子供達が尋常じゃなく仲がいいです。
けんかももちろん沢山しますが
3時間以上平気で一緒に遊んでいます。
それも会話が途切れることのないごっこ遊び。 


会話がチグハグになりがちな
自分の気持ちが一番になりがちな
自分勝手なけーくん(6歳、ADHD)と

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一生懸命話を聞くことができて
物事の道理とか
原因と結果とか
人の気持ちとか
物凄く理解をするしーちゃん(4歳)


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完全に我が家の実質の長男はしーちゃんです。


何でそんなにわかってるの?と
親バカながらに感心します。

保育園のママ友から聞いた話だと
参観に行った時、周りの男子は全員ふざけて先生の話を聞いてないのに
しーちゃんだけはしっかり指示に従っていたと。
(女の子は指示に従える…すごいな女子…)

先生も「しーちゃんあれやって」と指示すると
「もうやったよ」と言われることが多々とのこと。


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私が迎えに行くと
嬉しくてテンション上がっちゃっても
しっかり今遊んでいたおもちゃを片付けて、元に戻してから
こちらにやってきます。


自分はこう思って
こうして欲しかった。
こうしたかった。

と自分の気持ちもしっかり伝えてくれます。
(拗ねている時以外)


どれだけのしっかりものなのだ!
けーくんに注意を促す時は
しーちゃんも一緒に
なんならしーちゃんの方を頼りにしています。


そんな真逆な二人はとっても仲良し。

気持ちの切り替えのうまくできないしーちゃんに
気持ちの切り替えの早すぎるけーくんが
空気読まず、何も考えず話しかけたり(これが良い)

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けーくんのわがままを
しーちゃんが「もう仕方ないな!」と許していたりします。

私がどちらかを怒っていると
怒られている方を必ずかばいに行きます。

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気持ちに過敏で拗ねがちなしーちゃんには
オッパッピーなけーくんが必要だった。

オッパッピーなけーくんには
しっかり者のしーちゃんが必要だった。
療育の必要なけーくんには
兄弟という学びの関係が必要だった。


私には二人の子供が必要だった。
けーくんとしーちゃんという男の子が。

そう思います。
めっちゃ大変だけど。
部屋の散らかり具合やばいけど。


仲良く遊んで
ケンカして
お互いをかばい合って

お父さんがいない人生を
寂しがらず渡っていけるように
私には、彼らには、お互いが必要だったんだ。

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留守番にしても
遊びにしても
二人だから寂しくない。
二人だから任せられるものがある。


二人だからきっと乗り越えられるものがある。



まーくんが死んだ当時
子供がいなければ
子供が一人なら
子供がもっと大きかったら

そう思ったこともあったけど
きっとこれは全て運命だった。


私には二人の男の子が必要で
彼らにも兄弟が必要だった。

そして幼い時に死に別れたからこそ
きっと育つ深い繋がりが出来るのでしょう。

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だって『お父さんと遊ぶ』はない
『親とそれぞれで遊ぶ』もない。
『二人で遊ぶ』が絶対的に多い。


いつまでも仲良くいてほしい
そう願わずにはいられません。


オッパッピーなけーくんは
認めよう。認めようと努めるからこそ

できる、物分かりのいいしーちゃんに
「あなたはできるでしょ!」とならないようにだけ
気をつけなくっちゃ…


↓家からいなくなるけーくんを止めるのはしーちゃんの役割だからね!!


  ●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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