けーくんが来年小学生で
通う予定の小学校へ就学健診に行って来ました。


私の方がワクワクして
足を踏み入れた第一印象。


…空気悪…



数年後に取り壊しが決まっている
古い校舎だからでしょうか。
どことなく空気が淀んでいる。

見かけた若い先生らしき人の
覇気の無いこと…。


いたるところに貼ってある
『ルール』(話し方とか廊下を走らないとかいたって普通なことです。)


そうか。ここは『学ぶ所』なんだ
と気持ちかピリッとしました。

こんなだったかなぁ。
自分が小学生だった頃。


楽しくて
ワクワクして
キラキラしていた気がする。


大人になって
素敵な建物とか
空間とかを知りすぎたか…。

保育園のお花畑な感じが染み付いてしまったからか。

健診のために通う子供達がいなかったからか。


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でもなんか自分の頃は
「元気な挨拶!輝く明日!」みたいな
無駄に希望と理想が溢れていた気がする。

なんだかすごく現実的。(名前はさん付けて呼びましょう。とか)




私の天邪鬼心がニョキニョキと顔を出します。

狭い学校という空間の中
先生が全てで
決められたルールがあって

でもその中(学校間、友人間)には
間違っていることとかも多分あって(先生も人だし)
そういうのに疑問を持って
自分の指針を持っていて欲しいなと思いました。

嫌なことがあって
学校に行きたくなかったら自宅学習オーライ!

小さな空間に縛られる必要なし!

そんな気持ちになりました。


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そんな中、
初対面でちょっと仲良くなった子がいて
二人でふざけ合ってる遊びを見て

こうやって友達を作っていくんだろうなと微笑ましく思うも

軽くけーくんの頭を見てない隙にサッと叩くこともあり(遊びで)
痛がってないけーくんに対して
「やめてあげて」と私が口を出すのも過保護過ぎる気がして
悶々と見ていると

その遊びが
私の見てない時に
私をパンチすることにシフトしてて(おふざけで)
けーくんも便乗して私を叩き出して

地味に痛い。

痛みに弱すぎるので本当にやめてほしい。


遊びの範疇のパンチだし
多分他の人は普通に気にしないレベル。

こんな些細なこと男の子同士の遊びならよくあることだろうし…


うーん、うーん。
と悩みつつ
出来るだけパンチされないように見てない時を作らない。でしのいでいました。



って、おい!父親!

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小学生になったら
私の目から離れる。
色んなことに一人で対峙してくようになるけーくん。 


私が口を出して守ることも
けーくんが誰かに手を出して注意することもなくなる。

先生も対何十人の生徒じゃ、目も行き届かないのは当たり前。
 



保育園が手厚すぎて
なんだか不安が残りました。

まーくんが死んで
「何でも言って」と言ってくださり
子供のケアや、私のことまで気にしてくださった園。

小学校の健診の面接で
「お父さんがいない」と書いたけど何も聞かれずスルー。
そういうものなのだろうか。 


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不安はあるけども
安心なのは
信頼するママ友の子供がすでにここに通っていること。

周りのママ友の子がみんなここに通うこと。 


しかも4年生以外、全部1クラス。
(私の子供の頃は4クラス5クラスだったのに…。)
気心知れた人たちで構成されるので
療育に通っているけーくんも少し安心です。 

 

子供に育ってほしいこと
を書きましたが


健診を受けに来て
小学校を感じて


「思いやりと自分の指針」に決めました。
(『考える力』はベースで。)


自分を持つ。
伝えたいことはしっかり伝えて。
 自分はどうしたいか。どうしてこれをしなくてはいけないのか。

 しっかり自分で考える力を身につけてほしいと思いました。



4月から
一つ大人のステップを進むけーくん。



一人になっても生きていける思考力。
出来るだけ早く身につけてほしいです。

もう私しかいないから。
いつ死ぬかはわからないから。
その時に少しでも生きやすくなっていられるように。


検診後、ママ友に話しかけられた隙に
どっかに走って学校から出て行くけーくん。

大丈夫!?と心配するママ友に
多分大丈夫でしょうと楽観的な私。


保育園の帰りも割とパーっと走って行ってしまうこともあるし
意外と道を覚えていて
私が必死で探しているのも気にせず
家に帰っていたりします。

だから大丈夫だろうとは思っていたけども
この後スーパーに行こうと話していて
こちらの道から(学校から)スーパーへは行ったことがない。

果たして家か、スーパーか(逆方向)
悩んだ結果
ひとまず家より近いスーパーを見て
いなかったら家へ行こうと小走りました。

いたよね。
スーパーに。


よく道が分かったな。
そして、よくお母さんの話を聞いていたな。

数ヶ月後、一人で登校するようになるけーくん。
もう一人で自由に歩けるようになってないといけない時期かもしれない。

そしてもう一人で自由に歩いている。
見守って来れたのかな。
必要以上に手を貸さないでいられたのかな。


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楽しい学校生活が始まるといいね。

↓私が思っている以上に子供は成長していってるのかもしれない。


  ●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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