やっとこ8月に入りました。
命削って描いた本が発売される月。

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苦しい思い出が残る夏。

悲しい夏が
新しい門出となる夏になる。



ツイッターで流していた
書籍のサンプル(こちら)に
立場の違う方から
「号泣した」とコメントをいただきました。


何十回と読み、もはや自分の本を客観視できなかったので
届いているものになったのかなと、少し安心しました。



そしてふと思う。



まーくんが突然死でなければ
私はきっと本にしてなかった。
というかブログすらしてなかった。


最も一番何よりも大切なものが『日常』であると
まーくんを失って気づきました。

昨日と同じような今日が
何事もなく平穏無事につまらなく過ごせることのありがたさ。

家族が健康で、笑って食事ができることが
何にも変えることの出来ない宝物かということ。


まーくんが突然死んだことで
覚悟も予期もしてなかった突然の喪失。
それもよりにもよってケンカ中に。


とんでもなく苦しい思いをしたからこそ
日常がプツッと無くなったからこそ
だからこそ
誰よりも『日常』の大切さを伝えることができる。

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きっと
全ては運命で繋がっていたのでしょう。



まーくんが突然死だったことも
ケンカ中だったことにも意味があった。




2012年、結婚して
2013年、家を建て
    けーくんを産んで
2015年、しーちゃんが生まれ
2017年、まーくんが死んだ


超駆け足。笑

これ以上ないくらいの詰め詰めで
結婚生活を過ごしました。
家族旅行にも毎年行きました。

なんならけーくん生後三週間から出かけるくらい
赤ちゃんを気にせず色々な所に行きました。



家を建てた土地は
なんの所縁もない、初めて降り立った場所。

中古物件を探していた矢先に
なぜだか土地を紹介されて
お隣さんが私の旧姓(父の苗字)と母の旧姓が結婚された名前だった。
新築だなんて考えもしてなかったけど、運命を感じてその日(か次の日)に契約しましたよね。


そんなご近所さんはとても良くしてくれて

うっかり車のドアが開いていたら(夜)しめてくれたり
ライトが点いていたら教えてくれたり

大雪の日は雪かきシャベルだけ貸してもらおうと思って電話をしたら
いつの間にか家の前(駐車場)が雪かきされていました。
それも、かわいい雪だるままで置いてあって

葬儀の時、喪服の靴がなくて貸してもらったのもご近所さん。


偶然にもけーくんと同い年の男の子がいる家もあって
一番良くしてくれるママ友です。
けーくんのADHDも知っていて、ちゃんと叱ってくれる。心強い味方。
私のことも注意してくれる貴重な存在。



私はきっと
ここで一人で子供を育てられるように選んだ場所だった。

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けーくんが生まれてから
お誕生日毎にその1年間の成長動画をまとめていました。

けーくんが3歳の時にまーくんは死んだので
動画のDVDは0歳児、1歳児、2歳児の3枚。

本当に飽きることなく、こすり倒してまーくんと何十回と見ました。
その都度かわいいね。かわいいね。と親バカぶりを発揮しながら。


きっと、まーくんは
もう見れない我が子の成長を
これでもかというくらいに目に焼き付けたのだと思います。

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人間ドックにいかせて、何も出なくて安堵しきっていたことも
ケンカしていたことも




自然と全部選んできた。

運命の日に向かって。



まーくんが死んでしまった日。




そしてそこからまた運命が動き

私が本を出す日になる。


残念ながら週末出版は出来ないということで
命日2日後の24日が出版日ですが

本自体に書かれる初版日は9月1日。(出版社の都合らしいです)


そしてなんとこの日は
結婚記念日。




もう運命でしかない。




全ては続いていく運命へ。
一体どこに繋がっているのでしょうかね。


↓輝かしい未来の運命へ…

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まーくんが死んでからのことを
綴り続けたものが本になります。

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************* ●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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