ADHDのけーくん
『注意散漫、多動傾向(ADHD)』
………だけじゃ説明できなくない?
と思っていました。
ADHDと診断された時
成長過程からの自閉症の診断はグレー。
後追いなし
抱っこよりも一人寝が好き
笑うことも泣くことも少ない子供だった
何かをアート的に整列して並べたり
決まった道をずれると喚き
保育園でも友達と遊ぶより、基本的に一人遊び
言葉が出るのもすこぶる遅かった
でも
通常範囲といえばいえなくもないくらい。
それにおいて物凄く困ったことがないから
コミュニケーションもちぐはぐは多いけど取れるから
でも、
小学校にあがって
学童行かないで帰ってくる問題
おしっこ漏らす問題が降りかかり
どうにもかみ合わなくて
うまくいかなくて
私の精神もギリギリで
ちょっと一回診て欲しいと受診してきました。
学校と学童間の送迎をお願いする為にも
医師の診断書が欲しいということで
書いてもらうついでに、自閉症的にどうなのか。
そして出た
『自閉症スペクトラム(ASD)』という診断。
だよね!
これも診断がついてホッと胸を撫でおろしました。
いや、だっておかしいもん。
こっちのストレス尋常じゃないもん。
全然会話が噛み合わない。
注意散漫というか明らかにコミュニケーションに支障がある。
診断がついて良かったと思います。
自分の子供が障害児ではないに越したことはないけども
でもそうなんだから仕方ない。
一種の諦めというか
じゃあ、ここからどうしようとふんどしを締め直せるというか
自分が感じていたものが
主観の苦しさではなく
診断書と言う形で客観的に捉えられて
楽になった気がしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
目で見て理解し、考える力が得意な一方で
耳で人の話を聞いて覚える力は苦手です。
言葉で理解し、考える力に関しては
辞書的な理解はよく理解できているのに対し
日常的な問題解決や社会的なルールを理解することは苦手です。
(診断書一文)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そうそう!もう本当にそう!
誰から見てもそうなんだ!
スッキリしました。
ちなみに
特別児童扶養手当の診断書も書いてもらいました。
特別児童扶養手当は障害を持つ子に出る国からの手当ですが
知的障害を伴わないと認定されないことが多く
けーくんは却下されるだろうと思いつつ
申請をするつもりはないけども診断書だけいただきました。
診断書5000円。
決して安くはない。
そして別にどこに出すわけでもない。
(学童の送迎も、以前に療育実績があれば診断書はいらないとなりました)
でも欲しかった。
客観的に見た状況。
何かあった時に、見せられるもの。
ーーーーーーーーーーーーーーー
多動で、家から逃走し
警察に保護された経験あり。
(診断書一文)
ーーーーーーーーーーーーーーー
結構な手を焼く多動児にみえる。笑
というか、客観的に見たら
結構な手を焼く多動児でした。
主観だとやっぱりどうしても
子供なんて育てたことないし
これが普通か?
大したことじゃないのか?
そんなことでこんなに悩んでいるのか?
と苦しかったのかもしれません。
これで堂々と苦しめます。
苦しみながら向き合える。
とはいえ自閉症スペクトラムといえど
知的障害を伴わない、重度の自閉症ではない
そういう特性を持った子という感じ。
それを良しとするのか悪しとするのかは
やっぱり親の考えるところ
けーくんのことを
『異世界から来たコメディアン』と思ってから
『ADHDでASD』と診断がついてから
この子はそういう子なんだと
温かく見れることが増えました。
「普通と同じは無理です!」そう突きつけられて
改めて、そうだとは思う方だったけども
「普通にならなくていい」と楽になった気がします。
『普通にならなくていい』て物凄く楽。
できなくていい。
同じじゃなくていい。
けーくんのペースでやればいい。
たとえ、それが誰かの迷惑だろうとも
私が謝り倒す日々になったとしても。
『そのままでいい』
そう思える診断書という印籠をもらった。
そのままでいい。
そのままのけーくんでいい。
少しづつ覚えていけばいい。
最悪覚えられなくてもいい。
それでも幸せに生きていける道を探そう。
一緒に。
↓私も相当な曲者でした。でも自分のこと好き。
**************
ご予約受付中!!
