春、別れの季節。


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けーくんは卒園して
多くの友達と先生と別れます。
園に残ってるしーちゃんでも
沢山の先生が異動や辞めていく。
療育センターの友達とも先生ともお別れ
ショートステイを面倒見てくれて
親身になってくれ大変お世話になった保健師さんも異動。
沢山の別れがある季節。
人はいつか死ぬ覚悟を持って
それが子供達でも不思議ではないと思って生きてます。
別れはいつか絶対に訪れる。
どんなに大切であろうと
どれだけ一緒にいたいと思っても
必ず別れる日が来る。
子供でも、親でも、友でも
かけがえのない誰かでも
人生で一番愛した人でも
それを避けることはできなくて
別れてしまっても
自分は自分の人生を歩いていかないといけない。

人が生きることは『息づく』ことだと話したことがあります。
誰と別れても
その人と交えた時間は
自分の中に残り
小さな色をつけてくれる。
その色を自分に混ぜて
また誰かにその色を渡す。
どんな出会いでも
出会えたことには意味があり
別れてしまってもそれは消えない。
そうは思っても
これから先
どれだけの別れが待っているのでしょう。
心を引き裂く別れがまた待ってるかもしれない。
誰と一緒にいても
結局は一人です。
自分で対峙していくしかない。
それでも
それを繰り返し
いつか死ぬその時まで
色を混ぜ続ける。
必ずくる別れを分かっているのに…
それが切なくてならない。
分かっている結末を考えずにはいられない。
それでも生きていく。
別れの世界で何度も別れを繰り返し
また
誰かと出会いながら。

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コメント
コメント一覧 (1)
水曜日に、勤務先の学童保育で「卒会式」をやりました。小学校卒業の6年生を見送る式。
6年生の他にも、お引っ越しや家庭の都合などで退会する子どもたちも居る。
そしてすぐに新しい1年生が入会してきます。
こんな小さな職場でさえ出会いと別れが繰り返されます。泣いたり笑ったりを繰り返します。
可愛いくない子なんてひとりも居ない。
みんなみんな幸せであれーと見送ります。
最愛の夫が死んで、別れることの意味、出会ったことの意味を考え続けてる。
せせらぎさんがおっしゃる通り、すべての出会いに必ず意味があると、心から気付けるようになった。
この場所で、せせらぎさんと、ここに集まる死別経験者の皆さんに出会えた意味の大きさに、心が震えて感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。ありがとうございます。
本当に本当にありがとう。
私も誰かにとってそういう人になりたい。
せせらぎ
が
しました