新しいスーパーに行くとワクワクします。

どれもこれも美味しそうに見える。


自宅にいる時間が長い今
やっぱり楽しみなのは『食』で
食卓を囲むことが1日の中でイベントになる。



「何食べる?」
「今日は何する?」


そんなことが1番幸せだったと知る。


「あんなのもあるよ」
「こんなのも美味しそう」


「今日はスペシャルにしちゃおう」



何でもないことが
今1番欲しい。 


食品棚の向こうにまーくんを見つけて
飛んで駆け寄りたい。


「何見てたの?」
「そんなのあるんだ」


なんでもない会話が
今まではあったのに


まーくんにご飯を作るのが好きだった
まーくんとご飯を食べるのが好きだった

何も文句言わず沢山食べるまーくんが好きだった。


餃子でも
お好み焼きでも
手巻き寿司でも
カレーでも

全てのメニューが特別だった。

20200524_1_2

仕方のないことだと分かっていて
帰りの車内は唇をキュッと結んで帰りました。




『仕方のないこと』
『どうしようもないこと』


一体どれだけのものを諦めたのだろう。

その数の多さは数えたくもない。



三年が経とうとしている今でも
スーパー一つで泣いているだなんて

一体誰が知っているだろう。 



まだ結婚する前
何かのタイミングで惣菜を買い込み
惣菜パーティをすることがよくあった。

新商品よりも定番品を好み

『良い(高い)肉』を好み

ちょっぴりメタボも気にしてた

重いものは当たり前の様に持ってくれて

酒代は全額まーくん持ち(他は二人のお金で)





まだ泣けるだなんて
誰が分かってくれるだろう。

20200524_1_1
↓食べることが一番のコミュニケーション


  ●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

※コメント返信をしばらくお休みします。
『せせらぎの部屋』ではコメント返信します。
20191204_5

 クリック蘭


  ↓応援ポチッといただけると嬉しいです。
 にほんブログ村 家族ブログ 死別へ


  ↓LINEで読者登録。

blogreader_201903_2