連日のけーくん(7歳。ADHD&ASD)の
『やりたいこと我慢できない』問題。

(↓苦しさの始まり)



私とけーくんとのやり取りや
けーくんの感じをずっとそばで見ている高校生居候のゆーくんが

「今から経験者来るから相談したら?」 と。




そう、今から我が家に遊びに来るこの『経験者』


同じく発達障害の子を育て

それも
超ド級の経験をした方。

我が子を育てる上で
もちろん色んな人に謝り倒し
学校にも足繁く通い
教育委員会にも話をし
最終的に子供が入院したり
警察が出動したり 
子供に殺されかけたり


そう。姉です。笑


そんな壮絶な体験をした姉の二人の息子は
今は成長し、両方とも落ち着いた学校生活を送っています。

そんな姉の最終的な結論は
一人で育てないこと。向き合い過ぎないこと。


『こちら側』の話です。 
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やって欲しい。
やらないで欲しい。
分かって欲しい。

相手に対して求めることは
無駄な話です。

全く無駄ではないけども
それを求めるとお互いに苦しい。




苦しんでいた時にふと思ったのは

私が求めているのは
足がない人に歩けと言っている様なものなのかなと。 
(コメントにもありましたよね。
20cm身長伸ばせと、視力上げろ。とかいうもんだと。
…無理だっちゅーねん。笑)


足はあったとしても不自由で
そんな人に
もっと頑張れ!とリハビリを強制している様なもの。

頑張った方がいいから
歩けた方がいいから
歩ける可能性があるんだからと。
無理矢理にやらせようとしている。

無理だ!ってんだろ!という本人の気持ちや状態を無視して…。

そりゃ歩けた方がいいのは事実で
練習すれば歩ける様になるかもしれない。
それも、出来るだけ早く歩ける様になった方がいいでしょ!?
という勝手な常識を押し付けているのかも。



でもこちらとしては
そんな状態で富士山登りに来んなよ!なわけですよ。

何もせず部屋に篭っていれば誰にも迷惑かけずにいれます。
相手にストレスもない。
でも来ちゃったの。
支えないといけないの。 

だから一人じゃ無理なのよ。


歩けない人を一人で支えて富士山登頂は無理なのよ。





姉は当時色々なところに相談して
色々なアドバイスを受けたけども

腹が立って仕方がなかったと。

言っていることも
対応の仕方もごもっともですけど

「あなたたち、仲間いますよね?」と。


一人の子に対して
ああしたらどうかと相談し合い
請け負う時間は交代で
ストレスを受けない時間もたんまりある。

こっちは一人なんです。(姉もひとり親)
全部100%一人でストレスを受けているんです。


ということで
結局なんやかんやあり子供が入院したことで(人の手を借りた)
事態が好転したそうです。 
(共同生活で学んだ部分が出来たそう)


だから一人では無理だよと。 
入院するなら小さいうちの方が枠があって…うんぬんかんぬん…

まさかの入院を勧められる。笑

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こちらの正論や常識なんて通用しない。
だから向き合い過ぎちゃいけないのだと。


姉は息子の荒業で苦しんでいた時
息子の主治医から薬を提案されたそうです。
 
姉向けに。 
子供の方をどうにかする手立てではなく
それに向き合う人の方を楽にする方法を提示される。


向き合い方を変えるしかないんですよね。
お互いが楽でいるために。

それでも育てる方も一人の人間なわけで
ストレスも溜まるわけですよ。




一人で育てるのは無理と言われても
私はどうしたってひとり親。
それも旦那様は死んでしまった。

どれだけ忍耐を要する人生なのでしょう。 

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けーくんは基本的に大人しい性質だし
学校でも学童でもさほど問題はありません。

それも苦しかったのかもしれない。
「そんな大変な子に見えないけど?」と思われる苦しさ。

私の我慢が足りないだけなのかもしれない。
やっていることは大したことないことなのかもしれない。
子供だったらよくあること。

こんなんでどこかの手を借りるなんて…
大袈裟なのかも…

でもキツイのは事実で
一人で育てるしかないのも事実です。




子供は一人で育てるものじゃない。
とうい姉の助言で

じゃあ誰と育てればいいのか
ということで

スクールカウンセラーと通級を考えます。


我が子には大袈裟じゃないかという思いは捨てて。 


きっと
こんなことで…とか
人に言うほどのことじゃ…とか思っているお母さんもいっぱいるんだろうな。




でも大切なのは
健やかな状態でいること。

そのために頼れるものは頼ろうじゃないかね。




一番は子供をどうこうすることじゃなく
自分が良き状態で向き合うこと。
そして向き合い過ぎないこと。


キツイ現実には向き合い過ぎないこと。
まーくんが死んで嫌というほどそう思った。

「ま、いっか」精神ですね。


何がなんでも喧嘩を止めようとしなくていい。
上手くやらせようとしなくていい。
無理矢理辞めさせなくていい。

ただ、どうしてもしてはいけないことをした時は
『隔離(引き離す)』が一番らしいので
 なんとかボチボチやっていこうかと思います。


見過ぎないが一番。
ま、「見ない」というのも忍耐ですけどね!! 

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↓続き


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ミルクっぽいのもあった。笑
でもビターって書いてある…
ブラウンパッケージのビターとどう違うのかしら??



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●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら


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