けーくんは療育に通っていました。

我慢が効かない
人の話を聞かない
落ち着きがない
理解力、想像力が乏しい


簡単に言うと幼いのです。

数値で表すと一歳下くらいの精神能力。


 
でもしっかり者の2歳下の次男しーちゃん(4歳)に比べても
幼い感じがするので幼い部分は3歳くらいでしょうか。

とはいえ6歳なりの能力は育っています。
知的能力、思考力。(主に理系的力)

昔からある種の知能は高くて
知恵を絞っていけないことをする。
(工夫して開けてはいけないドアを開けるとか)

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そして国語的、道徳的能力が低いから
言われていてもやってはいけないことをする。
(そのドアから出て行くとか)


出来る能力に比べ、抑える能力が乏しいから
必然的に注意することが増えます。


しーちゃんの方が可愛いからとか
けーくんが嫌いだからとかではなく

ただ単純に注意することをしているのがけーくんというだけ。




たとえば

『人の頭に物を投げない』



 硬いものではなくとも、それはいけない事だと教えています。
何度も何度も何度も何度も。

そして何度も何度も何度も何度もする。
だから何度も何度も何度も怒られる。


楽しくなっちゃうと周りが見えなくなる。
それがけーくんの気質であり療育をしているところでもあります。


意地悪でやっているわけじゃない。
そういう子なんです。
 

でも何度もやると
一緒に遊んでいた甥っ子たち(中高生)も「もう遊ばない」になる。 

「やめようね」と諭しても
次の瞬間には同じことをやっています。


やってはいけない事だし
それにおいて起こる結果も当たり前のもの

でも、けーくんには何で遊んでくれないのかわからない。
「けーくんのことが嫌いなんだって」と解釈しています。

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本人に悪気がなく
自分に何が足りないかも分からない

ただ事実としてあるのは
遊んで貰えなくなることと
いつも頻繁に怒られるということ

けーくんからしたら
とても悲しいだろうなと

いつも自分だけが怒られる。
嫌われる。


こればっかりは
何度も何度も伝え
いつか自然と理解する時を待つしかない


出来れば小学校での友人間で
悲しい思いをしないことを願うばかりです。



でもきっと
何度も怒られているけーくんは
『問題』にいつも対峙して
悲しい気持ちとも状況を変える言葉に向き合って行く。


方やしっかり者のしーちゃんは
怒られる場面がなく
きっと打たれ弱い。


春風満帆に行くより
問題にぶち当たった方がきっと伸びて行く部分がある。



だから大丈夫だよ。
大丈夫。

辛い想いをした分、それはキミの力になるから。


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辛い想いしてるのか分からないけど…

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↓けーくんにはずっと手を焼いておる…



  ●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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