保育園で講演会があって


『これからを生きる子どものために
今、大切にしたいこと』


そんな話を聞きました。



今の時代
これからの未来

どんな力が必要になるのか。


一昔前
日本は高度成長期
頑張れば頑張るほど良い未来が待ってると信じて疑わなかった時代。


それが今
輝かしい希望溢れる未来より
問題の方が多い


環境問題
人口問題
高齢化問題


発展させなくてはいけないものより
解決しないといけないもののほうが多くなっていく。


色々な話を聞いた中で
改めて子供達に身につけてほしいものを考えました。

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子供、特に幼児は
分からないこと、出来ないことが多い。

つい大人は先回りして
教えたがってしまうそうです。


本当その通り。

痛い思いをしないように
辛い思いをしないように
物事がスムーズにいくように。


ついアドバイスと言う名の
お節介をしてしまう。


講演会の事例として
3歳児(2歳児?)がダンゴムシを小一時間探したそうです。

年上の子たちのマネをして。


探す場所も子供達まかせ。
その時先生は「どこにいるんだろうねー。」くらいの声かけ。

日陰にいる。水場にはいない。
などの助言は一切なし。


つい言っちゃう…
「これをどかすといるんじゃないー?」
などと。



教えられたものと
自分での気づきって全く違う。 

教えられたものと
こうしたらどうだろうと知ったことは全く違う。


講演会の教授も言ってたけど
これからの時代
『考える力』が何より大切だと。


私もそう思います。


与えられたもの
教えられたものではなく


だったらどうしよう。を考える
問題解決の力。

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いろんな方法があって
いろんな考え方があって
いろんな手段がある


人生の中で
親が教えられることなんてほんの少し。
私の全てを彼らに写すことはできない。


いつでも
どんな時でも

『自分で考えられる力』


それだけ与えてあげたい。
自分で幸せな道を探せるように。
その為に助言をちょっとだけして。


人生は思い通りにいかないことの方が多い。
まさに自分の人生に痛感中。


折れない心を作るより
折れた時にどうするか考えて欲しい。



私は考える方です。

子供の頃からの
「なんで?」の天邪鬼気質が功を奏しました。

考えた結果が素晴らしいかどうかは置いておいて(置いとくんか!)
考えようとする力があると思う。



やりたくないならやらないでいい方法。
欲しいなら手に入れる方法。

辛いなら辛くならないように
幸せが欲しいなら、何が幸せなのかを

自分の拙い知識と経験から
何とか答えを出そうと頭を働かせます。



そうやって生きてきたし
そうやって生きてきたから
今も生きていける。

大事なのは
問題に打ち当たらないことではなく
当たった時にどうできるか。



勉強ができなくたって生きていける。
受験に失敗したって大丈夫。

たった一人の親(私)が死んだって
自分の体が不自由になっても

そこから「だったらどうするか」
沢山考えて生きていってほしい。


辛いことがいっぱいあるこの世界
もし独りぼっちになっても
たくましく生きていけるように。

幸せに生きていけるように。

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ま、どうしたらそれが身につくのか。
それをどう与えたらいいかが
悩ましいところ〜。


↓やっぱり『かすみさん』になりきるしかない。


●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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