いつからだか
自然に朝出発する時にする掛け声があります。




「お父さん行って来まーす!」




何でもない言葉。




そう、
他の家と一つ違うのは


お父さんはいないのです。

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いない父親に声をかけて出発する。

この言葉の裏側に、どれだけの切ない想いが隠されてるかは
通りすがりの人には分からないでしょう。


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死んでしまったまーくんは
どこにいるかは分からないけど

どこかにいるまーくんに
「行ってきます」と
大きな声で出発します。



出発する時に私が
「お父さん…」との掛け声で


「行ってきマーース!」





ふと(…いいな。)と思って




「お母さん…」と言ってみました。




したら





「頑張れー!」



!!!泣ける。
うん。頑張る。頑張るよ。

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ついでに
「けーくん…」



「荷物持ってあげるー!」



おぉ!




「しーちゃん…」



「かわいいねー!」



いいやん。


基本的にけーくんと
このやり取りをしています。


私が問いかける言葉に
けーくんが自分で答えを出す。


たまに、「うまい!」とこちらが感嘆するくらいのものが出てきます。


まーくんの好きな
笑いある知的な言葉遊びだよ。



「おばあちゃん…」の答えは

「また会いに行くからねー!」

なんだかじんわり。




そうやって1日が始まります。




お父さん




「行ってきまーーす!!」




見守ってやっていてね。

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↓出かけている場合じゃないよ。


●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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