみりとは程遠いムードでやってきました。。

初めてくる場所で、ソワソワな子供達。
まーくんが入った棺が火葬場に収棺される。

子供達に、
「すごい機械だね。エレベーターみたいだね。お父さんね、寝んねするんだって。
ここに入るとお空に続いているのかな?おやすみさせてあげようね。」

出てくる骨を何て説明しようかと思いつつ、そう話をした。

待合室でお骨になるのを待ってる間、お菓子をたらふく食べる子供達。
突如しーちゃんがウンチをしたので、
トイレに連れて行く。
うっかりオムツを忘れたので、同月齢の子がいる親戚から借りる。
お尻をふき、新しいオムツを履かせようとしたところで、ヌルっと手に何かがついた。

古いオムツから新しいオムツへの一瞬で追加爆弾を投下したのだ。
もろにまみれた手。
オタオタしてると、どしたどしたと子育て経験ママ達がワラワラと手伝ってくれた。
暖かさを感じる。何とかやれるかもしれない。

焼き場が終わったらしい。
まーくんを見に行く。
みんな、泣いている。

涙は出なかった。
おぉー。これがまーくんか、
綺麗だね、まーくん。
これがキミの骨だぁよ。興味あるでしょ。
と、何だか感心していた。

収骨を嫌がるお義母さんを横目にヒョイヒョイと拾う。
見事になんとも思わなかったので、子供達とその場から離れる。薄情な気がして…

子供達には何かとは言わず
「綺麗だね。石みたいだね。」とだけ言った。

お義母さんの腕に抱かれたまーくんは、赤ちゃんの様だった。
最初と最後を母親の腕に抱かれている。

お義母さんも嫌だろうに…

マイクロバスに乗り込んで、元の場所に戻る。たと思う。
この後の記憶はない。何も覚えていない。
夕飯も食べただろうに。
どうしたっけかな?

こうして、まーくんはお骨になって、我が家に戻ってきました。


20171015
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