ADHD&ASDのけーくん(7歳)の我慢ができない問題
私としーちゃん(5歳)の阿鼻叫喚の毎日。

(↓苦しさの始まり)



家での荒ぶり方も
しーちゃんへのしつこさも
私への甘え方も
学校での友達と仲違いしてしまったことが
要因だったようです。

ただ結局
友達との問題も
けーくんの思い違いという結末でした…。


インプットの仕方
アウトプットの仕方に難があって
やっぱりこの子には
コミュニケーションの障害があるんだなぁと改めて納得しました。

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通級に通うこと
最終的には支援学級も視野に入れることで
けーくんの健やかにいられる場所を考えていこうと思います。


コミュニケーション能力に確実に難がある。

けーくんが成長を見せるか
周りの子がうまく対処していってくれるか
流れに任せてみようと思います。




ある朝テレビのニュースを見ていると
ママ友がママ友を洗脳して支配して
子供に食事を与えず死なせてしまった。
というようなニュースが流れていました。


けーくんはそのニュースを見て
私に報告してきました。

「違うと思うんだけど…
子供のこと食べたらしいよ!」


食べた!!子供を!!
けーくんの脳を介すとそういう風になるんだ。
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改めてけーくんの頭の中には
入り方が人とは違うのだと感じました。

本人その事実に違和感があり
「違うとは思うけど…」と思いつつも
それでも与えられた情報は
『子供を食べた』ということになっている。

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全く違うわけじゃない。大枠カテゴリーで話題はずれてない。
でもびっみょーにずれてる。
こりゃぁ周りと揉めるわ。
けーくんの見ている世界が違う。


こちらが意図してない伝わり方
彼が意図していない伝え方

違う見え方をしているんだと
こちらも理解した上で見つめていかないとなぁと思いました。




そんなある日
しーちゃんと保育園の前にテレビを見ていて

たまたまやっていたEテレの『U&I』という番組


知ってます?
人の多様性を取り上げた子供向け番組です。

発達障害の子とかの実情や関わり方をやってくれています。


たまたましーちゃんと見たのは



…あ、これけーくんだ。
と二人で真剣に見ました。

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しーちゃんは、けーくんの納得できないところを
少し理解したようでした。

沢山の色々な子がいて
見え方がそれぞれに違っていて
苦手とすることもそれぞれにあるのだと。

良い番組や。
さすが教育番組。


けーくんとも見てみようと思います。
そうそう!これなんだ!というものがけーくんから出て来るかもしれません。

自分の感覚というものが
どういうものかっていうのもスッと入るかもしれない。



発達障害の子というのは
一見普通の子。

だから問題が見えづらいところが問題なのだと思います。

何も知らなければ
ただ変な子として排除される対象になってしまう。


嫌な子
迷惑な子
躾のなっていない子


これを少し理解してもらえると

そういう子がいるということ
その子なりの困りごとがあるということ
どう対処して、何をしてはいけないかがあるということ


この理解は大変ありがたく大事なことだと思います。







だがしかし



番組もそうなのですが


そういう子の視線で世界を見ると
なんで怒られているのか
何で嫌がられるのか
悩んだり困ったりすることがあるから
敵意を向ける人に「理解がないなぁ」と思ってしまいます。

私だって番組を見て思った。
怒るお母さんに
もう少し優しい言い方をしたらいいのに
もっと話を聞いてあげるべきだ。



でもね。


そういう子に
毎日毎日対峙して向き合って翻弄されるのって

ものすごく精神をすり減らし
大変なのですよ。


本当はここまでケアをして(向き合う人に対して)
ワンセットだと思うのです。


そこまで理解が浸透するといいなと思う。

そこまでの番組を作ってくれEテレさん…お願い。
でも『U&I』だけでも十分良き番組です。
勉強になる。客観的になれる。



でもやっぱり
子育てにしても
闘病にしても
介護にしても

もちろん『本人』に対することは最も大事。

だけど
それに向き合う人のケアが
ゆくゆくは『本人』にとっても良き結果をもたらすと思うのですよね。


ということで
独特の見え方をするけーくんに向き合う人として
誰もケアしてくれないから
自分で自分をケアしていこう。

自分を大事にすることが一番の向き合い方だと
改めて思うのであります。


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↓続き(最後)


※コメント返信お休みしてます。 



▼▼▼本日のPick up▼▼▼

ソーシャルスキル本

昨日も一人で読んでいました。
けーくんなりに困りごとがあるってわかっていて
心のどこかで解決したいと思ってるのだなと

基本的にあまり本を読まないけーくんが
自分から定期的に開いているなんて
やっぱり思うところがあるのでしょう。

子供でも読みやすい。
(でも低学年じゃ親と読むがよいかな)
問題解決ごとに見開きでまとめられているので
端的にわかりやすく
起こる問題&解決の仕方が見やすいです。
本当に買って良かった本です。

昨日は『友達と意見が違ったら』みたいなやつ読んでたかな。
発達障害児じゃなくても
通常発達児でも
なんなら私でも
ほほー。っと勉強になります。

とっても大事だけど
意外と誰も教えてくれない
人間関係の基本。


イラスト版子どものソーシャルスキル 友だち関係に勇気と自信がつく42のメソッド [ 相川充 ]
イラスト版子どものソーシャルスキル


イラスト版 気持ちの伝え方 コミュニケーションに自信がつく44のトレーニング [ 高取しづか ]
イラスト版 気持ちの伝え方


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2020-08-24

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(一章分、配信しています)

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●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら


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