ある日、大好きだった旦那が突然死んで
目の前に大きな困難が立ちはだかりました。
ーーーーーーーーーーーー
君が乗り換えた壁は
いつか君を守る盾となって
君のそばで
いつまでも支えるだろう
ーーーーーーーーーーーー
ある歌の歌詞です。
知ってます?
自分が超えた壁が
自分を守る盾になる
まーくんが死んだ時
この苦しい経験が
いつか自分の糧となると
信じてきました。
信じ込んできました。
そうなるに違いないと
そう思って自分を奮い立たせてきました。
そして今
本当にそうなったと感じています。
まーくんが死んだ時
目の前は突然真っ暗になって
先が見えないような
高い壁が立ちはだかっていました。
わけもわからず登り始めた。
その場所に止まるのは嫌だと思ったから
登った先に見えるものがあると信じたから
血を滲ませ
歯を食いしばり
たまには転がり落ちながら登った
その大きな壁は
振り返ると
まさに私を守る盾となってる。
向こう側から投げられる小石から
身を守ってくれている。
別に登らなくても良かった。
その場にいたって死ぬわけじゃない。
でもそこにいたら
きっと私は今も
小さな小石で傷ついていたでしょう。
それにただ泣きながら
ひたすら耐えていたでしょう。
死別は乗り越えるものじゃない。
一生抱えて生きるもの。
それはそう思う。
でも死別にくっついてくる
苦しみやトゲのある他人の言葉
自分の心との葛藤
弱い自分
それは乗り越えられる。
死別は乗り越えるものじゃない。
でも、それに対峙する自分は
越えて行っていいもの。
一つの壁を越えたからといって
目の前が平坦になったわけじゃないです。
でも、あの時のような
高さと垂直具合のものはそうそうない。
ゆるく高くボコボコになっている道だけ。
人よりは少し歩きづらいかもしれない。
けど、あの壁を登ったんだから
登れないわけがない。
あの経験は
私を守ってくれる盾となり
次へ進む自信と勇気になる。
登ることをお勧めします。
苦しいけど、その分エネルギーは使うけど
諦めたらいつまでも小石にやられる。
自分の手で傷を作りながら登ったそれは
登るだけ価値のある壁だったと
心の底からそう思う。
登り方なんてわかりませんよ?
簡単になんて越えられない。
あらゆる装備をまとい
良いとされる方法は試して
試行錯誤で
いっぱい失敗して
でもなにくそー!と登ることを諦めない
そうしたら
いつかきっと
あれ?
登り切ってる?
そう思える時がくるはず。
そして
その経験が
自分を守ってくれるものになってる。
簡単になんて
登れなくていい
登らなくていい
簡単じゃないからこそ
価値がある
苦難に向き合わないといけない時
向き合うのは苦しくて
出来れば逃げてしまいたいけど
それでも向き合った時
越えようと覚悟した時
その経験は
一つも二つも
自分を大きくしてくれる
そう信じています。
にしても
ケツメイシ…
良い曲だな。
↓死別という地獄に来てしまった方に。
※コメント返信お休みしてます。
*******************
この経験を本にしました。
まーくんが死んでからのことを
綴った3年間の記録。
サンプル(どどーんと一章分、配信しています)
●Twitter→こちら
●アメブロ→こちら
*************
●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら
クリック蘭
↓応援ポチッといただけると嬉しいです。
↓LINEで読者登録。
コメント
コメント一覧 (10)
私も、とにかく登ってきました。
そしたら、せせらぎさんの言うとおり、気づけば後ろに盾ができていた感じ。
小さな小さなツブテも痛かったのに、結構な大きさの石が飛んできても痛くないっていうか避けられるっていうか笑。
辛いときはしゃがみこんでもいいし、その場に寝転んじゃってもいいと思います。
絶壁は避けて、緩やかな(でも長いかも)道を選んで登るのも良いと思います。
それでも、ゆっくり登れば、ゆっくり盾ができると思います。
私は急ぎ過ぎてちょっと疲れてるけど、ここから先はゆっくり行きたいです。
仲間の皆さんも、頑張っていますもんね。
せせらぎ
がしました
音楽を楽しむ余裕ができた事も、一歩ずつ進んでると、自分で褒めてます。
ケツメイシ…懐かしいです。友よ…って曲を何度もきいてました。たくさんの思い出が懐かしく、何だか寂しいです。笑顔と涙です。
そういえば、1.2か月前に、エレファントカシマシの宮本さんがソロで歌ってるのを聞いて、感動して涙が出てきました。元気と背中を押してもらった気がします。
楽しい年末年始の休暇を迎えるべく、今できる事を頑張ります!
