昨日は愛した旦那の三回目の命日でした。

昨日のコメントへの返信はお休みしますね。
でもありがたく読ませていただいてます!
その言葉が本当に力になります。
ありがとう。本当にありがとう。



毎年命日は子供と離れ一人で過ごしています。


一年目は高級ホテルに逃げ込み



二年目は映画を見てラーメンをすする『普通の日』




三年目は縁を感じる日になりました。


毎年命日はその場のノリで自分の心のままに動くようにしています。




今年
まーくんが死んでから伸ばしていた髪をバッサリ切ることにしました。



その後に会社の先輩(女性)とランチ。


先輩と言っても、ほとんど話したことはなく
私が当初勤めていた4年間でも言葉を交わした記憶はありません。

それが初めて連絡をくれて
会いに行って来ました。

ずっと同じ会社にいたのに、ほぼ「初めまして」の挨拶。

沢山お話をしました。
まーくんのこと。先輩のこと。私の本や野望のこと(映画化)。



ほとんど話したことがないのに、いきなり誘って大丈夫かな?と心配していたけど
話せて良かったと言ってくださいました。
今まで(私が昔勤めていた時)と印象が変わったと言われました。

前はもっと『閉じている感じがした』と。



私、以前勤めていた時は
本当に自分に自信がなくて(仕事上)
厳しかったまーくんのせいもあり(四六時中怒られていた)

自分は出来ないやつだ。
こんなラフ出してごめんなさい。
私に仕事を頼まないで!
誰も話しかけないで!
仕事出来る人と私なんかが何を話せるものか!

そう思っていました。



それが
まーくんが死んで
人が二極化された。


『生きている人』と『死んでいる人』



どんなに仕事が出来る人でも偉い人でも
その人なりの悩みや人生があって
そうして、結局は死んでいく。

どんな立場でも業界でも
ただの『生きてる人』。同じ仲間。

その人なりに大切にしているものや生き方があって
それを知るのが好きになりました。

人が好きになりました。




いつ終わりが来るかもわからない人生に
無駄な時間なんて一つもなくて

自分のやりたいことを大切にするようになりました。
本が出したいとずーっと言い続けて実現し
それを映画化したいと声高らかに誰にでも言っています。

『出来る』か『出来ないか』なんてどうでも良くて
『やりたい』か『やりたくないか』だけ。




「脚本、書いちゃいなよ。」そう先輩に言われました。

以前、映画の大物プロデューサーに相談に行った時に
脚本はマジで大事だから、有名どころ、できれば演出も兼ねられる、監督含む人がいい。
そう言われたことがあります。(ハードルが高すぎる)

自分で書いちゃうという選択肢。(完全なる素人が)


「本書けたんだから書けるよ。」

自分の想いを人に伝えて、そこを擦り合わせて作るより
自分で書いちゃう方がど直球で伝わる。


…………書いちゃう?



いけしゃあしゃあと何でも言える、やれるようになったし
誰と話すのも、もう何とも思いません。


まーくんは
人生を歩いていく上で
とてつもなく強靭な武器を私に与えてくれた。



あのまーくんが…
プレゼントを用意してなくて
後で「ヤッベ」と、そそくさに買いに行っていたまーくんが

誰よりも大きなものをくれた。


普通の人があげられないような
誰ももらえないような
特別で最高のプレゼント。




この日のランチ、表参道のめっちゃ良いところで
セレブ感満載の人たちがいっぱいいて
そこで先輩は奢ってくれました。(ご馳走様でした!)

まーくんは私と二人の時は必ず奢ってくれて
勤めていた時も
付き合ってからも
家族になってからも

二人の時は全部奢ってくれていました。


この日が命日だと気づいてなかった先輩。
きっと、まーくんが先輩を操った。
「いいもん食べさせてやってよ」と今も変わらず奢ってくれる。(人の金だけど。笑)




先輩と別れてから一人で歩いていると
一つのLINE
弟子仲間のタッチから

私の本を買いに行ったら奇跡が起きたと

本を買って、レシートを見ると
そこにはまーくんの名前(苗字)が…

レジ担当してました。
妻の本を売ってくれてます。笑



会う予定はなかったけど
急遽「一杯ひっかけようぜ!」と誘いご飯に行くことに。


今までだったら
こんな突発的に誰かを誘うなんてことしなかった。


タッチの家の近くの、まーくんとタッチが「いつか行こう」と言っていた
やきとん屋へ行きました。
(まーくんとタッチはよく二人で飲んでた。)


しこたま話して楽しい時間を過ごし
結局タッチが奢ってくれました。



この日、結局私は当初予定していた美容院以外1円も払わず。

美容師の方に本をプレゼントしようと持っていったのですが
「お金払うから!!」とお金をもらい
そのお金で
今日電車で来る時見かけた『命日占いの本(の広告)』を買いました。



この美容師さんは、さほど話もしていない時に私が『旦那が死んだ』ことを伝えると
なんのためらいもなく肩をさすってくれた人です。


命日前日に行った『KADOMORI』の医院長も私は好きなんです。
なんか包み込まれる感があって。


その後、会社に行った時
今後の働き方を凄い温かく考慮してくれたり

命日ということもあって
沢山の人からメッセージをいただいたり
贈り物があったり…


そして先輩とのランチ。


タッチとのご飯。






全部、まーくんが死んでから深まった縁です。

私は縁を大切にしてこなかった。
自分と、自分の家族のことだけ。


それでも気づいた
生きているうちに出会えた大切な縁。




私は変わったと思います。



まーくんが死んで『幸せになろう』としました。
今、幸せだと思うし
幸せでいなくちゃいけないと思っています。

それは、生きられなかったまーくんのためにも。




まーくんが残してくれた大きな大きなもの。
人生を歩く上で大切なもの。


与えてくれたとんでもないものを武器に
生きていこうと思います。




今までの命日は
『まーくんがいなくなったこと』を考える日でした
でも今年は
『どう生きていくか』を考える日になったと思います。

タッチと話していて
「もう勢いが凄すぎて怖い」と言われました。

「全部望むもの手に入れていきそう」



手に入れていこうと思います。
望むもの全部。
自分の力で何とかなるもの全て。

それが出来る人生を
まーくんは残してくれたのだから。




ランチした先輩に
「すごいスピリュアルな力を持っている人がいる」と教えてもらい
会いたければ…と、会うことにしました。(もう少し先)
言葉を伝えたり、その場に呼んでくれたりするようです。

そういうのって、詐欺もあるし
何がいいのかも本当かも分からないから
自分から動かないでいようと思っていて

時が来たら、必要だったら
タイミングがあるだろうと。

本が出たこのタイミング。
3年間頑張ってきたこのタイミング。
焦点が過去よりも未来に向き始めたタイミング。

まーくんは私に何を言ってくれるのかな。
私はその時何を思うのでしょう。





繋いでくれた縁。
新しく繋がった縁。
今まであった縁。

私の手の中にはたくさんの縁があって
手の先は多くのものに繋がっています。



それを感じ
まーくんを感じ
心新たに自分に向き合う。

そんな素敵な命日でした。

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もう売ってる所あるみたいです。

まーくんが死んでからのことを
綴り続けたものが本になります。

予約開始になった日に
Amazonカテゴリーランキング
一位になりました。(本当ありがたい…涙)

旦那が突然死にました。
せせらぎ
エムディエヌコーポレーション
2020-08-24


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