怒号を撒き散らし
関係を悪化させてるけーくん(6歳)の歯医者通い。



現在虫歯は3本。

歯医者に通うこと何回か…(もう数えるのも嫌になる)

一向に進まぬ治療。
(いつも「やるやる」騒ぐだけ騒いで帰る)


私の方が疲れ果てて
突き放しました。

『タスクの分離』や!


その人の問題はその人のもので
困っても対処するのはそん人自身。

こちらが身と心を削るべきではない。

困るのはおんどれじゃ〜!


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ということで放置することに決めたものの
放置し過ぎて、歯が真っ黒になるとこまで行っても何とも困ってなかったら…


という今の悩みを療育センターの人に相談したら

やっぱり療育を受けている子は
歯の治療は遅れる傾向にあると。

センターの人が同僚に相談してくれて
割と評判の良い歯医者を紹介してくださいました。



行ってみたらそこは
障害児、療育児を専門に診ている様な場所で
障害児の色々が入っている建物に構えている歯医者さんでした。

一般の歯医者さんからしたら完全に寂れてる感じ。
人気のない廃業寸前の雰囲気です。(失礼。笑)
 

なのに予想外にスタッフは多く
六人ほどいたかしら。

おじいちゃんの様な先生に
若い女の子の歯科助手さんもいます。
スタッフの層の幅広さにちょっと安心。


流石は療育児に慣れたお医者さんで
話を聞かないことも、注意散漫なことも屁とも思わず
治療椅子に座って、本来なら絶対に触らせてもらえないであろう治療器具で
遊ばせてくれます。
(吸うやつとか、水出るやつとか) 

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けーくんの様子を見て
私と話をして

「この子は時間がかかるかもね」とのお医者様の判断。



普通の子は歯医者が怖い。
『怖い』は場に慣れたり、経験を積むことで克服することができる。

けど、けーくんはプラスして意識がいろんなところに飛び
『怖い』だけの問題じゃない。


似た子が、ただ通うだけで 椅子に座るだけで
半年間通い続けていると。

まじか半年かかっても治療にならずなのか… 


そしてふと先生の口をついた
「自閉傾向もあるのかな」




…自閉症



けーくんを産んでからずっと頭の片隅にある言葉。


目も合うし、コミュニケーションも取れるけど
表情の少ない、後追いもしない、抱っこも好きではない淡白な赤ちゃんでした。
怪しむけど決定的な何かがあるわけじゃない。


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そして、そんなけーくんの事を先生と話して
あぁ、やっぱりけーくん療育っ子なんだなと
改めて思いました。

障害とまではいかなくとも

療育を必要とするほど
何か圧倒的に問題があるんだ。


そう思うと少し優しくなることができました。 


けーくんが悪いわけじゃない。
そういう子なんだ。
脳の中がそうなってるから
仕方がないんだ。



そして、改めて『療育』を受けるか考え始めました。

小学校にあがるにあたって、幼児期に通っていた療育センターは卒業した。
けど、やっぱりけーくんには何かが必要かもしれない。


↓突然療育に通うことになったけーくん。



  ●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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『せせらぎの部屋』ではコメント返信します。
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