日頃生活していると
心震える瞬間が訪れます。


綺麗な景色を見た時
心に響く歌を聞いた時
素敵な本を読んだ時


Youtube探訪をして
なんとなく辿り着いた路上ライブの動画。

めっちゃうまい。
心震えた。

その反面
観客たちの無反応さ。

人は集まってるし、すごいとは思っているのでしょうけど
誰ひとりノることはなく
みんな無表情でスマホを向けています。



怖っ!
感情を失くしたのか!?



こちとら画面上でも涙が流れるくらい
感受性が爆発してるっていうのに…
木の葉が揺れるだけで心揺さぶられるのに…

みんな鉄仮面か!

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それでも、この画面の向こうにいる人にすら
感動を与えられる何かを作っている人は
本当に素敵だなと思います。

感動を与える人ってすごいなって思います。



私もものづくりの端くれとして
クリエイティブを職業にしてきた身として(グラフィックデザイナー)
何かを生み出すことを生業にしたいと生きてきた一人として
感動を生み出す側になりたいと切に願います。


歌がうまかったら良かったのに(音痴)
ダンスがうまかったら良かったのに(身体能力低い)
しゃべりがたったら良かったのに(コミュニケーション下手)
絵作りの技術が凄かったら良かったのに(美大に落ちる)


私は今
自分の身の回りのことを綴ってるだけです。

ノンフィクションを綴るだけ。


それで感動を呼べたらすごくね?
てかそんなこと無理じゃね?

人生が感動的って、どんだけよ。笑。
それも、その結果は死ぬ間際までわからない。


じゃなくて、
今!今何かを作りたいのよ。

それを創作意欲って言うのよ。


でも
何も持たない私に
一体何ができるのか。

どんな素敵なものが作れるというのか。

感動的な人生は追々なるとして(なる前提)

何かを作るのに
何をすればいいのでしょう。

どんな武器を磨けばいいのでしょう。



感動する物語を紡いでみる。(フィクション)
それが作れたら、もう普通にすごいよね。
誰しもが感動するものだったら芥川賞取るレベルよね。

作れる…気が…
…しないよね。(そこはしないんか!)

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でも何か考えてみよう。

お前は物を作れ!

って大師匠にも言われたし
私にしか作れない何かを考えてみよう。



そんな中見つけた一つの記事


日本証券業界の会長もした山内さんという方の言葉

「私はね、物事に感動しますと
心の中から美しい糸がでてきて織物を織るのです。
そして、息をひきとる時に、自分で織ったその織物をひろげて
”ああ、これが僕の人生だった”といって、おさらばする。
これが僕の死生観であり、人生観です。」
ー上の記事を引用です。ー


もう、この言葉だけで感動しましたよね。

なんて素敵な!!!


自分の人生を織る。

豊かな心で
感じる心で

感動しながら。



私はどんな色の織物を織るのでしょうか。
誰かの織物の中に、小さな糸を忍ばせられるようになると嬉しいな。


もらうばかりでなく
与えられる人になりたいな。


まーくんは映画宣伝デザインの仕事で
タランティーノ監督直々に「グッジョブ!」をもらいました。

私も誰かから「グッジョブ!」がもらえるように
糸を紡ごう。
少しづつ、少しづつでいいから、素敵な糸になるように。

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↓「お前はモノを作れ!」


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そんな私が本を発売しました。
まーくんが死んでからのことを
綴った3年間の記録。

予約開始になった日に
Amazonカテゴリーランキング
一位になりました。(本当ありがたい)

旦那が突然死にました。
せせらぎ
エムディエヌコーポレーション
2020-08-24


サンプル(どどーんと一章分、配信しています)
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●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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