ADHDでASDの長男けーくん(7歳)
話を聞かなくて
学童行く日に帰ってきて
話をしてもチグハグで
毎日おしっこ漏らして
何を話しても全く心に届いてなくて
すぐに行方不明になって

一時めちゃめちゃ思い悩んで
何とかせねば
この子を何とかせねばと思ったけど


もう
このままを受け入れようと振り切ってから

関係が穏やかになりました。

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私はけーくんに

何をして欲しいも
何をして欲しくないも

求めない。



もちろん注意はするし
伝えはするけども

出来なかったからといって
やらなかったからといって

ムキーーーッ!とならなくなりました。


今、この場で全部を学ばせるのは無理。
仕方ない。


そう割り切れるようになりました。




電車に一緒に乗ると
座っている乗客のスマホを覗きこんでいます。(ゲーム中)

それも、遠目にバレないように見るとかではなく
頭を前に出してガッツリ。


優しく注意しても離れないし
静かに強引に引き剥がそうとしても離れない

しまいには
「見たいのー!!」と大声で言い出します。
もちろん、覗かれた方も気付いているでしょう。
というか車両中の方が気付いているでしょう。


いや、もう辟易ですよ。

「見たかったのにー!」と
地団駄踏んで怒ってるし

「知らない人に見られるの嫌な人もいるんだよ」
と伝えると、ほら、もう聞いてない。


でも、疲れるけど
何とかしなくちゃ!親の責任が!とか
思わなくなりました。


やめさせるし、注意はします。
でも、この場で全て理解させるなんて無理。

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よく知らん人は
「親のしつけが」とか
「電車に乗るな」とか言うでしょう。

療育児を育てたことがない人が
我が子にだけ通用する成功体験がある人が
子供を育てたことのない人が
厳しい言葉を投げてくる。


私が戦わないといけないのは
言うことをすぐに聞かないけーくんではなくて
そういう世間の目。

そういう世間の目に晒されても
強くいられることの戦いです。




どうしたって成長に時間がかかる。
どうしたって迷惑をかける。

でも『経験』を重ねることが成長に結びつきます。


周りに申し訳ないと思いながら
たくさんの経験をさせていきたい。

迷惑をかけて、うまくいかなくても
それでも
けーくんに憤ったりはしない。
憤らないようにしています。



思い通りにさせることを望むと
私が苦しいから。



それでも少しづつ成長しているけーくんに
今こうして欲しいと多くを望むと
成長する前に嫌いになってしまうから。




小学校から来た成長目標アンケート(多分療育っ子だけ)


例えには
『友達とうまくやれるように』など書いてあります。

けーくんの成長に望むこと。

そりゃあ友達とうまくやってほしいし
勉強も頑張ってほしい。
迷惑かけないでほしい。
あれもこれも考えたらキリがない。



けど、
どうしたって出来ないことは出てくる。
うまくいかないことはあるでしょう。


だから
我が家の目標はどうしてもこうなってしまう。


『困難にあたっても
自分を好きでいられること』


何をどう考えても
どんな問題を想定しても
全部ここに辿り着いてしまう。



自分を好きでいること。
人を愛すこと。

笑って生きられること。


人生において究極な経験をしてしまったがために
達観しすぎて具体的な目標が練り出せない。笑



困難なんてどうしたって避けられなくて
回避することよりも
どんな場面にあっても
自分を信じてほしいなと。
強くあってほしい。


まぁ、いっちゃん難しい人生の課題ですけどね。





でも
今すぐ何とかしなくちゃいけないの呪縛から解き放たれたら
割とずっと穏やかですよね。


2、3歳は実年齢より下だと思っています。

学校の明日の準備も
やらせてはいないし(させましょう!て言われてるけど)

やれてないことも、まっいっか!てなってます。



いつか立ち歩かないで食事が出来る様になればいさ。

いつか突進して来なければいいや。

いつか明日の準備ができるようになればいいさ。

それこそ長期決戦。


出来なくても怒りはしない。
ただ出来たら褒める。





そんなけーくんと
最近はお互いの思いを伝えるのに
歌を歌っています。


童謡でも、CMソングでも
音程に合わせて替え歌を作る。

その返しの言葉も歌にのせる。



「もっし、もっし、けーくん、けーくんよ
どうして服を着ないんだい?」

「服を着ないわけはない。
どーしてそんなに急ぐのか。」


的な。

ていう余裕が出てきました。
(ま、今のところですけどね!)

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そんなけーくんとの遊びは
運転中、どんなにキャッキャ話してても
「あ!警察!」と警察を発見すると
二人して真顔になります。そして前だけ見て背筋を伸ばし無言。

「お母さん、今真面目だった?」
とキャッキャしてます。


もちろん、こんな余裕がある時ばかりじゃないし
すぐに鬼婆に変貌をとげます。




それでも

『今なんとかしないといけない』
『いつまでにこうなってないといけない』

の呪縛から解かれたら
けーくんのいいところがグッと見えてきました。

あと、私が『頑張りすぎないでいい』ことが
何より自分を楽にした気がします。



ゆっくりやってったらいい。

ゆっくり成長していけばいい。



工事現場の人一人一人に
大きな声で「頑張ってくださいー!」と大手を振っているけーくん。
(全員無視。笑)


誰一人応えてくれなくても
次の人にも声をかける。

くらいの人との距離測れてない感、空気読めてない感。
それが障害の気質ではあるけども(コミュニケーションの下手さ)
それがいいところでもあるじゃない。


うるさい。迷惑。
と思われることもあるけども
私はそんなけーくんを素敵だと思うんだよ。


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↓しつけない(厳しく)ことを決めた。



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そんな我が家の本が発売しました。
まーくんが死んでからのことを
綴った3年間の記録。

予約開始になった日に
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旦那が突然死にました。
せせらぎ
エムディエヌコーポレーション
2020-08-24


サンプル(どどーんと一章分、配信しています)
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●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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