まーくんが死んでからのことを
綴り続けたものが本になります。
予約開始になった日に
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一位になりました。(マジか!)
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………だけじゃ説明できなくない?
と思っていました。
ADHDと診断された時
成長過程からの自閉症の診断はグレー。
後追いなし
抱っこよりも一人寝が好き
笑うことも泣くことも少ない子供だった
何かをアート的に整列して並べたり
決まった道をずれると喚き
保育園でも友達と遊ぶより、基本的に一人遊び
言葉が出るのもすこぶる遅かった
でも
通常範囲といえばいえなくもないくらい。
それにおいて物凄く困ったことがないから
コミュニケーションもちぐはぐは多いけど取れるから
でも、
小学校にあがって
学童行かないで帰ってくる問題
おしっこ漏らす問題が降りかかり
どうにもかみ合わなくて
うまくいかなくて
私の精神もギリギリで
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医師の診断書が欲しいということで
書いてもらうついでに、自閉症的にどうなのか。
そして出た
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だよね!
これも診断がついてホッと胸を撫でおろしました。
いや、だっておかしいもん。
こっちのストレス尋常じゃないもん。
全然会話が噛み合わない。
注意散漫というか明らかにコミュニケーションに支障がある。
診断がついて良かったと思います。
自分の子供が障害児ではないに越したことはないけども
でもそうなんだから仕方ない。
一種の諦めというか
じゃあ、ここからどうしようとふんどしを締め直せるというか
自分が感じていたものが
主観の苦しさではなく
診断書と言う形で客観的に捉えられて
楽になった気がしました。
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目で見て理解し、考える力が得意な一方で
耳で人の話を聞いて覚える力は苦手です。
言葉で理解し、考える力に関しては
辞書的な理解はよく理解できているのに対し
日常的な問題解決や社会的なルールを理解することは苦手です。
(診断書一文)
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ちなみに
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特別児童扶養手当は障害を持つ子に出る国からの手当ですが
知的障害を伴わないと認定されないことが多く
けーくんは却下されるだろうと思いつつ
申請をするつもりはないけども診断書だけいただきました。
診断書5000円。
決して安くはない。
そして別にどこに出すわけでもない。
(学童の送迎も、以前に療育実績があれば診断書はいらないとなりました)
でも欲しかった。
客観的に見た状況。
何かあった時に、見せられるもの。
ーーーーーーーーーーーーーーー
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警察に保護された経験あり。
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結構な手を焼く多動児にみえる。笑
というか、客観的に見たら
結構な手を焼く多動児でした。
主観だとやっぱりどうしても
子供なんて育てたことないし
これが普通か?
大したことじゃないのか?
そんなことでこんなに悩んでいるのか?
と苦しかったのかもしれません。
これで堂々と苦しめます。
苦しみながら向き合える。
とはいえ自閉症スペクトラムといえど
知的障害を伴わない、重度の自閉症ではない
そういう特性を持った子という感じ。
それを良しとするのか悪しとするのかは
やっぱり親の考えるところ
けーくんのことを
『異世界から来たコメディアン』と思ってから
『ADHDでASD』と診断がついてから
この子はそういう子なんだと
温かく見れることが増えました。
「普通と同じは無理です!」そう突きつけられて
改めて、そうだとは思う方だったけども
「普通にならなくていい」と楽になった気がします。
『普通にならなくていい』て物凄く楽。
できなくていい。
同じじゃなくていい。
けーくんのペースでやればいい。
たとえ、それが誰かの迷惑だろうとも
私が謝り倒す日々になったとしても。
『そのままでいい』
そう思える診断書という印籠をもらった。
そのままでいい。
そのままのけーくんでいい。
