心身ともに絶不調の今
映画を見てきました。


『ステップ』

知っていますか?

山田孝之さん主演の
妻を亡くし
男手一つで娘を育てる10年間の話です。






以前にこの映画を知って
絶対に見ると決めていました。

それがコロナ渦で上映延期に…


そして辛い昨今の心身状態
そういえば再上映日最近だった気がすると
思い立ち調べたら、まさかの調べた当日上映開始。

時間を調べ、行けそうな時間帯のものに
その日に考えていた全ての予定を止めて観に行ってきました。


絶対泣くだろうとも思いつつ
そうじゃない。と思う場面もあるだろうと思いつつ…



序盤から泣きましたよね。
それこそ始まってすぐに。

嗚咽の号泣というわけではないけども
ずっと流れ落ちる涙。


全ての景色が自分と重ね合わされ
描かれていない部分のことまで手に取るようにわかって
ずっと泣いていました。


一番グッと来たのは

保育士の先生が急いで迎えに来た山田さん演じる父親に
「大変さ、わかります」
と言ったことに

精一杯何かを堪えながら

「…わかりますか?」

と言ったこと。



喉の奥に何かを飲み込みながら
ずっと食いしばって生きる
生きていかなきゃいけない辛さ。

人に見せることなく
自分の中で常に戦いながら
何事もなかったかの様に振る舞う


「…わかりますか?」


山田さんの「わかりますか?」に全てが凝縮されていました。
(わかるわけないだろう)という本音。

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正直映画自体、ん?そうなのかな?そうなるのかな?そうするのかな?
と思うところもありましたが

それは私とは別の人の人生の話だから。
全く同じ感じ方考え方にはならないでしょう。
父親、母親という立場の違いからも違うと思います。




何を辿って、どう進むのかが知りたくて
辛い今に少し背中を押してもらえるんじゃないか
そう期待もしていました。


私にはまだ未知の『これから』という時間。

どう流れていくのだろうと。



何があっても、どんなことが起こっても
向き合って、やっていくしかない。そう感じました。
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子供達には親は私しかいなくて
親である私は、一人で子供達に向き合っていかないといけない。

それはどうしたって大変なこと。
それでも大変だから育つものが絶対にある。

子供にとっても、私にとっても
過酷で辛くて切ない人生。

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でも
だからこそ胸に刻まれるものが沢山あるはず。


それは簡単には手に入れることのできない
かけがえのない何かだと思うから。


辛い今も
幸せだと感じる時も
大切に重ねて生きていこう

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●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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