昨日は沢山のコメントをありがとうございます。
批判的なものは気にしてないし
気にしてられっか!と思ったという内容でしたが
皆さんの温かい気持ちに触れまくって
批判関係なく
逆に嬉しくなっちゃいました!
そして今日はけーくんの話。
子供に寄り添うとは
どういうことを言うのでしょうか。
ADHDでASDのけーくん(7歳)は
言葉が出るのが遅くて
確か2歳半くらいで一語。
周りの子が二語(ワンワンばいばい)などの時に
「あ〜お〜」の一言だけでした。(ママですらない。笑)

その後も通常発達時の子と比べ
言葉の発達は1歳半の遅れ。
それでもコミュニケーションに困ったことはなく
けーくんの言いたいこと
言わんとしていることは丸っとわかりました。
言語の遅れがあるし、精神的にも幼いから
言い間違いや、伝えきれないことを
その都度訂正して言い直させていたら
彼のやる気を削ぐだろうと。
基本的に全部丸っと受け止めて来ました。
7歳になった今
言葉は同学年の子と同じくらいには話すようになり
でも、ASD(自閉症スペクトラム)の性質か
言葉のキャッチボールがちぐはぐで
なかなかにコミュニケーションが歯がゆいところもあります。
それでも
全部汲めていました。
親だから。7年間みっちり傍にいた身としては
今何に意識が向いていて、何を言いたいのか
言い方がおかしくても
言わなくてもわかります。
心を寄せられる。

それでいいと思っていました。
親だけはストレスなく一緒にいられると思ってもらえることが。
そんなある日
療育兼塾の先生と話していて
『汲んであげない優しさ』
というものに気づきました。
言い間違いや伝え下手なところを
その都度チェックして指摘し、教えてあげる。方がいいと。
私としてはわかる。
何が言いたいのか。
でも
けーくんのいる世界はもはや
私といる世界だけではありません。
「何言ってるの?」
「意味わかんない」
とストレートに弾かれる世界。
汲んでもらえない世界。
そこで生きていく為に
出来てないことを教え理解させていくことが
必要なんだと感じました。
「ぼくは出来てない」
と思うことを良しとは今まで思えなかったけども
それでも
事実として出来ていないのだから
そこはちゃんと伝えて
どうしたらいいのかまで教えることが
ただ、寄り添ってストレスなくいさせるよりも
大切なことなのだと思いました。
『出来ない』が自己肯定を低くさせる発達障害児。
でも、その『出来ない』を伝えることの大切さ。
それは、私がいない世界で生きていくためのもの。
できれば何からも傷つかずストレスなく生きて欲しいけど
それは本当の意味での優しさではないんですね。
守るだけが優しさではないのだと…
今まで受け流していたものを受け流さない分
こちらのストレスも増幅なのですがね…
お互いがストレスを貯めてでも
逸らしちゃいけないものがあるんですね。

↓我が子はやっぱり発達障害だった
※コメント返信お休みしてます。

<書籍発売中>『旦那が突然死にました。』
****************
●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら
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批判的なものは気にしてないし
気にしてられっか!と思ったという内容でしたが
皆さんの温かい気持ちに触れまくって
批判関係なく
逆に嬉しくなっちゃいました!
そして今日はけーくんの話。
子供に寄り添うとは
どういうことを言うのでしょうか。
ADHDでASDのけーくん(7歳)は
言葉が出るのが遅くて
確か2歳半くらいで一語。
周りの子が二語(ワンワンばいばい)などの時に
「あ〜お〜」の一言だけでした。(ママですらない。笑)

その後も通常発達時の子と比べ
言葉の発達は1歳半の遅れ。
それでもコミュニケーションに困ったことはなく
けーくんの言いたいこと
言わんとしていることは丸っとわかりました。
言語の遅れがあるし、精神的にも幼いから
言い間違いや、伝えきれないことを
その都度訂正して言い直させていたら
彼のやる気を削ぐだろうと。
基本的に全部丸っと受け止めて来ました。
7歳になった今
言葉は同学年の子と同じくらいには話すようになり
でも、ASD(自閉症スペクトラム)の性質か
言葉のキャッチボールがちぐはぐで
なかなかにコミュニケーションが歯がゆいところもあります。
それでも
全部汲めていました。
親だから。7年間みっちり傍にいた身としては
今何に意識が向いていて、何を言いたいのか
言い方がおかしくても
言わなくてもわかります。
心を寄せられる。

