ADHDのけーくん(6歳)に疲弊して
やっとこ
どういう心持ちで向き合えば良いのかが
少し見えてきたところ




そんな時に
小学校のちょっとしたイベントがあって

小学校にいるけーくんを見ることが出来ました。



他のママさんとも世間話的に
「ウチの子は〜」と話せて
どこの家庭も、困りごとと事情を抱えている。

そんな当たり前のことに
改めて気づきました。

当たり前だけど
子供ってたくさんいる。
たくさんの子がいて
けーくんはその中の一人にすぎない。




良いところが見えなくなっていたけれど
けーくんはとっても素敵な子。

話が聞けない。自分中心。
確かに手がかかります。

それでも
その中でも

乱暴なことはしないし、言わない。
悪意も持たないし
人をばかにすることもありません。


やりたいこと中心なのに
根っこはすこぶる優しい。
(いつだったかもそんな記事を書いた気がします。忘れてたんだな。)


ただ、やりたいことが先に立っちゃうから
迷惑をかけたり
結果、ちょっと乱暴になっちゃうこともある。(結局乱暴…)
優しさが隠れちゃう。

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多くの子供がいて
集団生活があって
それぞれに家族がいて


改めて、家族は味方でないとなと思いました。


これから先、彼の家庭外の時間の中で嫌なことも
辛いことも出てくるでしょう。

そこで親まで怒鳴り散らして、ため息ばかりついていたら
子供の行き場がない。


何が出来なくたっていい
うまくいかなくたっていい


楽しそうに生きていてくれればそれでいい


ちょっと気持ちがすっきりして
一足先にしーちゃんと学校からの帰り道に考えたのは
やっぱりまーくんのこと。


楽しそうに水鉄砲をしていたよ。(そういうイベントだった)
まーくんがいたら何て言うだろう。
一緒に話せないことがたまらなく寂しい。


唇を噛み締め、拳を握りしめて
涙をためて、しーちゃんを見ながら歩く。

もうどうしたって、そういう人生になったんだ。
やっていくしかない。


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そんな矢先に
けーくんがよく知りもしないのに
「ちびまるちゃん(ちびまる子ちゃん)が見たい」というものだから
録画して一緒に見ました。



いや、久しぶりに見ましたけど
ちびまる子ちゃんのクラスってとんでもない子ばかりですよね。笑

それをそういうものだと受け止めて
なんでもなく接していく子供達。

それでいいんだなと
なんだか心救われた思いでした。


個性豊かすぎる。
永沢君なんてほぼ玉ねぎだし…笑
ブーブー言ってる子いるし…笑





ちなみに手を焼く、話を全然聞かないけーくん。

ダンス教室では「けーくんは天才」と言われてます。
超上手に踊れるわけじゃないですよ?

ただ、練習ゼロな割に踊れるんです。

運動能力も高いとは言えないから
それなりにこなしているという感じでもないけども

目で見てそれを真似ることができる。
普通できないそうです。

指示全然聞いてないし、練習もしてない
けど
その割についていける。その場のレッスンだけで。

なかなか出来ることじゃない。
目で見る力がものすごい。

そう言ってもらえました。(他クラスの先生からも)


出来ないところがあれば
出来るところもある


みんな同じじゃなくていい。
みんな同じじゃない方がいい。


ビバ!ちびまる子ちゃん!


↓個性を受け入れて笑って接していきたいものです


●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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