けーくん(6歳)は療育に通っていました。

色々グレー。 


ADHDを疑いつつも、以前に行った小児精神診療の先生は
けーくんが幼すぎて(3歳)判断できず。

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何度も同じ事を繰り返し教え
たまに激ギレしながらけーくんを育ててきました。


そんな中、心の支えというか
気持ちを楽にさせてくれるのは姉の存在。

ADHDの子を持つ姉は
これまでに何度も何度も何度も修羅場を迎え
たくましく、やはり激ギレしながら育てています。笑


医者にも足繁く通い
本も読み
勉強会にも参加し
学校の先生とも何度も話す

そんな地道に手に入れた知識が
まるっと入っている姉が
私にはいる。
生きる知恵袋です。笑


そして姉の存在で「なんとかなるもんだ」とも思える。

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色々集めた情報の中で
世の中にはこんなに我が子に手を焼いている相談集みたいなプリントアウトがあって
よくよく読んでみると
いろんな状況で我が子に手を焼いて
解決策は…まぁない。笑



側から見ればあるんです。


もっとかまってあげた方がいいよ。
話を聞いてあげた方がいい。
優しく語りかけて
決して声を荒げずに伝える。
寂しいんだよ。


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療育に必要な対応の仕方も
マニュアルには書いてあります。

良いところを見つける
否定しない
自信をつけさせる
…なんやかんや。



それを見ていて思ったんです。




分かってるわ。



何が必要で
何が大切で
何をしちゃいけないかってことくらい。


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でもね。


無理なの。


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時間をかけてあげたくても時間はなくて
優しく接しようにも、自分の心すらままならない。
何かのスイッチが入った様に突然泣き喚く自分が
子供が必要としている事全てに応えられない。


子供に必要な環境が与えられない。
与えられる状況じゃない。

だから
子供に必要なものを与えられる環境を得るには
自分がそれを与えられる環境にないといけない。



優しく穏やかに
何度も同じことを繰り返し教えてあげられる様な

時間の余裕と心の余裕。




でも療育で目を向けられるのは常に『子供』
こうしてあげて、こうしなさい。言われるのは常に『親』


自分の環境が整わないのに
子供に最適な環境が整えられるものか


だから救うべきはまず親の方なんだと思います。
親を救う事。


子供の対応に親を責めるのではなくて
そんな親の話を責めずに受け止める。

手を差し伸べるべきは子供ではなくて親なんじゃないかな。


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そんな話を
同じ母子家庭である姉と話してます。


分かり合える人が家族にいるって最強。

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↓分かっちゃいる。分かっちゃいるけど鬼婆になってしまう…

 
●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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