ある日、大好きだった旦那が突然死んで
目の前に大きな困難が立ちはだかりました。


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君が乗り換えた壁は
いつか君を守る盾となって
君のそばで
いつまでも支えるだろう

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ある歌の歌詞です。
知ってます?




自分が超えた壁が
自分を守る盾になる


まーくんが死んだ時


この苦しい経験が
いつか自分の糧となると
信じてきました。

信じ込んできました。
そうなるに違いないと
そう思って自分を奮い立たせてきました。
20201111_1



そして今

本当にそうなったと感じています。



まーくんが死んだ時
目の前は突然真っ暗になって
先が見えないような
高い壁が立ちはだかっていました。


わけもわからず登り始めた。

20201111_2



その場所に止まるのは嫌だと思ったから
登った先に見えるものがあると信じたから

血を滲ませ
歯を食いしばり
たまには転がり落ちながら登った

その大きな壁は

振り返ると
まさに私を守る盾となってる。

向こう側から投げられる小石から
身を守ってくれている。
20201111_3



別に登らなくても良かった。
その場にいたって死ぬわけじゃない。


でもそこにいたら
きっと私は今も
小さな小石で傷ついていたでしょう。

それにただ泣きながら
ひたすら耐えていたでしょう。
20201111_4



死別は乗り越えるものじゃない。
一生抱えて生きるもの。
それはそう思う。


でも死別にくっついてくる
苦しみやトゲのある他人の言葉
自分の心との葛藤
弱い自分

それは乗り越えられる。




死別は乗り越えるものじゃない。
でも、それに対峙する自分は
越えて行っていいもの。




一つの壁を越えたからといって
目の前が平坦になったわけじゃないです。

でも、あの時のような
高さと垂直具合のものはそうそうない。


ゆるく高くボコボコになっている道だけ。
人よりは少し歩きづらいかもしれない。

けど、あの壁を登ったんだから
登れないわけがない。
20201111_5


あの経験は
私を守ってくれる盾となり
次へ進む自信と勇気になる。





登ることをお勧めします。

苦しいけど、その分エネルギーは使うけど
諦めたらいつまでも小石にやられる。

自分の手で傷を作りながら登ったそれは
登るだけ価値のある壁だったと
心の底からそう思う。


登り方なんてわかりませんよ?
簡単になんて越えられない。

あらゆる装備をまとい
良いとされる方法は試して
試行錯誤で
いっぱい失敗して

でもなにくそー!と登ることを諦めない


そうしたら
いつかきっと

あれ?
登り切ってる?

そう思える時がくるはず。


そして
その経験が
自分を守ってくれるものになってる。

簡単になんて
登れなくていい
登らなくていい

簡単じゃないからこそ
価値がある


苦難に向き合わないといけない時
向き合うのは苦しくて
出来れば逃げてしまいたいけど


それでも向き合った時
越えようと覚悟した時



その経験は
一つも二つも
自分を大きくしてくれる
そう信じています。



にしても


ケツメイシ…

良い曲だな。

 


↓死別という地獄に来てしまった方に。



※コメント返信お休みしてます。


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この経験を本にしました。
まーくんが死んでからのことを
綴った3年間の記録。


旦那が突然死にました。
せせらぎ
エムディエヌコーポレーション
2020-08-24


サンプル(どどーんと一章分、配信しています)
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●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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