それでいいと思っていました。
親だけはストレスなく一緒にいられると思ってもらえることが。
そんなある日
療育兼塾の先生と話していて
『汲んであげない優しさ』
というものに気づきました。
言い間違いや伝え下手なところを
その都度チェックして指摘し、教えてあげる。方がいいと。
私としてはわかる。
何が言いたいのか。
でも
けーくんのいる世界はもはや
私といる世界だけではありません。
「何言ってるの?」
「意味わかんない」
とストレートに弾かれる世界。
汲んでもらえない世界。
そこで生きていく為に
出来てないことを教え理解させていくことが
必要なんだと感じました。
「ぼくは出来てない」
と思うことを良しとは今まで思えなかったけども
それでも
事実として出来ていないのだから
そこはちゃんと伝えて
どうしたらいいのかまで教えることが
ただ、寄り添ってストレスなくいさせるよりも
大切なことなのだと思いました。
『出来ない』が自己肯定を低くさせる発達障害児。
でも、その『出来ない』を伝えることの大切さ。
それは、私がいない世界で生きていくためのもの。
できれば何からも傷つかずストレスなく生きて欲しいけど
それは本当の意味での優しさではないんですね。
守るだけが優しさではないのだと…
今まで受け流していたものを受け流さない分
こちらのストレスも増幅なのですがね…
お互いがストレスを貯めてでも
逸らしちゃいけないものがあるんですね。

↓我が子はやっぱり発達障害だった
※コメント返信お休みしてます。

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コメント
コメント一覧 (4)
言い方が違ってた時は、正しい言い方で「~なのね」と返してあげればいいんですよ。
「寒がりが苦手なの」なら「そうか、けーくん寒がりだから、寒いの苦手なんだね~」とか。
「違ってるよ」とか「それじゃわかんないよ」と指摘したり
言い直しさせるのはよくないです。
大人だって、たとえば英会話の時、さりげなく正しい言い方で返してもらったら、
すごく勉強になるじゃないですか。
せせらぎ
が
しました
年少次女の大好きなお友達が自由な男の子です。うちの園は厳しめなところもあり、ご家庭の考えでのびのびできる他の園がいいだろうと転園されました。次女が毎日寂しい、○○君いないからヤダ。と言います。
1年間コロナで母同士お顔を合わすこともなく子供たちの接する時間もあまり多くはなかったのですが、次女は彼と過ごす事で本当に成長したと思います。
どういう言い方をしたらいいのか自分の本心を伝えるのに悩むのですが、次女は色んな成長が遅く、出来ない事も多く3歳児検診でも手がかかるに○をつけたほどでした。
検診で何か病名が付く覚悟もありました。もちろんまだ可能性はありますので、覚悟しております。
入園し彼と出会いどうしたら理解出来るか次女なりに考え行動し、彼の立場になって考え、先生のお手伝いをしていると先生から聞き、涙が出そうでした。いつの間にか私だけではとても教えられない大切な経験をして母の私でさえ感じた事のない気持ちを持てたことに。
綺麗事にしか聞こえなかったらすみません。
不快にさせたら申し訳ありません。
4歳という未熟な成長のなかで、色んなお友達がいるなかで、彼の純粋な気持ちに惹かれたんだと思います。
彼の家族からしたら積極的に接することがいい事だったのか分かりません。
ただ次女は大好きだから一緒にいたいんだといっていて私から言うことは何もないと思いました。
○○君、うしろからぎゅーしてくれるんだよって嬉しそうに報告してくる次女を見て私は嬉しかったです。またいつか遊べるといいなと本当に思います。
長文失礼しました。
せせらぎ
が
しました
子供と一生そばにはいてやれないと思うと、子供がいずれ親と離れたときも生きていけるようにと思うし、その反面、せめて母親といる時はこころ安らかに過ごさせたいとも思うし。
なんとか子供の本来持っている力、逞しさを信じて行くしかないかなぁと私は思って日々を過ごしています。
いつも本音で語ってくださってありがとうございます。
必ず報われる時が来ると思います。
まずは、健康にご留意ください。なんとかストレス発散もなさってください。
二人の子を持つシングル母より。
せせらぎ
が
しました
私も色々自閉症の息子に教えています。流さずに流さずにと思いながら。
ですが、人の話がなかなか聞けないので、なかなか響きません。
ある時私の母から、お友達に指摘されて傷付いてやっと少し気付くのかもね、と言われました。
出来れば外の世界で傷つく前に教えたいですが、私の知らない世界で人よりたくさん傷付くのかな…
子育ての難しさ、自閉症スペクトラム児を育てることの難しさを毎日感じています。
これからもせせらぎさんのブログを楽しみにしています。
せせらぎ
が
しました