実はこの映画プロデューサーさんが我が家に来た頃



ちょっと自分の日々につまらなさを感じていたんです。


まーくんのいない人生。

出版が終わって
特段楽しいこともない。

一生続く寂しい人生。



そんな中、遊びに来ていただいて
本のことを凄く褒めてくれて
映画にしたいことも伝えて

彼女は映画宣伝のプロなので
二人でウキウキ妄想物語の話が弾みました。

「じゃぁ、これくらいに撮影して…」
「映画宣伝はこれくらいの時期からで…」
「ここの稼働がピークで…」


ちょっと待って!!!!!

メモるから!
とスケジュール帳を取りに行き

なんら決まってない映画のスケジュールを勝手に立てました。笑


じゃあ、ここくらいが一番忙しくなるね。と
映画公開の時には2冊目を出版していたいから
と言うことは、ここまでにデータ作らないと…


彼女と話しながら
完全夢物語のスケジュールに
どんどんやることが書き込まれていって
じゃあ、今やらないといけないことは…
と数年先までやることが埋まっていくスケジュールを見て
凄い感心されていました。

「こうやって考えていけばいいんだ」と。

私の妄想に感心する。笑

20201106_1


やりたいことを詳細に未来に想像すると
今やらないといけないことが見えてくる。


たとえ、それが叶わなくとも
それは、そのタイミングじゃなかったというだけ。
何を損するわけでもありません。

だけど、動き出すことで可能性は広がります。
得るものもある。

得たい物を明確に定めると
そこまでに選ぶ選択肢が、自ずとその道に通づるようになる。

だから、それを信じて
今やるべきことをやる。
20201106_2


出版が終わって、ちょっとぼーっとしてた期間
しばらくぼーっとしようと思ってたけど
ぼーっとしている場合じゃないなと。


動き始めることを決めて
各所編集さんに連絡を取ったり
日々に張りが出ました。


動き続けないと死んでしまう。
立ち止まったら
後ろからやってくるドロドロの感情に飲み込まれる。

20201106_3


まるで自転車だな。
ペダルを漕ぎ続けないと倒れてしまう。


降りればいいんですよ?
そうしたら倒れることはない。
でも降りるという選択肢はない。

この場にいたくないから
どこかに行きたいから
なんとかしたいと思っているから

自転車にしがみついているのだと思います。
いつでも走り出せる手段を手放すことはできない。 



本を出したことも
こうやって妄想に突き進んでいる姿も
彼女は感心していて

「そんなに頑張って生きたことない」

そうおっしゃってました。

いやいや、フリーでバリバリ仕事してるじゃないですか。
私にはそっちの方がむしろ凄い。そう伝えると

「でも、仕事は死に物狂いじゃない…」

そう言われて
確かに!!と。

死に物狂いで生きてきた。

死に物狂いって!!笑



生死を考える生き方ってそうそうない。
生死を考えて生きることってなかなかない。


怒りはエネルギーを生む

でも

悲しみはエネルギーを削ぐ

その中で人一倍エネルギーを作って生きていかなくてはいけない 。
まさに死に物狂いで生きてきました。

誰よりも必死に生きたと言える時間が私にはあります。

20201106_4



今でも溢れ出る涙を
唇噛みしめながら、必死で堪えて
なんなら堪えきれずに泣きながら自分と戦った日々。 



『必死に生きた時間』


それは何にも替えがたいくらいの価値。
自分の自信の礎。 


だから自転車を漕ぎ続けるのです。
必死に。
たまにグラつきながら。 


辛いから、疲れるから
もう…いいから…
と自転車を降りたら
素敵な景色が見える場所にはいけない。


私は
見たいんです!!

素敵な人生の景色を。
荘厳な豊かな色合いの人生を。
まーくんと紡いだ人生を素敵なものにしたいんです。




彼女は宣伝プロデューサーなので
映画を作るプロではありません。

でも、まーくんのためなら何でもやりたい。
むしろやらせてほしい!

と力をいただきました。

しょぼくれてる場合じゃない。
自分でやれることを少しづつやっていこう。



さぁ、今やれることは2冊目だ!
企画考えなくっちゃ〜!!  

20201106_5

↓3冊目を書くために!2冊目を必死に書かなくっちゃ〜!



**************
そんな私の本が発売しました。
まーくんが死んでからのことを
綴った3年間の記録。

予約開始になった日に
Amazonカテゴリーランキング
一位になりました。(本当ありがたい)

旦那が突然死にました。
せせらぎ
エムディエヌコーポレーション
2020-08-24


サンプル(どどーんと一章分、配信しています)
●Twitter→こちら
●アメブロ→
こちら

************* 


●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

 クリック蘭


  ↓応援ポチッといただけると嬉しいです。
 にほんブログ村 家族ブログ 死別へ


  ↓LINEで読者登録。

blogreader_201903_2