人はみんな居場所を探してる


まーくんが死んで
頭がとっちらかって

もう誰もまーくんのことを知ることのないことが
忘れられる一方のまーくんが
可哀想で悲しくて

本にしよう
映画に残そう

と躍起になっていました



何かにならないと
何かを成し遂げないと
なんだか分からない強迫観念に迫られて

必死に走ってきました



ありがたいことに
本を出すことが出来て
私のブログも沢山の方が見てくださっています


「頑張れ」
「大丈夫だよ」
「よくやってる」

沢山声をかけてもらえます

それが私には
本当に大きな力になっています


認められている
求められている場所がある


私の頑張れる土台になっている
ここは私の居場所だから

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でも
それは頑張らないと手に入れられなかった場所

頑張って
頑張って
頑張ってきたのは

居場所を探していたんだなと思いました





『自分の居場所』

ここにいてもいいよ
と認められた場所


私の居場所はまーくんでした

そこがあれば安心していられた

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不安がなくて
恐れがなくて

自分の存在が
無条件に認められる場所 



頑張らなくても
うまく出来なくても
何もしなくても

安心していられる場所

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それが無くなった






会社なんて属してないし
交友関係は希薄だし

誰も私を知らない
誰も本当の私を知らない
心をさらけ出す場所が無くなった

安心していられる場所が無くなった

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大概のコミュニティーには
自分の居場所を作るには努力を要します

対人関係だったり
仕事の成果だったり
継続することだったり
学ぶ姿勢だったり

そこで認められるには
努力をしないといけない



パートナーという存在は
頑張れなくても
ダメな自分でも
居場所をくれる



何かになりたいわけでも
何かを成し遂げたいわけでもなかっただろうけど

居場所のなくなった私が
必死に求めていたものは
居場所だったのかもしれません




そして
きっとみんな居場所を求めてる

承認欲求とでも言いましょうか
自分という存在が認めてもらえる場所

だからSNSも広がったのだろうし
フォロワーの数や良いねの数を気にするのでしょう
誰しもが自分の居場所を探してる





パートナーがいる人を
ほんっき羨ましいなと思い始めました

ただ安心していられる場所
頑張らなくていい場所
自分を認めてくれる人

あー。いいなー。



けど
だけどね

パートナーの存在を欲しいとは思うけど
この苦しみのゴールを
『誰か新しい人ができること』にしてはいけないと
私は思うんだ
自分にね
自分はダメだと思うの

この死別の苦しみに
自分なりのゴールを見つけた時
それが本当のゴールだと思っています

パートナーがいてもいなくても関係ネイ




努力なんてしたくない
もう頑張りたくない

幾度となく思います


なんでこんな悲しい世界で
頑張り続けないといけないのか

必死で自分の心を持ち応えさせながら



でもきっと
いつか見つかる



その意味と
心地の良い居場所が




今はその為の頑張りなんだと思います


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●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら


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