旦那様のまーくんは突然死にました。

41歳。予兆もなく。

3歳と1歳の子供を残して。



衰弱して病死したわけじゃないこと
誰かが絡んで死んだわけじゃないこと

ポンと突然死んだことが
私の原動力だと思います。 

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人は病気が判明して余命が出て
看病して死ぬものだと思っていました。

事件や事故や突然死は
ニュースの中の別の星の話。



まさか自分に降りかかるだなんて
まさかまーくんに起こるだなんて

微塵も思っていなかった。

その瞬間の瞬間まで
まーくんが死んだ姿を見るまで…



もうどこにもいないのだと
その瞬間に前とは別の世界に落ちました。




今はその悲しさには慣れた。
寂しいけど慣れた。


思い出すと涙は出るし
それと同時に
彼を失った自分ではなく
いなくなってしまったまーくんのことを考えます。

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笑った顔
交わした言葉
子供達との触れ合い
やっていた仕事

ある日突然
全部終わった

お別れを言うこともなく
抱きしめることもなく

一瞬で生きていた世界から消えた

幻だったかのように




そういうことがあるのだと
身をもってして知りました。


人が死ぬのは一瞬。
それも、それがいつなのかはわからない。


ダラダラ生きている場合じゃないと
グチグチしている場合じゃないと
いつ終わりが来るかもわからない人生を生きているのだと

終わりが突然来たからこそ、そう思います。


まーくんを想うと背筋がシャンとする。
自分の生き方を見つめさせられる。


それはきっと


『突然』だったから。
 





生きたかっただろうから
一緒にいたかっただろうから

自分の想いも気持ちも
何も伝えられぬままに死んでしまったから


自分だったらどうだろう
そういう未来が自分にあったとしたら
今をどう生きていないといけないだろう




もういない

その笑顔をぼんやりと見つめ

どう生きていったらいいだろう 

そう自分に問いかけます。 





大好きだった人


もういない人 



お別れすらさせてもらえなかった。




そういう人生の終わり方もある。 
それが私の原動力。


『今』死んでも後悔しない生き方。




『一瞬』で消えてしまったまーくん。

その『一瞬』が自分に来る時まで
今、せっかく生きているのだから
どう生きなきゃいけないのか
その見えないまーくんにずっと教えてもらってます。
 
終わりまでのカウントダウン。
残された時間
みんなにあるわけじゃない。

ある日突然終わることもある。



じゃあ、今何をしないといけないだろう。

今できる精一杯をして
あるかもしれない未来へ何かを託さないといけない。

その未来の終わりは意外にも早いかもしれない。
少しでも多くやれるように
少しでも多く残せるように
だったら今どう生きないといけないのか。



まーくんを想うと
自分を見つめ直すことになる。 

まーくんの姿の先に
今生きている自分が映るんです。

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●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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