とりあえず、掃除をしまーす。
せせらぎ
がしました
私事ですが、約束したんですよね。
まだ、身体がある時にね。
「オレの事は大丈夫だ」
「後の事は任せとけ」
「だから、安心してくれ」
そんな約束をしました。
辛くなると、その時の約束を思い出します。
それが、私を守る盾ですね。
せせらぎ
がしました
あー、すごく沁みました…
ダンナがケツメイシ好きで、
死別後、この曲を繰り返し聞いてた時期があったんです。
久々に聞いて、
今の、ゆるく高くぼこぼこの道に、エネルギーを奪われてたけど、
登れるよね、歩けるよね。
ここまで来たんだから。
逃げたくなるけど、先に進も。
せせらぎさん、いつもありがとう。
せせらぎ
がしました
私も泣きながら困難な壁を乗り越えてきて、自分自身が少したくましくなった自覚もあったので、
激しく共感しました。せせらぎさん、心情を絵や文で表現するのうますぎ!
私もそうだけど、同じようにパパがいなくなって困難な壁を越えている(今まさに乗り越えている最中かも?)子ども達ににも、この曲を聞かせてあげようと思います。
せせらぎ
がしました
才能や技術だけではない、やっぱりせせらぎさんの中にある、やさしい強い温かい芯みたいな核みたいなものがこのように表現させるんだなーと感じます。
せせらぎさんのブログや生き方をみていると、まーくんさんやわたしたちの夫がこんなにも早く、しかもやりたいことも大切なことも全ておいて逝ってしまったことには、絶対意味があるんだと、そして遺されたわたしたちの苦しみや悲しみにも、絶対意味があるんだと思います。
せせらぎさんが何度も伝えてくれたように、この死別という出来事は、ただ辛い悲しいだけで終わらせてしまってはいけないですね。
その先になにかみつけることが出来れば、夫もわたしたちも、ただ可哀想な人からもっと素敵ななにかになれますよね!
せせらぎ
がしました
色んな事がまた起きて、身動き取れなくなってた所に、ケツメイシの曲とせせらぎさんの言葉✨
死別を乗り越えなきゃと思ってた自分がいて、自分で自分を苦しめてたなと(-_-;)
エネルギー交換出来る所を作って下さって
本当に有り難うございます。
せせらぎ
がしました
ケツメイシー聞かせていただきました。
そして、私が登ってきた壁を振り返ってみました。
奇しくも昨日、ある人に言われたんです。
「最近ちょっと逞しくなってきたな。悲しみながらも有り難さに気づいてそれが増えてるな。ダーリン安心してるな。」って。
そして私の盾は、せせらぎさんのほど立派ではないし、まだ乗り越えてはいないけれども、確かに自分を守ってくれてると思えました。
そして、そんな盾とは別に、もう一つ私を守るすごい装備があることにも気付きました。
最愛の夫とのたくさんたくさんの幸せな思い出です。最後まで愛し合えたこと、大学の入学式で出会ってからの見上げるほど山のような思い出は、私だけが知っている、私だけが抱きしめて持ち続ける、強靭な盾となっている。
これからも、へこたれること多いだろうけど、今日も生きてみますね。
いつも気付きと救いを、ありがとうございます。
せせらぎさんに出会えたことも私の盾だ‼️
せせらぎ
がしました
良く頑張って登ったね。すごい⤴️⤴️です
これからは、身体気をつけてゆっくり
登って下さいね。
一気に登ると傷だかけになります‼️
頑張って登った自分を誉めてあげて下さいね🎵
今日もー元気でね。
せせらぎ
がしました
私はまだ全然登れていないけど、いつか登れたら、強い盾が出来上がったらいいな。
せせらぎ
がしました