人って出来る限り嫌な思いをしたくない
それは誰だってそう
私だってそう
子供にだってそう


でも

『嫌な思い』
ほど人を育てるものはない




私は子供の頃から
そこそこに嫌な思いをしたから
達観している部分があったし

まーくんが死んで
本当に多くのものを学びました



発達障害を持つ
長男のけーくんは
友達との関わりの中に
「本当自分勝手だなぁ…」と思うこともしばしばあります


でも
最近友達との関わりが
すごくすごく増えました


平日私が帰ってくると友達が遊びに来てたり
休日、遊びに誘いに来てくれたり
誕生日には女の子が朝家に来て「大好きだ」と書かれている手紙をくれたり
朝、女の子を迎えに行って登校したり
女子のグループと一緒に下校してたり(男子1人)
習い事でも女の子に手を引かれていたり
…女子ばっか!笑

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それはすごく嬉しい
手紙なんてけーくんより喜びました。笑
でも反面ハラハラもします


けーくんは基本的に自分しか見えておらず
だから気にせずいられることもあるし
友達が来てるのに1人で好きなことしてたりもします
相手を困らせることも多々あるでしょう

学校で遊ぶ約束をした友達がいたのに
下校途中で別の子と約束をし
そちらの方が遊びたかったので
前の約束をした子が遊びに来たのに
説明もせず出かけようとしたり

遊びたいおもちゃを相手が遊んでいて
必要以上に食い下がったり


ハラハラします


けーくんの周りを見れる成長が先か
周りがけーくんに愛想尽かすのが先か…




でも
基本的に放っておいてます


けーくんの友人関係は
けーくんが築くべきであり
私がしゃしゃり出るべきではないと

うまくいかなくても
傷ついても
嫌われても

その出来事を自分で身をもってして経験した方がいい

親の目の届くところなんて
限られているのだし
自分で物事に対峙して考えたらいい


どうしてもな事態になったら
シャシャリ出ます

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それまでは
ハラハラしながら
私の目の届かないところに行くけーくんを
気にしてないふりして
帰ってくるのを待ちます


そのまんまのけーくんでぶつかって
うまくいかないことが起きたら
その時に考えればいいと思っています


私が全ての土壌を整えてあげるわけにはいかない
土壌の整った場所だけで生きていけるわけじゃない


その失敗や傷つきの経験って
小さいうちになるたけした方がいい言われたことがあって
私もそう思う


遊びに誘いに来てくれる子たちのことを
本当ありがたいなと思って
なんで遊んでくれるんだろうとも思いつつ
「大事にするんだよ」とは言うものの
それが頭に入るかどうかは彼次第


嫌な思いなんてしたくない
して欲しくない

けど

だからこそ見えてくるものがある
優しくなれる


て、まぁ…
今、基本的に嫌な思いをさせてるのは
けーくんなんですけどね…

その大きなしっぺ返しが来るのか否か



母はハラハラしながら
送り出します

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↓傷つくなら、学ぶなら、小さいうちに!




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なし



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●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら


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