少しづつ覚えていけばいい。
最悪覚えられなくてもいい。
それでも幸せに生きていける道を探そう。
一緒に。
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コメント
コメント一覧 (13)
私はASD,ADHD当事者です。学生の時から、自分はなんだか周りの子とは違うと感じて生きてきました。世間で言うところの普通になりたいとも思ってきました。20代半ばにお見合いをして、30手前で結婚、ようやく私も人並みに成長できたかなと思った矢先…度重なる人間関係のストレスなどで生活リズムに支障、うつっぽくなる、外で食事が出来ないなどの症状に悩まされ、家族や旦那に相談して受診に至りました。いろいろな検査をして、引っ越しに伴う転院を経ての診断でした。
やはり、自分でそうじゃないかな?と思っていてもそれなりにショックでしたけど、今は自分を知れて良かったと思っています。そばにいる旦那も診断はこれからに生かそうと、私は私のまま変わらないこと、これからもそばにいると言ってくれました。
自分で理解することも大事だけど、周りの理解も本当に大事だなと思いました。あなたのお子さんは、あなたが理解あることに感謝してると思います。私は自分の好きなものを親に否定されることなく、ダメ人間でもあるがままを受容してくれたことに感謝しています。どうか、お子さんの好きなものや強みを育てていってください。お子さんの自信、自己肯定感を育てます。
せせらぎ
がしました
なんて懐の深い境地なんだろう。。。せせらぎさんの時折感じる絶妙な言い回しは私が思っていても、どう単語を並べたら表現できるか分からないものを上手に代弁して心にじんわり響いてきます。「それでも幸せな道を探そう。」
私もそう生きたいです。
せせらぎ
がしました
参考までですが、けーくんと同じ、ADHD、自閉症スペクトラムの看護師さんのブログ、当事者として書かれているので、良ければ読んでみてください。
「日出子 発達障害」で検索すると出てくると思います。
せせらぎ
がしました
自閉症スペクトラムとADHDは別物だと聞くこともありますが。
うちもけーくんと同じ知的障害のない自閉症スペクトラムです。
ちなみにADHDの疑いです。
疑いなのは、イレギュラーな場面において出ることが多いみたいです。
同じ自閉症スペクトラムでもそれぞれ違うので、ケースバイケースだと思います。
うまくまとまなくてすみません。
せせらぎ
がしました
診断が出たんですね
一安心でしょうか
25年前に娘(一緒に住んでいた人の連れ子でした)は、病名を教えて貰えませんでした
わからないから、手探りで育てました
けーくんみたいなオッパッピーと勉強がわからないことと、さらに盗癖とおしっこ問題も
なぜ話を聞かないのか理解しないのか、悩みましたが、おかげでいくつか良いことがありました
話して聞ける状態か、見極める
落ち着いて聞いて返事をする
相手がわかる言葉で話す
大抵のことをポジティブに考え伝えられる
これは全部、育てながら子供と一緒に私も成長できたということだと思っています
子供のおかげで、ちょっとだけイイ人になれたと思っています
せせらぎさんも無理しないでくださいね
応援しています
せせらぎ
がしました
今の世の中ググれば情報が多過ぎて、何が本当か分からなくもなります。
それでもきっと試行錯誤を繰り返し、せせらぎさんらしく対処して行く事でしょう。
さしずめ、BBAの私の体調不良に「老化です」と、診断がついたようなもんかな。
違うか……
せせらぎ
がしました
診断がおりて、ちょっとホッと…かな。納得ができるもので、よかったです。
せせらぎさんにとっての今、がけーくんが診断されてしっくりくる時期、だったのでしょうね。
うちの長男も、ASD.ADHD、普通級4年生です。
オレ…本当に授業で座るのがしんどい。だから、やるんだわ、
何をするかって、毎回消しゴムがボロボロ。
まー、細かい、黒い。
一年生の時は、教科書に穴あける、破る…
授業では、聞くこと、もメインになり自分で判断して書くタイミングを自分で悟り、みて、集中。
そんな高度なことができるわけない。
やり過ごすすべをなんとか、教科書、ノートはしまいなさい!の中で、破ってみたりしながら、
「それでも座っている」
それが、どんなにか大変なことなのか。先生にもお話したつもりでした。
でも、みんなの前で叱られ。それを他のお母さんから、子どもづてに、聞きました。本人、報告することさえ、忘れてしまう。
つらいなぁ、と涙がでました。
この子のことを、本当の意味で「わかってくれる」そんな人を小学校で見つけてあげたいなぁ、と思う毎日です。
せせらぎさん、ゆっくり頑張ってくださいね。
元気になりつつあり、よかったです。
せせらぎ
がしました