↑前回まで(死んだと知らせを受けて弔問に来てくださった人数に驚きました。)




通夜の夜は斎場に親族何人かで泊まることになりました。

まーくんと過ごす本当の最後の夜。

子供達は広い場所で敷き詰められた布団にキャーキャー言いながら遊びまくり

まーくんが寝ている部屋に来ては棺に落書きをし(棺にコメント書いてもらってたんです。)

棺を囲んで神妙な面持ちでいる大人、そして真ん中には箱に入った父親を見て尋常じゃない何かを感じたのか
「あ!そーだ。(あ!そーだブーム中)
お父さんに、お茶を飲ませたら元気になるんじゃない!?」とお茶をコップに汲んで来て飲ませようとしたり


追いかけっこをしたり、、
(どこでもいつでも追いかけっこブーム)


もう本当に寝ないといけない時間になり。0時とか。

久しぶりに会ったしーちゃんはおっぱい欲しさにギャン泣き。親戚の女性が任せてというから甘えて、まーくんとの時間を過ごすことに。

しーちゃん、二時間ほど大泣きしてて、預かってくれた方が一番、断乳で大変な時間を代わってくれて感謝しかないです。

時間を貰ったから、
まーくんと寝れる最後の夜を大切に過ごそうと、いっぱい話をしようと、いっぱい泣こうと、
2人になれる時間を待っていた。

のに、ずっと居る。
まーくんのおばさんが部屋にずっと居る。。
遺影を見ては、涙したり。じっとどこかを見たり。

わかるよ。大切だったよね。
名残惜しいよね。離れがたいよね。

でもね!嫁がここに居るんだよ。
気を利かせておくれよ。

ここで私が一夜を明かす覚悟があることを知らしめるために
棺の横に簡易椅子をガチャガチャと並べてベッドにしたり、
電気を消そうと「電気はどこかなー?」とウロウロしたり、
空気読んで!出てっておくれ!
と思ってチラッと見てみたら
横になってた。寝始めた!マジか!

仕方ないので
「おばさん。ごめんね。最後の夜だから2人にしてほしい」と素直に追い出しました。

2人になれたので、まーくんとゆっくり話す最後の夜。
いろいろあったね。
楽しかったね。
「ありがとう」も「さよなら」もまだ言えないよ。

20171012_01

家に棺がある時は顔が見れなくて
でも、これで本当に終わりだからと
そっと蓋を開けて顔を見る。

死んでから時間がたってるから
死化粧が浮いている。まーくんじゃないみたい。
もっと早く見ればよかった。

長髪だった彼の髪を切って貰おうと思ってたのに、ぎっちり収まっていて今さら欲しいなんて言えない。
もっと早く言えばよかった。

もっと早く。もっと早く。。
後悔を数えたらキリがない。

結局電気の消えなかった部屋で
棺の彼の隣に、椅子ベッドで横になりながら、まーくんの家で狭いシングルベッドで2人で寝てた頃を思い出す。

もう最後。
一緒に寝ることはもう二度とない。

まーくん。まーくん。
起きてよ。寂しいよ。

夜は明けて、お別れの朝がやってくる。

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