まーくんが死んで沢山泣きました。


どの行事にもイベントにも泣いて
他の家族や夫婦を見ては
ひたすら泣きました。


そんな一年を
もう3周もして
周りを見て、自分を悲観して
泣くことはなくなりました。





もう、他の家族が気になる時期は過ぎた。
だから、保育園の卒園式を最後に
小学校の入学式に涙は出ませんでした。



だから油断してた。

けーくんの初めての小学校の運動会。

先に出たけーくんを見送り
しーちゃんと二人で小学校に向かう。

楽しくおしゃべりしながら
そしてプツッと何かが切れたように
ある瞬間から
涙が止まらなくなった。

悲しいとも
寂しいとも考えてなかったのに
急にとめどなく溢れてくる。

20201002_1



『涙が出る時は死者がそばにいる時』


まーくんも来てるのかな
けーくんの初めての小学校の運動会に

そう考えたら余計に出てきましたよね。



というわけで
終わるまでずっと泣いていました。

他の家族に対して悲観したわけじゃない。
羨ましかったわけでも、悲しかったわけでもない。


成長したけーくんの
成長していくけーくんの姿に

それを見れなかったまーくんの想いに

ただひたすら涙が流れました。


シートを広げ
座った席には
私としーちゃんの二人だけ。

二人でけーくんに手を振り声援を送ります。



けーくんは
一番端の一番前で
私達の席からの超ベストポジション。

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50メートル走の時
スタート地点を撮ろうか
ゴール地点を撮ろうか
迷いに迷って(私しかいないから)
スタートを撮ることにしました。


ゴールする姿より
走っていく『始まり』を撮ろうと。

終わりなんて見なくていい。
走っていくことが大事なんだと
ただの50メートル走に必要以上に深い意味を持たせて。
 



にしても

小学校の運動会が見れないなんて!!
死ぬの早すぎやしないかい!?

やりたいこといっぱいあったよ。
行きたいとこいっぱいあったよ。


一緒に応援したかったよ。
一緒に成長を喜びたかった。




一緒に育てたかった。








一緒に生きたかった。






大事なのは『終わり』じゃない。


『始まり』



あの日、まーくんが死んだ日

全てが終わったんじゃない。

何かが始まったんだ。



人とは違う家族の形で
人が見れない景色を見ながら
駆け出していく人生が始まったんだ。



まーくんはずっと横で手を振り応援してる。
…に、違いない。

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ちなみにけーくんは
50メートル走、一位でした!

思いの外に運動能力があった!



そしてけーくんが並んでいる姿を見て
「あれ?背の順?けーくん一番…小さい?」
と気づき、けーくんに背の順だったか聞いたら

「ちゃんと並んだよ!」(得意気)

と、やっぱりチグハグな回答を繰り出してきました。



どう育っていくのか
横で応援しながら
見守ってくれよ。

お父さん。


20201002_4
↓忘れていたけど、去年はやばかったっぽい…


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