私が
『今』を大事にして
『今』でしかないと思っている理由。 



それは
まーくんは突然死だったから。
それも、けんか別れだったから。


明日が来ることを疑いもせず
仲直りする予定の週末を待ち
未来は当然の如くあるものだと思っていたから。 


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本屋さんで見つけた
『最後だとわかっていたなら』という詩。 







もし今日が最後だとわかっていたら…




もしこの瞬間が最後だとわかっていたら… 








私はまーくんとの最後のやりとりを
LINEにはしなかった。
『反省している』と来たメッセージに
折り返し電話をかけて声を聞いたに違いない。
子供達の声を聞かせたに違いない。



実家に帰る時
窓の向こうにまーくんの存在を感じた時
そのまま出発することはせず
「もぉ!反省してよね!」と
声をかけたでしょう



実家に帰る前
家で子供達と遊んでいる姿に
目を向け思いがけず笑っちゃって
一緒に遊んだはず



喧嘩の原因の自分の発言を悪いと思って
私のことを気にしているのに気づいていたから
何かを奢らせて
二人の時を持てばよかった



ずっと頑張っていた仕事の成果が
初めて見れる映画を
誘われたのに断らず
一緒に見ればよかった



日本で一番きれいだと言っていた花火を
手を繋いで見たらよかった



暴言を吐いた時に
頭を思いっきりひっ叩いて
「なんて言い方をするんだ!」と
その場で怒ればよかった







その瞬間瞬間に逃げずに
精一杯向き合えばよかった
 






私の想いも
まーくんの想いも

伝え合うこともなく終わってしまった。


数日後の仲直りの週末は来なかった。





来るはずだった明日は永遠に来なくて
一瞬でまーくんはこの世界からいなくなってしまった。

「ちょっと待って」と言う間もなく。

たった一言を伝える時間もなく。 





だから
あなたに会うのは最後かもしれない。
話をするのは最後かもしれない。
そう思うようになった。

突然いなくなってしまうかもしれないから。




まーくんに『すれば良かった』と思うことを
私は後悔として持ってはいません。

出来たら良かったとは思うけど
その悔やみは
まーくんと出来なかったことを責めるものではなく
これから 向き合うもののためだと思っています。


これからのために
必要な悔やみなのだと思っています。

2度と同じことをしないための。





人は言います。

「そんなに怒りを引っ張ることなかった」
「ひどい」
「気づかなかったのか」

そんなこと
私が誰よりも何万回と思ってる。
後悔することなんてクソほどある。

それを
私よりも想いのない人たちが責める。

それを責めてどうするのでしょう。 

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ああすれば良かった
こうすれば良かった



それだけを見てどうするのでしょう。 
過去だけを責めてどうするのでしょう。



大切なのは 
あるかもわからない『未来』ではなく
覆ることのない『過去』でもなく

『今』。最後かもしれない この瞬間。



誰かに伝えたかったことはないか。
抱きしめれば良かったものはないか。

未来に後悔しないために。




今日が最後だとしたら
あなたに会うのが最後だとしたら 


どう向き合おう。

何を伝え
どんな時間を過ごそう。


そう考えると『今』を大切に出来て
『今』が大切にできると
今を積み重ねたどの時間も大切にできる。



まーくんとの時間が最後だとわかっていたら
私は違う向き合い方をしただろうし

誰との時間も最後だとわかっているから
精一杯向き合える。 




これが
最後かもしれない

最後だったのに


どうしてしなかったのか




もう二度と
思うことのないように

今を
最善だと言える状態でいたい。

その選択を「後悔しない」と
胸を張って選びたい。
 



詩の一文です。

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最後だとわかっていたら
一言だけでもいい…
「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

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最後だとわかっていたら…


本当に大切なものが浮かび上がってくる。


それを抱きしめよう
精一杯。



明日は来ないかもしれないから
この瞬間が最後かもしれないから




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わかっていたなら…
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●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら


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