ハッピーバースデー to 自分

今日、私39歳の誕生日です。

来年は40歳。
三十代最後の1年。

39歳!って!
いつの間にそんなに大人に!!!





まーくんが死んで
シングルになって6回目の誕生日

6回て!
(…多分6回)




今日は大きいショッピングモールに行って(一人で)
いっぱいお店回って(一人で)
フードコートでラーメン食べて(一人で)
ちょっと長い道のりを帰ってきました(一人で)




楽しかった。


そして
幸せでした。






もうそんなに誕生日を重視してはいなくて
昨夜も別に子供達に「明日は…」なんて言うこともなく
ケーキも用意せず
ただの普通の日として過ごすつもりでした。





朝一でメッセージが入っていたのは
お祝いの言葉。


友人やら
読者の方やら



ありがたいなぁ
と、ちょっぴり泣きました。




私は友人の誕生日にメッセージを送ったことはありません。

送ったことがないのに
送ってくれる。
本当仲良くしてくれてありがとう。






今日は大事な日なのだなと思い直して
買い物に出かけました。





1日一人で過ごす時間は
とても充実していて




まーくんと過ごした日々を重ねても

寂しいと思うこともなく
彼からのプレゼントがないことや
かけられる言葉がないことにも
なんとも思わず


心から満たされた時間を過ごしました。







まーくんが死んで
もうすぐ丸6年。


この6年の間に
私は自分で自分を満たすことを学んだ。




何かがないことも
誰かが与えてくれないことも
大した話なんかではなくて



どれだけ
自分が自分を満たすことが出来るのか。

それだけが
自分を豊かに生きさせてくれる。





自分のためにプレゼントを選び
その時間や
それをまた使う時間に思いを馳せる


好きなものに囲まれて
ゆったりと流れる時間

ゆったりと流れる人生の時間
その時間を慈しむことが出来る。





最高か!って。






まーくんが死んで
幾度となく絶望に落ちて
それこそ1〜2ヶ月に一度は闇落ちする
そんな時を5年以上経て

去年の年末に
「あれ?私もう大丈夫じゃね?」と開眼してから

見事に闇落ちが無くなりました。

現時点で5ヶ月ほど
穏やかな精神状態が続いております。






それは

一言では語れない『この5年』を過ごしてきた自分を
絶対的に信じられるから。



自分が重ねてきた時間の過酷さと豊かさ。




不安で怖くて寂しくて悲しくて
心を掻きむしって泣きじゃくっていた
あの時の自分を抱きしめてる

どんな絶望の中でも
そこからまた必死に足を踏み出し
一歩一歩ここまで這ってきた自分を
誇りに思う




生まれてから39年
色んなことがあって
沢山の出会いがあって

それはどれも
今の私を形作るのに必要なもので




頑張ったな

頑張って生きたな


そんなことを思うアニバーサリー。


私、生まれてきてくれてありがとう。
お母さん、産んでくれてありがとう。






何かを得ようとか
何かになろうとか
特に何も考えておらず

何かを失うことに怯えてもおらず
誰かを妬んだり、羨ましく思うこともなく
(いいなとは思うよ。パパのいる家庭を…)



今、ちょっぴり大人になった(老けた)自分を
愛しながら過ごすこれからが
楽しみだったりします。






もし
私が、まーくんと同じ時間しか
生きられないのだとしたら

あと2年。


あと2年か…
41歳で死んじゃうのは、やっぱり早いなぁ
と思うけど


いつ死んでも後悔しないように
目一杯生きるって決めたから

最高の30代最後の年にしよう。




豊かに。愛して。感謝して。






そう思える自分をくれたのは
やっぱりまーくんで

他の人が貰えないような
最高のプレゼントを
私は貰ったのだと思ってる。


60b190d2


今日はケーキはないけども
クラッカーだけはあるので
(子供達がやりたがって事前準備)

パーンパン!と
自らもやってきます!



生まれてきてくれてありがとう!!
最高の人生だ!






↓突如開眼して絶望のトンネルを出た




↓今に至るまでの道のりをぜーーんぶ残してる
お暇があったら是非に…(約6年分!2000記事!)



**************** 

<書籍発売中>『旦那が突然死にました。』
旦那が突然死にました。
著者:せせらぎ
エムディエヌコーポレーション
2020-08-24

サンプルこちら
(一章分、配信しています)


****************  

●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら


 クリック蘭


  ↓応援ポチッといただけると嬉しいです。
 にほんブログ村 家族ブログ 死別へ


  ↓LINEで読者登録。

blogreader_201903_2